東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

春まだ浅くコロナは続く

2021年04月04日 | つぶやき
北国岩手県の盛岡市でも梅の花が咲きだした。



いまだに日本では新型コロナウィルスが猛威をふるっている。

政府がオリンピックをどうしてもやりたくて無理やり緊急事態宣言を解除したものだから東京など大都会での感染が地方にも広がって来たのだ。

IOCに対して「どうです、日本はすでに緊急事態宣言を解除しました。女性蔑視発言の会長の首もすげかえましたよ。なんとかオリンピックを開催させてくださいよ、そうすれば総理大臣として顔が立つし選挙で勝てますから。」と言ったかどうだか知らないが、、、
無理が通れば道理が引っ込むのことわざが思い出されるのだった。



岩手県の田舎町でもスーパーマーケットへ行くと子供連れ、カップルなど大勢の人がいる。
学校は春休みだし春めく季節になって出かけたくなるのだ、「政府が宣言解除したんだから」と言い訳もできる。
その人ごみのなかでウィルスは伝播していくのである。

その岩手県でさえも公職になる人たちが酒を飲みながらの会食をしていたというのが発覚したのだ。
「地元の産業を支援したかった」という実に見苦しい言い訳までしている。
これで誰でも「地元の支援のために」という理由での宴会が可能になったのである(笑)

宴会、カラオケだけがウィルス拡散の要因ではないだろうと思う。

どだいワクチンの接種の見通しがあいまいなままで宣言を解除してはダメなのである。
国民の70パーセントがワクチン接種を終えたあたりで解除するのが妥当ではないだろうか。

人間は長期間の緊張には耐えられないようで、緊急事態宣言を解除しなくてもどうしても気が緩むのは仕方ない、これは全世界共通の悩みのようだ。
若い世代は「感染したってたいしたことないんだってよ~。」と考えているはずだし、年配者も「おれたちどうせ先は長くないんだ、ここで自粛するより酒飲んでカラオケしようや。」と半ばやけっぱちになっている人も多いだろうと想像する。
そうでなければあの“クラスター発生”はかなり抑えられていたはずだからだ。

どうやら新型コロナウィルスというやつは『新幹線で移動拡散する』もののようである。
これが本当の「新感染」、、、そういえばそんなタイトルの映画があったっけなあ。
おお、そうか! 新幹線の運行を止めれば感染の拡大は防げるのか。(笑)

ウィルスは東京から東海道新幹線で大阪へ東北新幹線で仙台へ、そして山形新幹線で山形県へと移動しているようである。
もっとも東京から地方に行くにしたがって新幹線の運行本数も乗客の数も減るので盛岡市、秋田市、青森市などは感染者数も減ってくる。
まさに人の大量高速移動が生んだ最悪の感染症ということだな。
コメント
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