プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

鈴木聡の筆が冴える「フォーカード」

2016-04-25 08:16:11 | 日記
劇団青年座の公演です。私、鈴木聡さんのファンなので、観てきました。
物語は、かつてある劇団の養成所の仲間たち4人が20数年振りに再会した事からスタートします。実は、この再会 4人のうちの1人が仕掛けたもの。この人、当時マドンナ的存在だったようで、彼女の誘いで、2人の男と1人の女が集まります。この4人 養成所時代「フォーカード」と称された最強メンバーらしいのですが、ある理由で、座員に昇格する事は、出来ませんでした。当時の仲間からは、今、テレビで人気絶頂の俳優も出ています。それに引き換え、彼ら4人は、実生活もうまくいっておらず、夢を叶い損ねた鬱憤もたまり、毎日過ごしています。そんな彼らを集めたマドンナが提案します。「金持ちを騙して一儲けしよう」紆余曲折は、あったものの、結局皆んな賛成。ゲームの始まりです。という話。
鈴木聡らしく、笑わせたり泣かせたり、2時間ちょっとにうまくまとめています。こういう話、ラストの持っていき方が難しいと思うのですが、ま、納得の出来でした。

荒川良々に大笑い!「あぶない刑事にヨロシク」

2016-04-24 12:34:38 | 日記
本多劇場「あぶない刑事にヨロシク」です。皆川猿時 荒川良々 池津祥子 村杉蝉之介 近藤公園ら、「大人計画」お馴染みのメンバーが勢ぞろい。約2時間ノンストップで笑わせてくれました。皆川 荒川が館 恭平コンビ 皆川は「関係ないね」を連発。池津は、何かというと、浅野温子ばりに髪をかきあげ、笑いをとります。といっても、私「あぶない刑事」全く知らないので、分かるギャグは、これくらい。詳しい人がみれば、もっと笑えるパロディーが一杯あるでしょう。
ただ、私のようになにも知らなくても、舞台自体は楽しめます。いつも通り、シモネタに徹する池津 私、大好きです。荒川のムチャに巻き込まれる皆川も笑える。宮藤官九郎らも映像出演し、笑わせてくれます。今「大人計画」絶好調です。

どうにか「花總エリザベート」1枚ゲット!チケット争奪戦!

2016-04-23 13:30:02 | 日記
今日は、帝劇7月公演「エリザベート」の売り出し日。ピア 東宝などの優先予約に全て外れてしまった私としては、まさに背水の陣でした。
発売20分ほど前から、セブンイレブンの機械の前で、その時を待ちます。10時丁度、申し込み開始。「売り切れ」の画面が出ないようにと、祈るような気持ちでした。で、ようやく1枚ゲット。これで、今年も、花總エリザベートの「私だけに」を聞くことができます^_^
勢いに乗って、蘭乃の回ゲットにも挑んでみたのですが、敢え無く満席。ま、贅沢は禁物です。とりあえず、夏の楽しみが1つ出来ました。

後半は面白かった中川晃教・安寿ミラ「グランドホテル」

2016-04-22 14:51:56 | 日記
赤坂ACTシアターで上演中の「グランドホテル」です。私が観たのは 中川晃教 安寿ミラらが出演する「GREEN版」今回は、トム・サザーランド演出で、こちらは、悲劇版ということらしいですが、私は「RED版」未見なので、その違いは、わかりません。
今回の公演は、休憩なしで2時間ちょっと。以前観たものよりも、だいぶコンパクトにまとめられた感じがします。そのせいか、前半部分は、どうも細切れの感じで、私としては、うまく感情移入できませんでした。が、後半は、さすがの出来。ぐいぐい物語に引き込まれていきました。やはり、このミュージカル音楽も素晴らしく、「グランドホテル形式」という言葉もできたくらいですから、群像劇としても、申し分ない出来です。病に侵された会計士・オットー ハンサムな落ちぶれた貴族・ガイゲルン男爵 繊維工場の社長・ヘルマン そこで働くフレムシェン かつて一世を風靡したバレリーナ・グルシンスカヤ 彼らを見守る医師・オッテンシュラッグ  彼らの人生模様が「グランドホテル」で交差します。このあたりは、やはり面白い。ただ、それだけにラスト ナチスドイツに飲み込まれていくというのを、あまり強調するのは、いかがなものかと思います。ラスト、ホテルの従業員に子供が生まれます。その「再生」というテーマで終わった方が、後味がいいと思うのですが。

森繁 のり平コンビが魅せる「水戸黄門漫遊記」

2016-04-21 16:13:18 | 日記
昨日に続き、シネマヴェーラで古い邦画です。今回は、昭和44年作品の「水戸黄門漫遊記」森繁久弥が主演。助さんに宝田明 格さんに高島忠夫 さらに謎の女(実は隠密)に池内淳子 賭場の女主人に草笛光子(「女に・・・」でも、草笛さん 取り込み詐欺する女役で登場してましたが、悪女役が多かったんですね)命を狙われる若君として中村勘九郎が出演しています。
私、子供のころ好きだった漫才師 獅子てんや 瀬戸わんや コント55号が観たくていきました。てんや わんやは関所の役人として1シーンだけの登場でしたが、コント55号は、ニセ黄門様を演じる三木のり平の子分役として、結構長く登場していたので、私としては満足でした。そして、やはり、「社長シリーズ」などでコンビを組んでいる森繁 のり平の絡みは面白い。さすがの出来でした。