小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

新しいおもちゃ

2014-03-14 | 犬&猫との暮らし
 取材に出た帰りに、カヤのエサを買い、ついでに新しいおもちゃも買った。カヤの好きなピヨピヨ音がするヤツ。

 6時間以上留守にしていたので、カヤは私が帰宅すると喜んで、お尻をぷりぷり振りながら回転ジャンプを繰り返していた。久しぶりのお尻ぷりぷりに私もうれしくなって、すぐに新しいおもちゃを与えると夢中になって遊んでいた。




 ARKのオリバーさんが「いくらここで手厚い世話を受けていても、やはり自分だけの家族ができた子というのは本当に変わります。顔つきもすっかり穏やかになりますね」と語っていたけれど、命を救ってあげたからいいのではなくて、できるだけ早く保護した犬や猫に飼い主さんを見つけてあげることを大切にしているという。そのために併設されたクリニックで必要な犬猫には十分治療をし、トレーニングも欠かさない。

 里親を探すことは大変なのことだけど、犬猫はやっぱり自分だけの主人が欲しいんだよね。そういう動物なんだもの。

 だからミグノンの友森さんは、交通のアクセスがよく人々が足を運びやすい都市部にシェルターを構え、譲渡率を上げようとしたのだ。たとえ犬舎の数が少なくても回転をよくすれば、数多くの犬猫をセンターから引き出せるからと。

 そして、とうとうミグノンでは1階はショップ&トリミングサロン&ホテルに、2階を動物病院にして、3階にシェルターを作るという計画を現実のものとするべくテナントビルを申し込み、会社まで設立してしまったそうだ。やることが早い。どこでどんなふうに展開されるのかな、楽しみ。

 以前、糸井重里さんとの対談の中で、美容師さんや訓練士さんも有償で巻き込みたいと語っていたから、きっとそれも実現することでしょう。保護活動をしていくうえでのビジョンが明確だし、動物福祉の観点からも好ましい形態に進歩させようという並々ならぬ努力を感じ、脱帽です。

 どこの団体に保護されていようと、どの子もできるだけ早く自分だけの家族が持てるといいなあ。
コメント
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