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主人公に感情移入出来なかった「ベロニカとの記憶」

2018-02-08 10:54:58 | 日記
「ベロニカとの記憶」観てきました。
60歳をちょっと越えたトニーという男が主人公。ロンドンでライカのカメラ店を経営しています。彼 バツイチで別れた妻は弁護士。一人娘は30代半ば。シングルマザーになるとかで、間もなく出産。そんな彼に 奇妙な遺品が届きます。送り主は、彼が大学時代付き合っていたベロニカという女性の母親から。送られてきたのは、僅かばかりの遺産。そして、当時の彼の親友・エイドリアンの手紙も譲るという遺言。事情が飲み込めないトニー。しかも、遺品の管理者・ベロニカは手紙を渡さないという。とりあえず、元妻に相談。当時の事情を話すことによって、長い間封印されてきた彼の記憶が呼び覚まされていきます。
ベロニカと付き合うことになったトニー。が、彼女 ちょっとした小悪魔で振り回されっぱなし。そんな彼を見て ベロニカの母親は「言いなりになってはダメ」と忠告します。別れたり ヨリを戻したり・・・結局別れた2人。しばらくして、エイドリアンからトニーに手紙が。「ベロニカと付き合うことになった」という文面。男らしく「オレのことは気にするな!」と返信しようとしますが、腹の虫が収まらない。彼らを呪うような返事を書きます。それから、しばらく トニーは共通の友人から、「エイドリアンは自殺した」と知らされます。学生時代 同級生が彼女を妊娠させて自殺したことがあり、その時のエイドリアンの見解を思い出したトニー。それから、40年近く経っています。トニー ベロニカに会うために行動開始。そして、40年間の真実を知ることになります。
私 トニーと同世代ですが、どうにも彼の心情が理解できない。トニー ストーカーまがいのことをして、ベロニカを追いかけます。これまた、私だったら、あり得ない。「感動のミステリー」との宣伝文句ですが、どうにも「感動」できない。映画的に ラストに1つ「こう来たか!」と思わせるシーンはありましたが、正直 感情移入はできない映画でした。


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