小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

中輪のバラ「浪漫」

2014-05-06 | 植物
 長年、私の目を楽しませてくれていたつるバラ「カクテル」がうどんこ病に罹り、おまけに植え替えに失敗して、ダメになってしまった。同時に植え替えをした「メヌエット」は新芽を芽吹かせ、花を付け始めたのに……。

 もう一品種くらいバラが欲しいなあと思っていたところ、園芸店で目に留まったのが、美しい浅緋(あさあけ)の蕾をつけた中輪のバラだった。開花するにつれて、花弁の色が浅緋より淡くなり、朱鷺色に変化する。


 茎に付けられた名札から、そのバラが「浪漫」という品種だと知った。しっとりと落ち着いた色合いに惹かれ、しばらく見入っていた。

 あ~あ、車の窓ガラス代の出費が痛かったし、今月は自動車税の支払いもあるからなあとあれこれ悩んだ挙句、バラを買うことで我慢するものを探し出し、レジに並んだのであった。

 帰ってから「浪漫」を調べると、2006年に京成バラ園芸で作出された四季咲中輪バラで、「和と洋が絶妙に調和した大正ロマンのイメージです」と書かれていた。なるほど大正ロマンか。確かに、どこか郷愁を誘う佇まいだものね。
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EBISUマルシェへ

2014-05-06 | つぶやき
 いつもお米とじゃがいもを取り寄せている長崎の生産者さんが5月4日に、恵比寿ガーデンプレイスの広場で開催するEBISUマルシェに出店するというので、出かけて行った。


 ここ数年、お米とじゃがいもはこの生産者さん、「ぽてと倶楽部」さんが栽培しているものしか、自分では買っていない。お米はコシヒカリにも負けない食味の「にこまる」、じゃがいもは「デジマ」だ。
 味がいいことはもちろんだが、栽培履歴もきちんと添えてくれるし、生産者さんの誠意が伝わる。トレサがしっかりしているので、安心して食べられる。

 スーパーで売っているじゃがいものほとんどが、北海道産だ。何しろじゃがいもの生産量では、北海道が国内一を誇るからね。でも、北海道に次いで生産量が多いのは長崎である。江戸時代初期にオランダ人によって持ち込まれて以来、長崎におけるじゃがいも栽培の歴史は長いわけです。

 ぽてと倶楽部さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/atcchin

ぽてと倶楽部さんの圃場
 
ハート型のデジマ(ぽてと倶楽部さん撮影)

 私は長崎産の「デジマ」という品種を食べて、あまりにも味がしっかりしていて、もちもちとした食感と何の料理にも合う食味にびっくりしてしまった。
 それからというもの、ぽてと倶楽部さんで年2回、5月と12月に収穫されるのを待って注文し、旬の「デジマ」を楽しみ、「デジマ」が無くなると、じゃがいもを使う料理は作らず、我慢しているくらいなのだ。

 ちょうど今、ぽてと倶楽部さんでは、春作「新じゃが」の予約受付をしている最中なので、注文書を持参した。5月下旬以降に届くのを楽しみに待っている。

 4日のEBISUマルシェには「にこまる」しか並ばなかったけれど、「にこまる」も程良い粘り気とツヤがあって、大変美味しいお米です。収穫年度に取り寄せて、大事に食べている。

 久しぶりに恵比寿に行ってみたら、まあ「おされ」になっていて、これにもびっくり。ガーデンプレイス内に犬連れの人が多かったのにも驚いた。


 犬を連れて歩ける場所が増えたことは、いいことであるなあと思いながら、羨ましく眺めた。広場はとても開放的で、至る所にベンチが設置されており、時間がゆったりと流れていた。

 時間がゆったりと流れているなあと感じられる場所や、そう思える気持ちの余裕って大事だなと思った。忙しく振る舞っていることと、本当に忙しいのとは違うからね。


私の好きなピーターラビットの居場所を再現した庭がしつらえてあったりして…。
コメント (2)
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