プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

植木等が場をさらう「女に強くなる工夫の数々」

2016-04-20 14:20:58 | 日記
渋谷 シネマヴェーラで開催中の「千葉泰樹特集」へ行ってきました。千葉監督 東宝「社長シリーズ」の第一作などを撮った監督です。私も、先日、やはりヴェーラで、監督メガホンの菊田一夫の名作「がめつい奴」を観たばかりです。
さて、今回観た「女に強くなる・・・」は、昭和38年の作品。ある電機メーカーの宣伝部が舞台。この会社の社長から、テレビ番組の企画が提案されます。それは「男性飼育コンテスト」なる番組。朝、出勤前 奥さんが旦那さんのためにやる仕事
 「朝ごはん」「アイロン」・・・これを、旦那が代わってやり、その出来栄えを競うコンテスト。で、4組の出演夫婦が登場します。加東大介&淡島千景 フランキー堺&白川由美 有島一郎&淡路恵子 高島忠夫&団令子 いずれ劣らぬスターたちです。夫たちは、番組出演後、各々の不満を料理屋で口にします。そこへ、あの独特の笑い声とともに登場するのが、プレイボーイ役の植木等。10分に満たない出番ですが、各夫婦の欠点を暴き、解決法を伝授し、颯爽と去っていく場面は、「無責任男」の面目躍如。私、大笑いしました。
映画は、夫たちが一躍奮起するのですが、最後は、やはり落ち着くところに落ち着く。これは、50年以上経った今も変わっていない、永遠の真理。良くできた喜劇でした。

9.11を舞台にした名取裕子の2人芝居「マーシー・シート」

2016-04-19 12:38:20 | 日記
ニール・ラビュート作「マーシー・シート」名取裕子と声優・三木眞一郎の2人芝居。三軒茶屋のシアタートラムでの公演です。
カーテンコールで、名取裕子が感極まった様子で「熊本で大地震があった時に・・・」と言ってましたが、テロと天災の違いがあるとはいえ、観ている方としても、なんとも辛い時期の上演となってしまいました。
舞台は2001年9月12日未明。アビー(名取)とベン(三木)は、あのテロの時、会社を抜け出して、彼女の部屋で密会していたので、難を逃れていました。2人は、会社の上司と部下。アビーが上司で、年も1回り上。おまけに、ベンには妻子があるという、まさに最悪の関係。ベンの携帯は、安否を気遣う家族からの電話が鳴りやみません。しかし、電話に出ないベン。彼は言います。「家族は、きっとオレが死んだと思っている。だから、2人でどこか遠くに行って人生をやり直そう」と。アビーは、会社で手に入れた地位もあり、その提案に乗ることはできません。2人の間には、不毛の議論が繰り返されます。アビーは、終始上司として 年長者として、ベンに振るまいますが、自分に踏ん切りをつけさせてほしいと、初めて弱い女性の一面を見せます。その要求を聞いたベンは・・・というストーリー。一昔前なら、完璧に男女が逆の構成でしょう。時代は、変わったことを痛感させる物語でした。

「鶴瓶噺」 今年のテーマは、あの名物マネージャー!

2016-04-18 09:13:10 | 日記
昨日は、恒例の「鶴瓶噺」で世田谷パブリックシアターへ。
今年は、鶴瓶師を表すキーワードとして「シンクロ二シティ」これは、「意味のある偶然」という意。もう一つは、「セレンディピティ」これは、「素敵な偶然に出会う」という意味。この2語が挙げられ、「家族に乾杯」などで、鶴瓶師が出会った素敵なエピソードが語られます。
後半は、師のファンならお馴染みのちょっとずつ間違える名物マネージャー宇木氏の話。「カボス」を「脚立」「カールスモーキー石井」を「カールスモーキー石田」などなど、宇木氏の爆笑エピソード連発。ラストは、「WE ARE THE CHAMPION」ならぬ「う~き~は チャンピオン」のMVで幕。また、来年が待ち遠しくなる公演でした。

「皐月賞」本命マカヒキ2着 馬連 3連複で買っていれば

2016-04-17 18:23:47 | 日記
今週は「皐月賞」またも3強のレース。私、マカヒキに賭けました。結果は2着。ディーマジェスティに完敗です。馬連 3連複で買っていれば、というところですが、これは結果論。3強軸にするなら、馬単 3連単ですよね。
にしても、ディマジェスティ 直線凄い脚でしたし、蛯名騎手もベテランの味発揮してくれました。外れたのは残念ですが、蛯名騎手の勝利は良かった。来週はG1一休み。気を取り直して、今度は、馬券当てて喜ばないと

昨夜も、赤坂で「柳家小三治独演会」

2016-04-16 12:20:49 | 日記
昨夜は、赤坂で「柳家小三治独演会」楽しみました。火曜日の横浜に続き、今週2度目。名人芸に2度も浸れるとは、ファンとしては、たまりません。
演目は「千早振る」「青菜」の2席。「青菜」は、火曜日にも聞きましたが、やはり、おかしい。客席に友達がいたので、「横浜で『青菜』聞いたけど、今日も演ると思うよ」と予言(?)しておいたのですが、大当たりでした。やはり、この季節、「青菜」は欠かせません。また、つい3日前に聞いたばかりなのに、同じところで笑ってしまうのが、芸のすごいところ。「青菜」の「隠し言葉」を言いたいがために、散々普段おごったことのない友達に酒 イワシを振舞いながら、肝心の「青菜」の件で、「嫌いだよ」と一蹴され、ショックを受ける植木屋の姿は、何度みても笑えます。
「千早振る」も、師の十八番なだけに、楽しさ一杯。今回も、充実の2時間でした。