ピッコイ母からとても珍しいものを頂いた。「ドライホース ラングス(スライス)」と書かれたトリーツだ。
表示を読んで驚いてしまった。
「新鮮な馬の肺をスライスし、じっくりと感想しました。ふわふわサクサクの食感です。体積に対し低カロリーなため、体重の気になるワンちゃんにもお薦めです。」
へえ~、馬の肺かあ。軽いけれど、一枚がかなり大きい。見るからに「馬の肺」という感じ。
馬肉はほかの畜種の肉に比べ、高タンパク・低脂肪、低コレステロールだといわれ、人間用だけでなく、ペット用の馬肉専門店もあるくらいだ。
命を頂いた以上、こうして食肉として余すところなく利用することは大切なことだと思う。ピッコイ母は面白いものを知っているなあ。
可愛い瓶に入った骨型のビスケットやいちじくとフェンネルのビスコッティ(これは私に)、ラブのメモ用紙など、ピッコイ母らしいチョイスで、ノエホタ母からのプレゼントに続き、こちらもまたとてもうれしい贈り物でした。
ブナの姉妹犬ほたるの家から届いたプレゼント。ノエホタ母は日本盲導犬協会のチャリティーグッズを購入する際、ちょくちょくうちの分まで買ってくれる。可愛い卓上カレンダーもあったのだけど、すでに飾っていたので一緒に撮影し忘れました。
ガイドドッグのロゴ入りTシャツ、ご褒美入れにもなり、洗えるシリコン製のガマ口、ラブの写真の車用消臭剤、盲導犬のイラストのクリアファイルなどなど、盲導犬協会のサポートショップのグッズがいっぱい。
私のうちでは犬に服を着せる習慣がないことを重々承知しながらも、Tシャツは「例えば春先の強風の時、砂埃から防いだり、舐めちゃいけない傷からも守ってくれるので、一枚くらいあってもいいかなと思って」という親心から、ブナとクリに買ってくれたのだ。
ノエホタ母の手紙の中の「老犬になって(それとともに飼い主も年取って)、シャンプーも頻繁に出来ないし」というくだりを読んで、ドキッ! 確かに中腰で2頭を洗い上げるのはなかなか骨が折れる。ついシャンプーを先延ばしにしてしまうことを見透かされておりました。
うちではTシャツどころか、レインコートさえ着せたことがない。
だいたい大型犬3頭を飼うということ自体、大きな犬小屋に暮らしているような生活ぶりなわけで、持病があって毎月医療費もかかるのを含めて3頭を、私1人の稼ぎで養っていくのに懸命になり、自分の服でさえ適当で、かつ身分相応のものしか手に入れられないのだから、犬の服などに気が回らなくてもしょうがないのです。
以前、亡くなったゴールデンのお下がりの服を頂いたことがあり、うちの犬たちがどんな反応をするか、試しに着せたことがあった。ものすごく似合わなくて爆笑してしまったのだけど、それより何より着慣れない服を着せられた3頭はみな固まってしまい、本当に「弱ったなあ」という顔をしたのが印象的でした。
ほたる用に買ったのに、サイズが小さかったので「クリにどうぞ」と贈られた紺色のTシャツを、一応クリに着せてみた。
大きさはちょうどよかったのだけど、案の定、固まってしまい、情けなさそうにしっぽを下げ、一歩も動かなかった。私は笑いながら「すまん、すまん」と言いつつ、早々に脱がせてあげたのだった。
真夏の河川敷で、直射日光を避ける時に着せてみようかしらね。