プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

大荒れ!「大相撲初場所」残り2日間を大胆予想!

2019-01-26 11:05:11 | 日記
10日目が終わった時点では、白鵬が星2つリード。
このまま無風で千秋楽迎えるだろうと 誰しもが思っていたであろう初場所。
残り2日で、想像出来ない展開になってきました。

冷静に判断すれば、今日玉鷲が碧山に勝って 白鵬 貴景勝が負ければ、明日の千秋楽を待たずに玉鷲の優勝が決まりますが、ちょっと考えにくい。
千秋楽までもつれ込むでしょうし、ファンとしては、そうなって欲しい。
この場合、気になるのが対戦相手。
白鵬は高安 貴景勝は豪栄道。これは決定。
問題は、玉鷲。番付通りなら、今日貴景勝と対戦する隠岐の海でしょう。
ただ、後半戦 負けが込んでいる隠岐の海より、幕内下位で調子を上げ、二桁勝ち目指す遠藤や阿炎の方が、盛り上がると思いますが、いかがでしょうか。
審判部の決定が楽しみです。

稀勢の里が引退 鶴竜 栃ノ心が休場。さらに、残りの大関2人も現時点で勝ち越し決まっていない。
唯一 上位陣で安定していた白鵬までもが、まさかの3連敗。
新旧交代の時期が 迫ってきたということでしょうか。
今場所 貴景勝が逆転優勝なんていう事態になれば、一気に大関昇進でしょう。

さて、最後に私の願望をこめた予想を書いておきます。
千秋楽 貴景勝と玉鷲が12勝3敗で優勝決定戦。
で、賜杯を手にするのは玉鷲。
皆さんの予想は、いかが?

88歳の老人のロードムービー「家へ帰ろう」

2019-01-25 10:18:08 | 日記
映画の話が続きます。
シネスイッチ銀座で上映中の「家へ帰ろう」です。

主人公は、ブエノスアイレスに住む88歳のユダヤ人の仕立屋•アブラハム。
映画は、彼が孫たちと写真を撮るところから始まります。
彼は、娘たちの手で、老人ホームに入ることになっていて、その前の記念写真。
が、娘たちが帰り、一人になったアブラハム。
一着のスーツを見て、ある事を思い付きます。
それは、故郷ポーランドに住む親友に、そのコートを届けようという事。
彼の旅が始まります。

まずは、スペインのマドリッドに向け飛行機。
機内で隣り合ったレオナルドという若者は、何かと話しかけてくるアブラハムに辟易。
マドリッドの安ホテルで、全財産を盗まれるアブラハム。
近くに住んでいた末娘から金を借り、旅を続けます。
パリへ。

「パリからドイツを通らずポーランドへ」

彼の望みを、ドイツ人の文化人類学者のイングリッドが手助けします。
さらに、ワルシャワで 病に倒れたアブラハムを 看護師のゴーシャが手厚く看病してくれ、
目的地 アブラハムの友人であり 命の恩人でもあるピオトレックの所まで連れて行ってくれます。
そして•••

マドリッドの安ホテルの女主人•ゴンザレスも含め、3人の女性が、アブラハムを導き、旧友との再会を手助けします。
ただ、映画の宣伝文句は
「70年越しの奇跡」
ですが、正直 そこまでは感動しなかった。
むしろ、旅先での細かいエピソードが興味深い映画でした。


宅間孝行 「LOVE HOTELに於けるPLANと情事の涯て」

2019-01-24 10:48:02 | 日記
タイトルが異様に長い宅間孝行作•監督の作品です。

タイトル通り 舞台はLOVE HOTEL。
まず、ホテルの一室に入ってくる主人公を演じるのは、三上博史。
なにやら、カメラを仕掛ける主人公。
準備整ったところへ入ってくるのは、デリへル嬢の麗華(三浦萌)
2人の会話から、主人公の職業は刑事 名前は間宮ということが分かってくる。
さらに、2人は いわゆる客とデリへル嬢という関係を超えていることも分かる。
その一方、勤務中にもデリへルを楽しむ間宮は、麗華に弱味を握られ、金を貢いでいることも明らかになる。

2人がお楽しみの最中に、部屋に飛び込んできたのは、間宮の妻で 婦人警官の詩織(酒井若菜)
3人の言い争いが始まり、すったもんだの末、間宮は 麗華を撃ち殺してしまう。
困った間宮 以前見逃してやったヤクの売人•ウォン(波岡一喜)を呼び出し、死体処理を命じる。
そこへ登場したのが、麗華と連絡が取れなくなったデリへルの経営者•小泉(阿部力)

役者は、揃った!
ここからストーリーは、二転三転していきます。

100分ちょっとのワンシチュエーション•コメディ。宅間孝行の、最も得意とするところ。
5人の登場人物が、互いに主導権を取り合い、その関係性が変わっていくところは テンポも良く面白いんですが、いささか強引過ぎる場面もある。
ただ、勢いに乗って楽しむのが、正解の作品でしょう。

ハラハラドキドキ フリードキン監督「恐怖の報酬」

2019-01-23 11:19:08 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映された「恐怖の報酬」です。
40年前に日本で公開された時は、北米での興行失敗が原因で 30分短縮したものが上映されたという いわくつきの作品。
今回は、オリジナル完全版で上映されました。
監督は、「エクソシスト」「フレンチ•コネクション」のウィリアム•フリードキンです。

南米の奥地で、4人の男が少しの衝撃でも爆発する危険のあるニトログリセリンを、トラックで運ぶ様を描いた映画。
2台のトラックに分かれた男たち。彼らは、決して仲間ではない。色々な事情を抱え、地の果てにたどり着いた男たち。中には、殺し屋もいる。そんな連中が、最後には力を合わせて困難を打開する。
その道中は、スリル満点。
特に、ラストの 暴風雨の中、今にも崩れそうな吊り橋を渡るシーンは、最高でした。

映画は、冒頭 4人が なぜ この地に流れ着いたかを描きます。そして南米へと舞台を移す。
見所たっぷりの作品でした。
なぜ 公開時 興行が失敗に終わったのか。ちょっと理解に苦しみました。

ぽっちゃりタイプが絶世の美女に?「IFeel Pretty」

2019-01-22 10:35:53 | 日記
ヒューマントラスト有楽町で上映中の「IFeel Pretty」です。
ぽっちゃりタイプで、自分に自信が持てないレネーが主人公。アメリカで人気のコメディエンヌ エイミー•シューマーが演じています。
レネーの周りに集まるのは、同じぽっちゃりのヴィヴィアンと洋服のセンスの悪いジェーン。イケてない3人組。
レネーの勤務先は、高級コスメ会社のリリー•ルクレア。と言ってもニューヨークの五番街にある本社ではなく、地下の小部屋。
ある日 レネーは、痩せるために ジム通いを始める。が、エクササイズ中にバイクから転倒。頭を強打 失神してしまう。
意識が戻った彼女。鏡を見ると、なかに写っているのは 絶世の美女。

レネーは ポジティブウーマンに変身。
手始めに、募集されていた 会社の受付嬢に応募。見事 ゲット!
そして、イーサンという草食系の彼氏もゲット!
公私ともに 順風満帆。
さらにさらに、会社の美人CEO•エイブリーにも気に入られ、
「片腕になって欲しい」
と頼られ、エイブリーの祖母 この会社の創業者リリー•ルクレアからも
「孫をよろしく」
と頼まれる。

まさに「我が世の春」

が、実は、彼女の外見は、何も変わっていない。全て 彼女の思い込み。
スクリーンに映る彼女の容姿は、全く変わらない。
それでいた、異様に強気になっていく様は笑える。
さて、才能が開花した彼女。
ある日 魔法の解ける日がやってくる。
さあ、レネー どうする? というお話。

私、ぽっちゃりタイプの女性が好きなので、レネーが、そんなにイケてないとは思わない。
ま、もちろん もう少し痩せて欲しいですが^_^
でも、自信持った女性は強い。
男は、ここまでポジティブには、なれないんではないかな。
レネーに学ぶところは、一杯ありますね。

この映画の良いところは、脇役も魅力的なところ。
美人CEOで、学歴も非の打ち所がないエイブリー。
唯一の欠点が、甲高い声。
どうしても、利口には聞こえない。
演じるのが、「マンチェスター•バイ•ザ•シー」のミシェル•ウィリアムズというのも面白い。
さらに、メチャメチ美人なのに、全く魅力に気づいてないマロリー。
レネーの押しの強さに 全てを受け入れてしまうイーサン
などなど。
映画を魅力的なものにしてくれました。