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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

田崎健太 「全身芸人」

2019-04-13 10:35:45 | 日記
読書のお話です。
田崎健太の「全身芸人」
月刊誌に連載していたものを まとめて 一冊の本にしたもの。

月亭可朝
松鶴家千とせ
毒蝮三太夫
世志凡太 浅香光代の ご夫婦
こまどり姉妹

以上 5組の芸人たちが登場します。

落語好きの私としては、
やはり可朝さん。
林家染丸に入門し、誤解から破門されて、米朝門下へ。
師匠に、あまりハマらずに、吉本へ。
そして、あの「嘆きのボイン」が生まれる。
その後一連のゴタゴタについても 述べられていて 面白かった。
さらに、亡き家元 立川談志との交遊。
2人で 何度も開いたという「談志 可朝2人会」の話には、可朝さんの芸人としての矜持が見られました。

談志さんと言えば 親しかったのが 毒蝮三太夫さん。
こちらの項でも 家元との交流が語られ、落語ファンとしては、たまらない楽しさ。

他にも 千とせさんの
「ツービートは弟子だった」という秘話。
世志凡太さんの
「フィンガー5を売り出した」話
こまどり姉妹が、力道山の後援者でもあった「新田新作氏に出会った」話
など、興味深い話のオンパレード。
楽しませていただきました。


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