長年、私の目を楽しませてくれていたつるバラ「カクテル」がうどんこ病に罹り、おまけに植え替えに失敗して、ダメになってしまった。同時に植え替えをした「メヌエット」は新芽を芽吹かせ、花を付け始めたのに……。
もう一品種くらいバラが欲しいなあと思っていたところ、園芸店で目に留まったのが、美しい浅緋(あさあけ)の蕾をつけた中輪のバラだった。開花するにつれて、花弁の色が浅緋より淡くなり、朱鷺色に変化する。
茎に付けられた名札から、そのバラが「浪漫」という品種だと知った。しっとりと落ち着いた色合いに惹かれ、しばらく見入っていた。
あ~あ、車の窓ガラス代の出費が痛かったし、今月は自動車税の支払いもあるからなあとあれこれ悩んだ挙句、バラを買うことで我慢するものを探し出し、レジに並んだのであった。
帰ってから「浪漫」を調べると、2006年に京成バラ園芸で作出された四季咲中輪バラで、「和と洋が絶妙に調和した大正ロマンのイメージです」と書かれていた。なるほど大正ロマンか。確かに、どこか郷愁を誘う佇まいだものね。
もう一品種くらいバラが欲しいなあと思っていたところ、園芸店で目に留まったのが、美しい浅緋(あさあけ)の蕾をつけた中輪のバラだった。開花するにつれて、花弁の色が浅緋より淡くなり、朱鷺色に変化する。
茎に付けられた名札から、そのバラが「浪漫」という品種だと知った。しっとりと落ち着いた色合いに惹かれ、しばらく見入っていた。
あ~あ、車の窓ガラス代の出費が痛かったし、今月は自動車税の支払いもあるからなあとあれこれ悩んだ挙句、バラを買うことで我慢するものを探し出し、レジに並んだのであった。
帰ってから「浪漫」を調べると、2006年に京成バラ園芸で作出された四季咲中輪バラで、「和と洋が絶妙に調和した大正ロマンのイメージです」と書かれていた。なるほど大正ロマンか。確かに、どこか郷愁を誘う佇まいだものね。