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東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

米の高騰は貧者をさらに貧しくする。

2025年03月17日 | つぶやき
米の高騰は貧者をさらに貧しくする。

暇つぶしに海外(中国)の通販サイトをみていたら、、



ほほう、このサンダルは履きやすそうだな。
と、、説明を読んでみると、、

「うんこを踏んでいるような厚底サンダル」と書いてあったので大笑いしてしまった。



自動翻訳なんだろうけど、いったい原文はどうなっていたんだろうか?

この商品説明で買う気が一瞬で失せてしまったのだった。



さて、

ずいぶん昔のことだがある農協に勤めている人と雑談したとき、、


減反すると補助金が出るので米を作らないほうが収入が増える。

ある農協の理事が今年は31億円の補助金が入るので・・・・と話していた。

農協の旅行で研修という名目で海外へ連れて行くのだが研修は名目だけで遊びに行くだけ。

などなど、、

31億円がすべて農家に回るわけではなくいろんな施設などに使われるんだろうけど、それでもとんでもない大金だと思った。


昔の話だしどこまで本当かわからないが、ありそうなことだなと思ったものだ。


真面目に働くと収入が減る、政府などから補助金などとしてお金が入るので働かないほうがよい。
そんなふうになっているんじゃないかと邪推してしまう。


政府は備蓄米を放出するのだが入札制だ。
当然ながら高い値を付けた業者が落札するわけで、これでは米の価格が下がるわけがない。

「いや、価格を下げるために放出するのではない。市場で米が不足しているからだ」と言うんだろうな。

もう30年以上も続く不景気、ここへきて急激な物価上昇、大手企業では2025年はベースアップがあるそうだが中小企業はどうなるのか。
わたしのような年金生活者はどこまで苦しめばよいのか?

「ふふふ、どんなに高くても民どもは買うしかないのだ。もっと値上げしようかな、5Kgで1万円とかにしたら儲かるぞ」とか言ってやしないかな。


そのうち 食事もできないほど困窮してしまいそうだなあ。

もしかしたら「姥捨て山法案」などというのが国会に提出されるかもしれないな。

働けなくなり税金を払えなくなった者は姥捨て山へ捨てられるのだ。
でも国から「姥捨て山へ捨てに行くのにも税金が使われるのだ、働けなくなった者は自発的に姥捨て山へ行くように」などどいうお達しが出るかも(笑)
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米の価格は下がらないだろうと、、、

2025年02月25日 | つぶやき
米の価格は下がらないだろうと、、、


先日政府が備蓄米の放出を決めたとの報道があった。

まあ、米が店頭から消えてしまうということは解消されるかもしれないが
米の価格は下がらないだろうとわたしは思う。

生産者、流通業者、販売者にとって値下げしてよいことはほとんどないだろう。
特に米のように『生きていくうえで不可欠』なもの、つまり食料品は値下げしたくないだろう。

値下げしたから大量に売れるということでもないし。
倍の量が売れれば「売上高は上がる」が流通販売のコストも増えるのだ。
いままでの6割の流通販売量でも利益が5割増しになるならそのほうがずっと良いはず。



つまり、、、、
「えっ、、米が高い。それなら無理に買ってもらわなくていいですよ」
ということになる。

消費者も業者も他国から米を安く簡単には輸入できない仕組みになっているので
どんなに高くても買うしかないのだ。

「どうです? 米不足を理由に流通を止めて、それから値段を3倍にしてみては」

「それじゃ消費者が反発するんじゃないか」

「その直前に少しばかり市場に出して、ちょっとだけ値段を下げるんです」

「そして消費者がその値段に慣れたころに残りの米を市場に出せばいいんですよ。ガソリンのときもそれで巧くいったでしょ。いったん大きく値上げしてそのあと少し安くすれば消費者は安くなったと勘違いしてしまうわけですよ」


とか、、言ってやしないかとつい妄想してしまうのだ。


国民に絶対必要なもの(特に食料)を値上げするというのは業界にとっておいしい話だろう。



備蓄米の放出量が21万トンというのどうなんだろう。


日本の悪い癖だが太平洋戦争中に「戦力を少しずつ投入する」というのがあった。

攻めるのも守るのにも少しずつ戦力を投入してその都度全滅してしまうというよくない作戦だった。
しかも決断するのが遅いので余計に損害が増えるという悪循環。
それと同じことになるんじゃないか。



投入した21万トンの米は消費者に十分行きわたらず、価格も下がらない。

そして「今年の秋に新米が出れば価格は下がるでしょう」と見通しを発表し、、、
また備蓄米を少し放出し、、、、ということを繰り返すのではないだろうかと心配になる。


こんなときは政府がタイ、ベトナム、インドネシアなどから大量に米を買い付け市場に出すのが良いと思うのだ。
アジアの国からも喜ばれるしね。
1993年に冷夏で米の収穫が無かったときも輸入したんだからやれば出来ると思う。


我が国の食料自給率が47%だというのに米を作りすぎるな言っているとか、、はて本当かなあ?

なんとタイの食料自給率は150%以上 ベトナムでは160%だそうだ。米があまってるだろうな。



タイと米の価格を比較してしまいたくなるのだが。

タイに「ビッグ C」という大手スーパーがある。
先日インターネットでホームページを見ていたら米が売られていた。



香り米(ジャスミン米)が5kgで145バーツ、日本円で700円ほどだった。

* ちなみにAmazonでは5Kg 3700円ほどで売られていた。

これは高級品種なので普通のお米はもっと安いはずだ。
タイの人と日本人では年収も違うから単純に比較できないのはもちろんだけど差が大きすぎると思う。

「いやいや、先日タイへ旅行したけれどレストランでの食事は日本より高かったよ。マックでさえも日本より高いんだから。」
という人がいるかもしれないが、中~低所得層向けの食堂や市場ではまだまだ安いのだ。


日本経済新聞の記事によると昨年の日本のエンゲル係数が42年ぶりに28%になったとのこと。


いまのような価格高騰が続くならあと数年で日本は「食べていくのが精いっぱい」な国になってしまうのではと心配になる。

ツービート 『日本人みんなが貧しけりゃ恐くない』 なんてね。


そういえばこんなに米価格が高騰していても誰も文句言ってるように見えないな。

あっ、、そうか! 貧しいのはオレだけだったのか(涙)
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米価格が倍々モード?

2025年02月14日 | つぶやき
米価格が倍々モード?

昨年米の価格が突然大きく上がりいまなお下がる気配がない。
いまでも米の価格は前年同期のほぼ倍の状態である。
年末にはスーパーなどの店頭から米が消えてしまうということもあった。



どうも米の不作が原因というのでもなさそうだ
それにしてもこのような状態になっても不平不満を言わずに暮らしている日本人というのは本当に従順なんだなと思う。

そういえば「貧乏人は麦を食え」と言った政治家がいたっけなあ。

麦ってどこで売っているんだろう? スーパーで見た記憶がないけど、、、


テレビ時代劇の「水戸黄門」ならば・・・・


お代官「おお、越後屋。よく来たなまあそこへ座れ。」

越後屋「えへへ、本日はお代官様のご機嫌伺ということで参上いたしました。」

お代官「どうじゃ、そのほうの商売のほうは? 儲かっているであろうな。」

越後屋「はい、お代官様の知恵のおかげで十分に儲けさしていただいております。」

お代官「猛暑の影響で今年は米が不作になった。米が食えなくなるかもしれんとお触れを出したのが効いたようだな。」

越後屋「わたしどもも『瓦版屋に今年は米が足りなくなる、値上がりするぞ』と書かせて国中に配りましたので、民どもはかなりあせって米を買ったのでございます」

お代官「それにしても以前の倍以上の値段で売るとは越後屋おぬしもアコギな奴よのう。」



越後屋「いくら高くても米を買わなくては生きていけませんからねえ、儲けるときには情けは無用でございますよ。」

お代官「わしのところに外国から米を輸入したらどうかと問い合わせがあったが、それは国法で禁じられておる。新米が出ればこの状態は改善されるであろうと申し付けておいた。」

越後屋「ははは、新米もすべてわたしどもの手の内に入りますので値段の操作はお代官様とわたしの思いのままでございますよ。」

お代官「民は生かさず殺さずが幕府の方針じゃ、ところで農民どもはなんと言っておるのだ?」

越後屋「わたしどもが少しばかり買い上げ価格を上げてやりましたので文句を言うものはおりませんよ。」

お代官「うむ、それならよい。このまま高い価格を維持できればわしらは一年で億万長者になるのう、はははは!」

越後屋「ただ、、そのままにしておくと民衆どもの不満が積もり一揆になるかもしれませんで、なにか対策を講じるのがよろしいかと思いますが。」

お代官「それならわしに良い考えがある。あの古くなった御蔵米を放出するのじゃ。」

越後屋「ええ、あの捨てなければならない米ですね。」

お代官「うむ、家畜の飼料にしようと思っていたが民どもに払い下げようと思う。」

越後屋「それならばわたしどもを通していただけませんか、米問屋として上手くさばいてごらんにいれますので。」

お代官「安く払い下げてもらいそれを民どもに高く売りつけようという魂胆であろう、どうだ越後屋。」

越後屋「恐れ入ります、お代官様はすべてお見通しでございますなあ。わはははは。」

お代官「よいか、御蔵米が出回ったとしても米の値段が下がらないようにするのだぞ。」

越後屋「はい、わかっておりますとも。今度もしっかりと儲けさせてもらいますよ。」

お代官「越後屋おぬしもワルようのう。」

お代官、越後屋「ウワッ ハッハッハ。」



ガラッとふすまの開く音・・


助さん「そのほうたちの悪企みすべて聞いたぞ。」

格さん「私欲に走り民を苦しめるとは言語同断! 神妙にお縄につけい!」

黄門様「まったくどの時代でも商人と役人は悪知恵が働くのう、、困ったことじゃ。ところで由美かおるはどこへ行ったのだ?」

助さん「さっき風呂場へ行きましたよ。」

出演者一同「なに! それはいますぐ見に行かなくては!」

チャンチャン!!
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ああ、東京タワー

2024年12月17日 | つぶやき
先月(2024年11月)に東京へ行ってきた。

浜松町で時間が半端に余ったのでどこかを見物でもしようかと考えた。



浜離宮恩賜庭園へ行きたかったのだが天気はあいにくの雨模様で肌寒い、
どこか近くで良いところはないだろうか。

東京タワーへ行ってみよう。
わたしはまだ一度も東京タワーに登ったことがないのだ。
そのうちいつか行こうと思っているうちに50年以上も経ってしまった。

小雨の中歩いていくと、
ゴーカートが走ってきた。おお、あれが話題のポケモンカートか?



運転しているのは外国人のようだ、見ているとポケモンが前を走っているカートに追突した。
ガツン!という音が聞こえ歩行者がみんなそちらのほうを向く。

音の割には被害は無かったようで2台のカートはそのまま走り去っていった。
運転している観光客は楽しいだろうけど公道だから十分注意してほしいな。
小さなカートとはいえ歩行者にぶつかったらケガするだろうし。

進んでいき増上寺の境内を通る。



観光ポスターでよく見る構図だけど今日は天気が悪くてまるでモノクロ写真見たいになってしまった。
周りを見ると外国人観光客だらけで日本人がぽつぽついるだけ、ここは本当に日本なのか?

チケット売り場もメインデッキも外国人が大勢いた。





天気が良ければ素晴らしい眺めだろうが今日はかすんでほとんど見えない。



展望台に登って一回りしただけで降りてきた。
ちょっともったいなかったなあ。
天気の良い日にもう一度こようかな。
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日本の人口減少が心配だ。

2024年08月09日 | つぶやき
日本の人口減少が心配だ。

2024年7月24日のYahooニュースによると日本人の人口が15年連続で減少して1億2千万人ほどになったのだそうだ。

1年で86万人も減ってしまったとのこと、わたしの住む岩手県は秋田、青森県についで減少率は第3位だ。

山梨県や佐賀県の人口(どちらも約81万人)に匹敵するほどの人口が減ってしまったのだ。

1年でひとつの県が消滅するほどの人口減はまさに危機的状況だ。

これから1年ごとにひとつの県が消滅していくと、、、

20年後には東北地方などはほぼ無人の地になってしまうかも、、、?

縄文時代とかまではいかなくても江戸時代、明治初期の日本の姿に戻ってしまうかもしれないな(笑)


政府主導で結婚を進めるためにマッチングアプリを導入するというがちょっと的外れな感じがするな。

結婚が女性、男性ともに「夢」だった時代はとうに過ぎ去ってしまったんじゃないのかな。


わたしの世代では「1人では食えないが2人なら食べていける」と言われたものだった。

戦後間もなくのような極貧の時代はとっくに過ぎ去ってはいたが、まだ国民のほとんどが豊かとは言えない生活をしていた時代だ。
狭いアパートに贅沢品はテレビだけ、洗濯機も冷蔵庫も電話さえも無い生活が当たり前に時代だった。
楽しみはといえば近所での花見とか年に2回ほどデパートの食堂で食事をする程度。

子供たちは家の前の道路で遊び、近所のお年寄りがそれとなく見守っていたものだった。

現在では年に1-2度の海外旅行はごく普通だし子供は学習塾から私立大学へなどと、とにかく結婚すればお金がかかる。
独身時代の楽しみが減ってしまうし結婚することでお互いの自由も無くなる。

今の時代は独身でいてもなんの不自由もないから結婚することに抵抗を感じる人が多いのだろうと思う。




貧しくても幸せを、、、なんてとっくの昔の話。


あの有名なデビ婦人が「愛があるけど貧乏な男と、愛はないけど金がある男のどちらかを選ぶなら迷わず金のある男を選びなさい」と言っていたっけな。
裕福な生活ができればそのうち愛情も湧いてくるけど貧乏な生活だと愛情も薄れていくものだ。
と、、、、いうことらしい。


いまの中国がそんな感じらしい。

中国も人口減少に悩んでいるのだそうで「ひとりっ子政策」は廃止されたのだという。
まあ、、、減ったといってもまだ14億人もいるんだけど。

都会に住んでいても高学歴で高収入でないと結婚してくれる女性を見つけれないのだそうだ。
特に中国では女性の社会進出がすごいので会社経営者の女性が多いから自分より低収入の男性なんて見向きもされないという。
当然、男が“大量に余る”状態になってしまう。
結婚しても子供を一流大学や海外留学などへ進ませたいから費用のことを考えて子供は1人だけとなる。

自分たちのいまの生活レベルを下げないためには子供は少ないほうが良いと考えるのは致し方ないところなのだ。
このような状況は日本だけのものではなく韓国、中国でも同じようにあるという。

ましてある大臣が「女性は子供を作る機械だ」と発言したり、また別の女性政治家は「子供を産まずしてなんの女か!」と発言するような国で、さあマッチングアプリを作りましたよダウンロードして伴侶を探しましょうと呼びかけても反応しないのではないかと思う。

はて、どうしたらよいのだろうか。
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迷惑電話や詐欺メールにうんざり

2024年02月19日 | つぶやき

あい変わらず老人をターゲットにした電話やメールを使った詐欺事件が続いている。
騙すほうも巧妙になってきていて以前のように「オレだよ、オレ・・」といったような単純な手口から役所、警察などを装って電話してくるというのも増えているという。

昨年は東南アジアを拠点にしている詐欺グループが摘発されたとニュースもあった。
ちゃんとマニュアルを作って役割を分担しながらやっているそうだ、そこまでするなら普通の会社を立ち上げたほうがよさそうな気もするが騙すということに快感を覚えるんだろうな。

わたしは基本的にはスマホに登録してある電話番号からかかってきた着信にしか出ないようにしている。

SMSやE-mailの着信もすぐには開かず、発信元とか確かめて覚えのないものは開かないし、知らない電話番号だったらネットで検索して詐欺電話ではないかと確かめるようにしている。

だが長年同じ電話番号を使っているのでわたしの電話番号は闇で売買されているのではないかと疑いたくなる。

というのも最近「不在だったので荷物を持ち帰りました」というような着信がときどき来るのだ。


【↑ 実際の画面】

一瞬「あれ? アマゾンに注文したっけかな」と思ったりするのだが、よくみると詐欺メールだとわかる。
そもそもわたしが在宅なのに「不在だったから持ち帰りました」はないだろう(怒)

だが外出中にこの着信があるとちょっと焦ってリンクをクリックしそうになるから怖いのだ。


先日はナミビアからの着信があった。
発信元の電話番号が日本国内でなさそうだったので無視して、インターネットで調べたら詐欺電話と判明。
外国からの詐欺電話も結構あるという。
なかにはその電話番号に折り返してかける人もいるそうだ。


【↑ 警察も外国からの詐欺電話に注意喚起している】


そういえば通話を終えてすぐに着信があったことがある、
「あれ? もしかして話し忘れたことがあって掛けてよこしたのかな」とうっかり通話ボタンを押してから相手の電話番号を見るとまったく覚えのない電話番号だった。



通話することなくあわてて電話を切ってから着信番号をインターネット検索するとこれも詐欺電話と判明。
着信の電話番号を着信拒否番号にしたのだが、一瞬でも電話にでたということは相手にこの電話番号は生きている(使われている)と教えたようなものだな。

わたしは貧乏生活だから詐欺には遭わない大丈夫とは言い切れないからなあ、気をつけねば。

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楽天モバイルを固定回線化して使う。

2023年09月02日 | つぶやき
またしても物価高の話になる。

我が家に配達される郵便物は残念ながらロクなものがない。

税金催促状、請求書、保険のダイレクトメールというものばかりだ。
今年(2023年)に入って目立って届くようになったのは『値上げのお知らせ』だ。

わたしは地元のケーブル回線を使ったインターネット接続サービスを長年利用してきた。

料金がそこそこ安いし地元なのでなにかと安心かなと思って契約していたのだが、使っていると思いのほか速度が出ないしときどき接続が切れるのである。
なんどもクレームを入れ修理?をしてもらい速度は出ないものの接続が切れなくなったので我慢しながら使っていたのだが、、

春先に一通の手紙が届いた。

「インターネットサービス料値上げのお知らせ」だった。

使っている回線の最大速度は下りが10Mbps、上りが256kbpsと今どきでは遅すぎて誰も使わんだろうというものだったが、それでもガマンしながら使っていたのだった。

値上げ後の料金を見ると「なんだこれは、これなら光回線と大差ないじゃないか」というものだ。

もうケーブルはやめよう。光回線または別の方法を考えよう。

いろいろ調べると「楽天UNLMITを固定回線化」するという記事やYouTubeの動画があった。


楽天モバイルは苦戦しているらしい。

回線速度が遅いだとか切れるだとかという記事もある。

そもそも送信アンテナから離れていたら繋がりにくいだろうしなあ、、、と考え自宅に近い送信アンテナがどこにあるか調べてみた。
直線距離で約800メートルと、思いのほか近くにあるのだが途中に鉄骨のビルがあるのでアンテナは自宅からは見通せない。
送信アンテナは普通の電柱の上にちょこんとついているような感じでなんだか頼りない。

NTTドコモやauのアンテナはがっしりとして高くて、これなら遠くまで電波が飛ぶだろうなと思わせる作りだった。

楽天モバイルは大きな赤字だそうで、そのため顧客獲得に必死のようだ。
契約手数料無しとかモバイルルーター無料とか解約手数料も一切かからないだとか、わたしのような費用を節約したいものにはありがたい。



【写真は楽天モバイルのページから借用】

さっそく楽天で手続きをして手持ちのスマホにSIMを入れて速度を調べてみると、なんと40Mほども出るのだった。

よし!これなら大丈夫。

ということでLTEルーター購入を検討する。

楽天モバイルでは契約すればほぼ無料でもらえる小型のルーターがあるが、わたしは自宅のパソコンにLANで繋ぎたいのでLTEルーターの選択にこれまた悩む。

選んだのはPIXELAという会社のホームルーターPIX-RT100だ。
決め手はLAN端子が4つあることだった。これならLANルーターの追加は不要だ。



【写真はPIXELAのホームページから借用】

設定は簡単、というかSIMを入れRAKUTENを選ぶだけ。

実際に使ってみると速度は40-60Mほど出る。特に上りの回線速度が劇的に早くなった。
なにしろ今までが256Kbpsと前時代的に遅かったのだ。



YouTubeを視聴する場合でもいままでは480pでないと途中で止まってしまうということがあったが1080pでもまったく途切れない。もしかしたら4K動画も見れるかもと思うがわたしのPCもディスプレイも4Kに対応していない。

インターネットが使い放題なので残りのギガ数を気にしながら使うこともない、じつに快適だ。

光回線が一番良いのだけどお高くてわたしにはちょっと手が出ないから今のところこれがベストな選択だと思う。

唯一不満なのは3ー4週間に一度くらいの割合でネットに繋がらなくなってしまうことだ。

PIXELAへメールでこれは不良ではないのかと問い合わせてみたが、リセットしてみて改善しなければ再度問い合わせてほしいとの回答だった。

価格comのページには同じような症状がでるという書き込みがあるから商品の欠陥とも考えられる。

頻繁に起きないしほっとくと自然に?自動で?回復していることもあるのでそこは我慢して使っている。

費用も今までに比べ年に1万5千円ほどの節約になる。1年でルーター購入の元がとれてしまうのだ。

楽天モバイルには途中で値上げとかギガの制限とかしないで頑張ってもらいたいなあ。

田舎の隅っこから楽天を応援するぞ!
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ひとつ減って、ひとつ増える。

2023年02月28日 | つぶやき
駅がひとつ減って、ひとつ増える。


2023年3月にJR山田線の平津戸駅が廃止されるとの報道があった。

わたしは2020年7月にJR山田線沿線を歩き、この駅に立ち寄っている。





【↑ 2020年7月の平津戸駅】

あの時も書いたのだがJR山田線は「大赤字路線」だ。


今年1月の報道によると山田線のうち上米内ー宮古の区間は16億6100万円の赤字だそうだ。

JRとしてはすぐにでも廃線にしてしまいたいだろうが盛岡市と宮古市は路線維持のための取り組みを協議しているという。

盛岡市と宮古市を結ぶ国道106号線は東日本大震災の復興道路として完成し数多くのトンネルで結ばれバスでの移動もよりスムーズになった。

わたしも鉄道は残してほしいと思う。
通学、通院など沿線の人には大切な鉄路だけど、、

山田線沿線はまさに限界集落状態なので利用者増は望めないだろう。


最近では山岸駅と大志田駅も廃止になっているのだ。

新型コロナ(COVID-19)の影響と急激な物価高で旅行需要も落ち込んでいるから観光客も多くないだろうし。

じつに難しい問題だなあ、なにかよい解決策は無いだろうか。


そして、

おなじく2023年3月にJR田沢湖線に新駅が出来る。

大型ショッピングモールのイオン盛岡のすぐ隣に前潟駅が開業するのだ。
無人駅だがなんとSuicaも使えるのだという。(やっと盛岡エリアでSuicaが使えるようになるのだ)
イオンへの買い物客の増加も見込んでいるんだろうな。

この駅はわたしの生活圏内だから開業したら行ってみよう。







【↑ 完成間近のJR前潟駅】

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盛岡市がロンドンについで2番目だって!

2023年02月09日 | つぶやき
あのニューヨークタイムズが、、!

先月のことだがニュースを見ていたらあのニューヨークタイムズ誌が「2023年に行くべき52所」に盛岡市を、、、なんとロンドンに次いで2番目に挙げたとの報道があった。

それ以降、岩手県ではテレビ、地元の新聞などでこの話題で持ち切りである。
なんと言ったって世界のニューヨークタイムズだからなあ、有名だし権威もあるし。



【盛岡城跡公園は紅葉の時期がよい。】


地元民としてはうれしいが、なぜ盛岡市が選ばれたのかが気になるところだ。
岩手県には世界遺産の中尊寺や三陸海岸、八幡平とその周りの温泉郷など観光地はあるのだが、盛岡市内には若者が楽しめる盛り場や施設などほとんど無い。






【桜の名所、高松の池。昔はここでスケートが出来た。】


レンガ造りの旧岩手銀行本店とか盛岡城跡公園はあるが半日もあればひととおり見て回れる。
城下町だけど今では昔の町並みはほぼ消えてしまったし。



【岩手銀行赤レンガ館の近くには老舗レストランも多い。】


実に地味~な、街なのである。

旅慣れたライターさんにとって、そこがよかったんだろうな。





【市内どこからでも望める岩手山は雄大。】


古都京都、金沢とか見所の多い町は世界中から観光客が集まる、そうすれば観光客向けの土産物店、レストラン、ホテルが乱立し世界中にある観光都市と同じになってしまう。

いわゆる「観光公害」といわれるものだ。
イタリアのある町ではあまりに観光客が多くなりすぎて市民生活に支障が出ているということで「観光客は来るな!」という運動もあるのだという。









【市内を流れる中津川に架かる橋には擬宝珠、木製の欄干がとてもよい。鮭が遡上する川だ。】


盛岡市は世界にアピールできるほどの観光資産は無いけれど、新型コロナ(Covid19)騒ぎで景気が沈滞している街としてはぜひ観光客に来てもらいたい。

『なにもない街』というのもこれで魅力なのだがなあ。





【岩山展望台からは盛岡市内と岩手山が一望できる。散策におすすめ。】

旅行に来たんだから「買い物もしなきゃ、夜は飲みに出かけなきゃ、有名な神社仏閣へも行かなきゃ」と欲張りたくなるのがビギナー観光客。
そんなもんだから、旅行から帰って「あー疲れた。明日からの仕事だよつらいなー」となってしまう。


わたしは東南アジアを旅するのが好きで、タイの田舎町に2か月ほど滞在したことがある。
その町も盛岡市と同じように鉄道駅、バスターミナル、ショッピングエリアがコンパクトにまとまっていて歩いて回れる大きさだった。
観光資源が無いというのも同じで観光に力を入れている国なのにまるで観光客の姿を見かけないところまで同じだ。

その「なーんにも無い」というところがわたしには魅力だった。
のーんびりと過ごす毎日、市場で買い物をし屋台で夕食をとる。
まるでその町で暮らしているかのような体験が魅力だった。







【岩手県といえば宮沢賢治、石川啄木。盛岡市内にもゆかりの地がある。】


ニューヨークタイムズの記事を見て盛岡市を訪れるのはどんな人たちだろう。

まさかロンドンやニューヨークのような大都市を期待して来るとは思えないし。

だがこのような田舎町(というほど田舎でもないが)に魅力を感じるのはお年寄りが多いのではと思う、若い人は「記事を見て盛岡まで来たけれど、なんにもないから半日で飽きてしまった」となるんじゃないかな。







【盛岡市といえば盛岡冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばが有名だが素敵なコーヒーショップも結構あるのだ。】


盛岡市にはお年寄りを呼び込むような企画をつくって、「盛岡でゆっくりと過ごしてみませんか?」と宣伝をしてもらいたいな。
『よくおでんした』とかキャンぺーンのネーミングもお年寄り向きにしてね。







【真冬の盛岡市はとても寒く積雪も多い。冬はお年寄りにはつらいかも。】

*「よくおでんした」は「ようこそいらっしゃいました」の方言。
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円安に思う

2022年09月24日 | つぶやき

日本経済、特に輸出産業の担い手は家電業界、自動車業界だった。

NHKで放送された「電子立国日本の自叙伝」が象徴するように日本の技術力は世界をリードしていくと考えられていた。
光ファイバーケーブルによる通信など革新的な発明がつぎつぎと出てきたのもこのころだ。

だが、それと同時に日本人の特性というべきか「よくない面」も同時に現れるのだ。
「慢心」「うぬぼれ」そして日本のやり方を至上のものとして他へ押し付けようとするのだ。

これは明治政府からの伝統と言ってもよいものだ。
明治政府は武力で徳川幕府を倒し、日清戦争、日露戦争で勝利した。
このことで日本は力で押せばどうにでもなる、ということを学んだのだと思う。

太平洋戦争でいったんどん底まで落ち込んだ日本はあっというまに復活。中国や韓国、東南アジア諸国の発展が遅れているのを尻目に世界の技術大国の仲間入りをしたのだった。

これも日本人を感動させた。やはり日本はすごいのだと思い込んでしまった。
実際あのころの日本の技術力はすごかった、パワーが溢れていた。

東南アジア、中国などへと進出する企業も多くなり現地では日本がとても好意的に受け入れられていると報じられたものだった。
「あの太平洋戦争では負けたが今度は経済で・・・」と思った企業幹部も多かっただろう。

時代は固定電話から携帯電話の時代へと移っていく。
ここでも写メールなど日本の革新的な技術が光っていた。
その中でも特にNTTドコモの「i-モード」は革新的で携帯電話(フィーチャー・フォン)でE-mailが使えるのは感動したものだ。

だが、日本の携帯電話は海外展開に失敗してしまう。
理由は相手国の事情を考えずに押し付けようとしたところにある、とわたしは思っている。
国によって通信方式が違うのだがなぜか日本はNTT方式にこだわった。
まだ経済が十分発達していない国で高額な機器を売ろうとするところにも問題があった。

「日本の製品は高品質、だから高いのは当然だ。」と考えたのだろう。
通信方式はヨーロッパのGSM900がヨーロッパとアジアで使われていたのでアジアの大きなマーケットを逃がしてしまった。
「日本の製品は良いらしいな、でもいまある通信インフラが使えないそうだ、それではだめだな」
という感じだったのではないか。
新規に通信インフラを整備するのがどれほど大変かは楽天モバイルが苦戦していることを見ればよくわかる。

わたしはアジアの国の人たちは日本に対して心の奥底では反感をもっているだろうと思う。
太平洋戦争で日本軍アジアのほぼ全ての国へ、東はビルマ(ミャンマー)まで攻め入ったのだ。
ベトナムだろうがインドネシアだろうが自国内で戦争をされたならよく思うはずがない。
もっとも親日国と思われているタイだが、太平洋戦争開戦当時日本軍はタイへ攻め入りタイ軍と戦闘をしているのだ。


この携帯電話産業の外国への進出失敗が電子立国日本の没落の始まりだっただろう。

完全に読み間違えたのだ。
日本の技術は世界一だからアジア諸国もそれに従うべきだと考えたことが。


「いや、そんなことはない。シャープ、ソニーのエリクソンなどがあるぞ」と思うなら、いま東南アジアを旅してスマホショップを覗いて見るとよい。
2000年代中ごろまであった日本製品は全く姿を消している。
いまは中国製品ばかりが並んでいるが以前は韓国のサムスン、LG製品が中心だった。

あのとき無理にNTT方式を押し付けようとせず、その国の通信方式に合わせた携帯電話を作っていななら今のスマホ市場は日本が握っていたのではないだろうか。
実際はそう単純なことではないだろうが・・つい、そんな風に考えてしまう。

話は違うがインドネシアの高速鉄道建設が中国に決まった時のこと、「インドネシアの裏切り」とか「中国の裏金が・・」というような話が飛び交った。
わたしは政治のことはまったくわからないが、アジアを旅している人がネット上で「どんなに日本製がよくても現地の人に買えなきゃ意味ないじゃん。」というようなことを書いていた。
例えば日本で東京大阪間に超高速鉄道が出来たとして運賃が20万円だったらだれも乗らないだろう?ということだった。
日本の新幹線技術も世界一だからコストを考えれば高くないと思っただろうが、現地の人から見れば時速300Kmでなくていいよ、時速150キロ程度でだれでも乗れる運賃の鉄道を造ってほしいということなのだ。

自国のやり方を押し付けるのは平洋戦争当時の日本軍と政府の考え方そのままである。

そしてそれは今でも変わっていないのだ。

スマホ、家電製品だけではない自動車産業もすでに中国に遅れてしまっている。

資源が無いから技術力で世界に立ち向かう、、はずだったのだが、、
その資源も円安とウクライナ情勢で手に入らないという、このさき日本はどうなるんだろうと考え込んでしまう。

歳をとってしまった今、日本のことよりも自分の心配をしなきゃならないのだが。

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