散歩の練習をさせていると、カヤはたびたび振り返る。なぜだろう、何も見えないのに。
何か気配を感じるのだろうか、私には分からない何かを。辺りを警戒しているのかしら。本当によく振り返るのだ。それが不思議でたまらない。
家の中ではプラスチックの分別ゴミを入れてある場所を覚え、布をかけてあるのに、ときどきビニールやトレイを引っ張り出している。
引っ張り出して何をするのだろうと見ていると、くわえてうろうろするばかり。それでもこういう積極性が出てきたことが、私にはうれしく思え、厳しく注意することができない。せいぜい「ダメじゃん、カヤ~」と甘い声をかけるくらいだ。ダメじゃん、みほ~。
何か気配を感じるのだろうか、私には分からない何かを。辺りを警戒しているのかしら。本当によく振り返るのだ。それが不思議でたまらない。
家の中ではプラスチックの分別ゴミを入れてある場所を覚え、布をかけてあるのに、ときどきビニールやトレイを引っ張り出している。
引っ張り出して何をするのだろうと見ていると、くわえてうろうろするばかり。それでもこういう積極性が出てきたことが、私にはうれしく思え、厳しく注意することができない。せいぜい「ダメじゃん、カヤ~」と甘い声をかけるくらいだ。ダメじゃん、みほ~。