新型コロナウィルスについて思うこと

新型コロナウィルスについて思うこと

新型コロナウィルス（Covid‐19）のオミクロン株の急拡大で、わたしの住む岩手県でも連日感染者数が増加を続けている。

そのうちオミクロン株に代わる新しいウィルスが出てくるんだろうな。
新たな株の名前にはギリシャ文字が使われていて、アルファからベータ、ガンマ、、、と変化してきた。
ニュー（ν）、クサイ（ξ）の２文字を飛ばしてオミクロンにしたのは某国への配慮からではと噂されたりしたものだ。
ある人は「あと１－２年でギリシャ文字をすべて覚えることが出来そうだぞ」とネットに書き込みをしていたっけなあ。
ウィルスはどこまで変化をしていくのか、ちょっと（というかかなり）不安ではある。


ネットでニュースを読んでいたら・・

アメリカの人らしいが心臓移植を待ち望んでいてやっと移植ができると知らされた患者が新型コロナワクチンの接種を拒否したという。
医師はワクチン接種を受けなければ心臓移植はできないと説得したが拒否したらしい。

心臓移植は希望すれば誰でもいつでも受けられるわけではない、適合するドナーを待つしかないのだ。
移植後は拒否反応を抑えるためなど一生薬を飲み続けなければならない。
心臓移植後は免疫も弱っているからまんいちコロナに感染したら死亡するリスクはうんと高くなる。

それでも「なにが入っているかわからないワクチンなど接種したくない」と拒み続けるというのだから驚くというよりあきれてしまう。
ニュースには
「この人は心臓移植に伴う薬になにが入っているのか理解しているのだろうか」
「やっと訪れたチャンスを無駄にしてしまうなんてバカとしか思えない」
などなど多数の意見が寄せられたそうだ。

ほかにもマスク着用やワクチン接種を拒否していて感染してしまい死亡するというケースが報道されていた。

欧米諸国ではワクチン接種に反対する人達がデモをしているそうだ。

日本でもマスク着用を求められて航空会社から搭乗を拒否された議員がニュースになっていたな。
わたしが最近YouTubeで見たのでは神戸でのワクチン反対派のデモというのがある。
例のQアノンの一派のようで画面には「Q」の文字とトランプ前アメリカ大統領の写真が写っていた。
彼らはトランプ氏を神のように崇めているのだろうか？
トランプ氏が３回目のワクチン接種を受けたというニュースは見なかったのかな？
「教祖様がワクチン３回目接種を受けたというのはフェイクニュースだぁ～！」という叫び声が聞こえてきそうな動画だったなあ
。

コメント欄には「カルト集団か？」、「ワクチン接種を受けるべきだ」というのもあったが、「応援します」「わたしも一緒に運動に参加したい」とうのもかなりあってこれまた驚かされた。


新型コロナワクチンは安全なのだろうか。



すでに全世界で５０億人以上の人たちが１回以上のワクチン接種を済ませているのだという。
反対する人たちは「新型コロナが現われてからまだ３年も経っていない、ワクチンが出来るまで１年しかなかったから安全と言い切れない」という人もいる。

だが実際は新型コロナが現れてからいきなりワクチンの開発が始まったのではないのだそうだ。
なんと３０年も前からｍＲＮＡワクチンの開発が行われていたのだという。
その間“エボラウィルス”、“ＳＡＲＳ”などの流行があったりして、１０年ほど前からはジカ熱、狂犬病などへの臨床試験も行われていたという。
新型コロナ流行直前にはｍＲＮＡワクチンは実用化までもう少しというところまできていたんだそうだ。
だから我々は安心してワクチン接種を受けられるのだ。

わたしはリスクは減らせるものなら極力減らしておきたいという人間なので積極的にワクチンも、検診も受けるようにしている。

新型コロナワクチン３回目接種

新型コロナワクチン（Covid‐19）３回目接種を受けてきた。

新型コロナウィルス・オミクロン株の感染者が急激に増加している。
わたしの住む岩手県でも毎日のニュースで「過去最大の感染者数だ」と報道されているのだが、、、

近所のスーパーマーケットへ行くと平日だというのに家族総出で買い物に来ているひとたちで大混雑だ。
たぶん学校がコロナのクラスター発生で休校になっているんだろうなあ。
いつもならクラブ活動などで賑やかな近所の中学校でも生徒の姿を見かけない。

子供だけ自宅に残して買い物に行けばよいようなものだが、家に籠っているばかりだとイライラしてしまうし、ということで一緒に買い物に出てきているんだろうな。
人間というのは本当に我慢できないものだねえ。



さて、わたしのところにも「ワクチン接種３回目の案内」というのが送られてきた。
ああ、、また込み合っているのでいつ予約できるか分からないという状況が続くんだろうなあ、と、、、WEBで接種予約状況を見てみると、なんとかなりの空きがあるではないか。

報道によれば３回目接種の予約状況は芳しくなく、国や行政では積極的に３回目接種を呼び掛けているのだという。
一部では予約不要で接種を受けられるのでぜひ来てください、と呼びかけているのだそうだ。
新型コロナが全国的に広がっていったころの『マスク騒動』や初回ワクチン接種に大勢の行列が出来たのはこのあいだのことなのに、いちど「新型コロナがあるのがあたりまえ！」になってしまうとこうも違うものかと思う。
やはり「自分は大丈夫」、「手洗いもマスクもしているし～」と考えている人が多いんだろうなあ。


予約状況をみると空いているのは次の日曜日の昼の時間帯だった。
接種会場は自宅から歩いて１０分ほどの多目的施設である。

２回目の接種では翌日の昼に熱が出て大汗をかいたので、接種前に水分補給用としてポカリスェットと食欲が出ないときのためにカロリーメイト、そして熱さましの薬も用意しておいた。

そして接種日当日、歩いて会場へと行くと・・なんだか閑散としている。
これは人の密集を避けるため時間を区切っているからなんだろうな。

入り口で検温をして手の消毒もしてから接種券とお薬手帳を出す。
係の人が本人確認と健康に問題ないかをチェックして待機の席へと案内された。
会場のホールの中はひんやりしている、感染を防ぐために外の空気を取り入れているからなのだが、今朝の最低気温はマイナス７度だった。
看護師さんたちは寒そうだなぁ。これが仕事とはいえ本当にご苦労様と声をかけたくなる。

看護師さんから健康状態や前回の接種後の様子を聞かれる。
そのあとは医師の質問を受ける。
「前回の接種の翌日に熱が出たんですよ」
「熱さましの薬とか服用しましたか？」
「はい、時間をおいて２錠飲みました、そのあとは平熱に戻り痛みとかも無くなりました」
というような会話があって接種場所、といってもすぐ隣だけど、へ案内される。
注射の後は１５分ほど別の部屋で待機させられる。

３０人ほどが時間の来るのを待っていた。
問診から接種までは３組で行われているので効率よく人数がさばけているのだろう。
待機部屋では出口に見張り（笑）の人がいて帰ろうとする人が時間前に出ていかないようにしている。

前回のクリニックでの接種の時は狭い待合室で隣の人と肩が触れ合うような状態だったが、このような集団接種会場のほうが気分的には安心かな。

自宅へ戻りゆっくりと過ごす、夕食を終えるまでは注射をした肩に痛みはあるもののいたって普通だった。
今日は早めに寝たほうがよいだろうと、ベッドへ入ってしばらくすると、、、、
寒いというか手足が冷える。

それでもなんとかウトウトしたのだが、
午前２時ころ猛烈な寒気で目が覚めた。
手と足がまるで氷になったような感覚である。
あわてて体温計を取り出して測ってみると３８度だった。

普段はほとんど使わない電気毛布のスイッチを入れたのだが、手足がかじかんでつらい。
布団に入っているというのに手袋をして靴下を履いてさらにマフラーまでする。
それでもなかなか冷たさは消えず、結局朝までよく眠れなかった。
寒い時期だからなのか汗はまったく出なくて寒さだけが続くのだった。

翌朝の体温は３７．６度だった。
本当は薬に頼りたくないのだが熱さましの薬を１錠飲む。

食欲はあるのだがベッドから起き上がるのがしんどい。
ポカリとカロリーメイトを用意しておいて正解だった。
これで満腹感は得られないけど栄養補給と水分補給にはなるだろう。

お昼の体温は３７．５度で思いのほか熱が下がらない。
熱さましの薬をさらに１錠飲む。

結局夕方までベッドから出られなかった。
それでも午後６時には３７．２度まで下がった、ふうう・・やれやれ。
その後、午後９時には３６．４度と平熱にまで戻った。
注射した肩の痛みはあるけれど２日も経てば消えるはずである。

接種から２日後にはすっかり平熱に戻り、肩の痛みも消えた。

これでまんいち新型コロナ（Covid-19）に感染することがあっても重症化するリスクはかなり減るはずだ。


しかしウィルスというのはかなり狡猾なものだから、さらに新型の新型というのが現れるかもしれない。

「え～～、新型の新型つまり最新型コロナというのが現れましたので、これからは毎月ワクチン接種を受けてもらうことになります」
なんてことにならなければよいのだが。