東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR花輪線沿線を歩く旅 柴平駅ー>十和田南駅

2017年04月28日 | JR花輪線 歩き旅
柴平駅ー>十和田南駅 約3.6Km 2017年4月16日(日曜日)

柴平駅の写真を撮ったらすぐに歩き出す。

現在時刻は午後1時20分だ。
十和田南駅発午後2時16分発の上り列車に間に合わないと次は午後4時27分発になってしまう。
間に合うはずだとは思うが左ひざの痛みが強くなってきた。
休めば回復するだろうがここで休むと列車に間に合わなくなる。

途中でなんどか休憩を入れるのでなければこの辺りが一日に歩ける限界のようである。

しばらく行くと「マセ川」というバス停があった。




その先にあるのが「間瀬川」だった、なぜカタカナで書いたのだろうかと小さな疑問。



松ノ木バス停にはすごくさび付いた標識があった。



ここまで錆びると貫禄さえ感じる。

路地を少し入ったところにクリーム色に塗られた鳥居が建っていた。



額には八幡神社とあったが日本の神様は鳥居の材質、カラーにはこだわらないおおらかさがあるようだ。



午後2時に十和田南駅前まで来た。







約3.6キロを40分ほどで歩いた。

駅の正面には稲荷神社がある、わたしはこの赤い鳥居のほうが好きである。



外国の日本観光のポスターには赤い鳥居と大仏像、富士山、東京タワーが一度に見渡せるように思える写真があるのが多い。
赤い鳥居は外国から見た日本のイメージにぴったりなのだろう。

駅への道のわきにも鳥居があってこれはどうやら鉄骨製のようだ。



マンホールの蓋と鳥居を見かけると写真を撮るというヘンな癖がついてしまったなあ。







自動券売機で切符を買ってプラットホームへと行く。



先客がひとりだけいた。
ビデオカメラを構えているところをみると撮り鉄の方であろう。
この十和田南駅は好摩方面からの列車と大館方面からの列車がスイッチバックをするのだ、これを撮影しているらしい。
わたしはこのスイッチバックをこの駅から奥羽本線の大鰐方面へ延伸するためだったと思っていたのだが、東北本線の一戸駅へと線路を伸ばす計画が中止になってしまったのだと知ってちょっと驚いた。
もし実現していたとしても大赤字路線だったに違いないからだ。

この線路の先は行き止まりである、プラットホームから線路をみると列車の停止位置から先の踏面(線路の車輪が踏む部分)はしっかりと錆びついていた。





上り方面のディーゼル列車が入線してきた、兄畑駅までの運賃は410円だった。








兄畑駅から十和田南駅間のJRの営業キロは21.9キロメートルだ。
途中昼食休憩を入れて約6時間で22キロを歩いた。
時速3.6キロほどだからやはり歩く速度は数年前に比べて遅くなっている。
途中からひざに痛みが出たのも影響しているのだ。


兄畑駅まで戻り車で湯瀬温泉へと向かう。
日帰り温泉の入浴料は60歳以上なら100円というのはじつにうれしい。
日曜日なのに客は2人だけだった。

今日かかった費用はガソリン代を除くと昼食の350円とJR運賃410円、入浴料の100円だけである。
こんな旅行者がいるから地方の活性化がすすまないのだ。



つづく。

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JR花輪線沿線歩き旅 鹿角花輪駅ー>柴平駅

2017年04月26日 | JR花輪線 歩き旅
鹿角花輪駅ー>柴平駅 約5.3Km 2017年4月16日(日曜日)

駅を出るとすぐ隣に「鹿角きりたんぽFM」局があった。



最初は名物のきりたんぽをマイクにみたてたデザインかと思ったが、どうやら電源スイッチだろうと後から気づいた。

さらに数分歩くと消防団の屯所があった。



おお、ショーウィンドウに見えているのは纏ではないか。



江戸時代はこの纏持ちが火消しのヒーローだったというが、ずいぶんと重そうだなあ。

さらにその先には「コモッセ」という複合施設が見えている。



最近はこのような産直や保育所、多目的ホールを兼ね備えた施設を造るのが流行りである。
屋上にはこれまたトレンドの太陽光発電設備がある。
見たところデザイン優先で取り付けたもののようだ。

「エコ」「地球にやさしい」という言葉は現代の免罪符である。
ジェット機や自動車、家電製品から割りばしに至るまでエコをうたわなければ売れない時代なのだ。
そのうち「エコで地球にやさしい核兵器」というのが出てくるんじゃないかと思っている。

そのコモッセの隣にひっそりと建っているのが八正寺稲荷神社だ。



寺なのか神社なのかはっきりしろと言いたくなるような名前だが、鳥居のわきにある桜の木の形がなんとも良いのだった。
「長命桜」というんだそうだ、あやかりたいものである。



このあたりから左ひざが痛むようになった。
歩けないほどではないが痛くて歩くペースが落ちてきた。

「六月田橋」があった。



人名、地名は読み方がむずかしいが帰宅後調べてみたら「ろくがつだ」と読むらしい。
なんだ~そのまんまじゃないかと少々がっかり、六月田さんという苗字もあるそうだ。

できるだけ線路沿いの道を歩こうと思い農道のほうへと向かう。



2両編成のディーゼルカーが十和田南駅方面へと走っていく。



周りが田んぼだけのところにいきなり小学校が現れた。



はて、校舎の裏に住宅地が広がっているのかな?と見たがやはり田んぼが広がっているだけだ。
地図を見ると学校は住宅地からは1キロメートル以上も離れている。



夏の時期はよいとしても冬は雪も多いし暗くなるのも早い、街灯もないようなところを通学するのは子供達にはしんどいのではないだろうかと余計な心配をしてしまう。



柴平駅が見えてきた。



文字がかすれてやっと判別できるバス停をすぎると柴平駅だ。











次は今日の目的地である十和田南駅だ。






つづく。

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JR花輪線沿線歩き旅 陸中大里駅ー>鹿角花輪駅

2017年04月25日 | JR花輪線 歩き旅
陸中大里駅ー>鹿角花輪駅 約3.9Km 2017年4月16日(日曜日)

晴れたと思えば急に曇って猛烈な風が吹いてくる。
前方からの風にあらがうように身体を前に傾けながら歩く。

東北高速道鹿角八幡平への接続道路わきにはまだ雪の塊が残っていた。



その隣に有名な花輪ばやしの案内看板があった。いちど見たいとおもいながらまだ機会がない。



もうすぐ道の駅だ。



ふと電柱を見るとスキージャンプをしているイラストがある。



鹿角市はジャンプ競技がさかんなのかしら。

「高校入口」のバス停。



うーむ、鹿角市には高校はひとつだけなんだろうなあ。

ホームセンターの駐車場にもまだ雪が残っていた。



”道の駅あんとらあ”に到着だ。



ここはわたしが車で弘前方面に行くときは必ず立ち寄るところである。
「あんとらあ」という名称はいままで気にしたことがなかったのだがインターネットで調べてみると「鹿の角」の英語をひらがなにしたものだそうだ。

中庭のところでなにやら人の動きがあるので行ってみると、花輪ばやしの屋台を組み立てているところだった。



夏祭りの時期には早すぎるので桜まつりとかのイベント用なのだろう。





組み立てている男たちは楽しそうである、やはり祭りというのは嬉しいものなのだな。

舞台の照明がLED電球になっているのは時代の流れだろうが、祭りの情緒を壊さないようにしてもらいたいものだ。



青森のねぶた祭りなどでもそうだが山車の中にたくさんの電球や蛍光ランプを入れている。

バッテリーだけでは電力が足りないらしくて発電機のド、ド、ド、ド・・という音が聞こえてくるのだ。あの音が雰囲気を台無しにしてしまうのだ。
町の中はコンビニや商店の照明、街灯の照明もあって明るいので対抗上山車の照明も明るくしなければならないというのは理解できるんだけどねえ。
せめて神社の周りだけでもよいから人工の照明を消して、松明やロウソクなどの灯りでお祭りをしたらよいんじゃないかと思っている。

ここには無料の貸自転車もあるので町中の散策が楽しめるのだ。





道の駅のすぐそばにある桜もうっすらとピンク色になっていた。



北国の春はすぐそこまで来ている。









線路沿いの道を進んで花輪鹿角駅前まで来た。





静かな駅前の通り。



駅前には観光案内所があって、ここでも無料で自転車が借りられるようになっていた。



駅前にあるモニュメント? SLの動輪と故障中の時計そして「声良鶏」の像である。



時刻は12時10分前だ、ここまで休憩をせずに4時間歩き続けた。



お腹もすいているので駅そばを食べることにする。
たぬきそば350円なり。



味のほうはというとソバは柔らかすぎだったしツユもわたしの好みではなかった、残念。

待合室の壁にSLの写真が飾ってあった。
花輪線の竜が森駅(現:安比高原駅)付近で撮影したものだ。



本州最後のSLの三重連がカメラマンに人気だったのだ。

わたしもSLが見納めになる前に写真を撮りに行ったものだ。






上の写真2枚は1971年撮影のものである、今の機関車ならすいすい登っていくような勾配だが当時のSLはあえぐように煙を吐いて登ってきたものだった。



つづく。
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JR花輪線沿線歩き旅 八幡平駅ー>陸中大里駅

2017年04月24日 | JR花輪線 歩き旅
八幡平駅ー>陸中大里駅 約2.1Km 2017年4月16日(日曜日)

だれもいない駅を背に歩き出す。
この区間はさほど人家の多いところでないのに駅間距離が短い。

駅から駅へと歩いていくのをわたしは「沿線を歩く」とタイトルをつけているが「駅から駅のつたい歩き」という表現をしている方もいる。
こんなことをしているのはわたしだけでは無かったと知って一安心(笑)

駅などで「撮り鉄」の方を見かけることがある。
無人駅でも乗客はいないのにカメラを構えた「撮り鉄」の方を見ることもある。
ただ、残念なのは彼らが”自家用車”で駅まで来ているということだ。
写真を撮ったらさっさと車で次の駅へと向かうというのでは鉄道会社の収入にはならないわけで、できることなら鉄道を乗り継ぐなどして来てもらいたい。
そして宿泊や観光、食事などでお金を使ってもらえれば地方の活性化にもなるというものだ。
といいながらわたしも途中駅までは車を使っているし昼食は特価処分品の弁当ばかりという状況で、とても活性化のお役に立っているとは言えない、反省せねば。

さて、、
駅前に「大日霊貴神社はすぐそこ」の看板があったので立ち寄ってみることにする。



神社の由緒には継体天皇17年に建立されたとあった。
ほう、1500年も経っているのか。これはすごい。





1300年前に再建され、それから大日堂舞楽が伝承されているのだそうだ。





それにしても大日霊貴神社と書いて「おおひるめむちじんじゃ」と読むとは、ふりがながなかったら読めなかったな。



内部はかなり広い。思わず高い天井を見上げてしまう。



なかに入るとなぜか気が引き締まるように感じる。



秋田は日本海の海路があって京都との距離が近いのだ。
それでこのような人家の多くないところにも古代から都の文化が伝わってきたのだろう。

なんとなく岩手県に比べると神社の数は秋田県のほうが多いように思える。

神社をあとにして進む。



陸中大里駅に到着だ。









小さな待合室があるだけのさみしい駅であった。



つづく。
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JR花輪線沿線歩き旅 2017年4月16日

2017年04月23日 | JR花輪線 歩き旅
湯瀬温泉駅ー>八幡平駅 約4.5Km 2017年4月16日(日曜日)

駅の写真を撮ってから先へと進む。



駅すぐ近くの踏切の表示にはSLが描かれていた、まだ新しい標識なのだがなぜSLを描いたのかなあ。





好摩駅から60Km地点。



道の両側は急峻な山がそびえていてその間を米代川が流れており、川に沿って線路と国道が通っている、上を見上げれば東北道の陸橋である。





東北道を車で通るとこの辺りはトンネルと橋の連続である。

と、橋の上になにやら動物のようなものが見えた。



近づいてみるとタヌキだった。

はて?なぜ橋の上で。ちょっとした不思議である。
野生動物の交通事故は歩いているとときどき目にするが、橋の真ん中でタヌキが倒れているのは見たことがない。
まだ時間がたっていないのだろう、つやつやとした毛並みが風に揺れている。
車に轢かれたののならそれらしい跡があるだろうと思うが、周りに血やブレーキの跡も無くてまるでここで寝ているかのように見える。
可哀そうだなと思う。どんな生き物だって不慮の死はイヤだろうに。

少し行くと湯瀬渓谷の案内板があった。



ここに車を止めて河原へと降りて行けるようだが「熊とハチに注意」と書いてある。



しかもスズメバチと書いてあるのが恐い。
わたしの知り合いでスズメバチに刺されて危うく命を落としそうになった人がいるのだ。

この坂を下って鹿角市八幡平へと入って行く。



岩手県に八幡平市というのがある。町村合併の時に市の名前を八幡平市と名付けようとしたところ、こちら秋田県の八幡平からクレームが入ったことがあったけなあ。

左手にレンガ造りの建物が見えてきた。



三菱マテリアル碇発電所である。
いつもは車からチラと見るだけだが今日は建物の近くで見れる。





なんと明治40年の運転開始なんだそうだ、すでに110年が経過している。もっとも発電機は最新型に変えられているそうだが。



水力発電はじつにエコである、原子力発電所は耐用年数はたった40年だそうだ。
まんいちの事故のリスクも考えるとむりやり原発にしなくてもよいのでは?と考えるのだが、このような水力発電だけでは日本の産業の電力をまかないきれないということだろうなあ。

わたしの育った田舎町にもこのようなごく小規模の発電所があった。
わたしが小学生だったころは「電休日」というのがあった。
記憶では毎週金曜日が「電気が休みの日」だったはずだ。
金曜日は電気が来ないのでランプの灯りで暮らすことになる、ランプのホヤ(ガラスの部分)は煤で汚れるからその掃除をするのがわたしの仕事であった。
このような体験をしている人はほとんどいないだろうなあ。

レンガの建物は趣があってじつによいものだ、大震災にも耐えたのだからこれからも頑張ってもらいたいものである。

発電所の向かいに八幡平橋がある。





なぜか唐突に赤い欄干と擬宝珠という・・いったいなぜなのか?



どうやらここが湯瀬渓谷への入り口ということらしい、それで雰囲気を出すためにこのようなデザインにしたものだろう。
たしかにここから見る秋の紅葉はすばらしいのだ。

だがわたしが好きなのはこの橋のすぐ近くのこの石積みである。



最近はコンクリートブロックで固めた風情のないのが多いが、ここは石の大きさが揃っていて美しいのだった。

目まぐるしく変わる天気のなか先を急ぐ。

鳥居があった「お、ステンレス製の鳥居か」と近くでみると鉄骨に銀色の塗装をしたものである。
丈夫そうでよいが情緒という面ではイマイチかな。



ニワトリの絵が描いてあるマンホールの蓋を発見。



鹿角市はニワトリが名物なんだろうか。
帰宅後インターネットで見ると「声良鶏」といって国の天然記念物なんだそうだ。

日曜日ということもあるのか人気のない町中へと入って行く。





八幡平駅に到着だ、時刻は10時5分。ここまで2時間歩いた。







こじんまりとした駅舎である、あまりにこじんまりしすぎてトイレと間違えてしまいそうだ。



この駅も向こう側のプラットホームは使われていない、というより線路が撤去されているのだった。







待合室にはベンチがなくてその代わりに縁台のようなものがある、寝そべって列車を待つにはよさそうだが、はて使い勝手はどうなのか。





つづく。


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JR花輪線沿線を歩く旅 兄畑駅ー>湯瀬温泉駅

2017年04月22日 | JR花輪線 歩き旅
鼠経ヘルニアの手術から1か月半が経過した。
普段の生活で痛みを感じることは無くなったが、なにかのひょうしに軽くズキッとくることがある。
数年前から続いている手指の痛みは肘と肩にも移動してきていて、これまた普段の生活に大きな支障が無い程度に痛む。
なにかを持った時に痛みで落としそうになることが増えてきたし、寝ているときにズキズキと痛むのはつらい。
まあ、それ以外は問題く生活できている。

北東北もやっと春らしさを感じるようになってきた。
関東地方では桜が満開とのニュースを見るが、こちらでは5月の連休時期が花見シーズンとなるのではと思う。


暖かくなるとあちこち歩き回りたくなる。
週に2、3度は買い物を兼ねたりしながら2、3時間歩いていたのだが、同じコースを歩くだけというのはつまらない。

昨秋はJR花輪線を好摩駅から兄畑駅まで歩いたで、その続きに挑戦したい。



兄畑駅ー>湯瀬温泉駅 約4.2Km 2017年4月16日(日曜日)

天気予報を見ながら日にちを決めようとするのだが、インターネットの天気予報とNHKの天気予報でまったく違う予報になることもあって決めかねていた。

きょう4月16日はおおむね晴れだが場所によっては風雨があるかもしれないという予報だ。
念のため雨具と着替えを持って出かけることにする。

兄畑駅への途中、安比高原付近には道路わきにまだ雪が残っていた。



午前8時に兄畑駅に到着。駅前に車を停めて歩き出す。



すこし歩いて橋を渡ると「氣比風穴」の案内があった。





氣比と書いて「きのした」と読むのだそうだ。人名、地名は読めないのが多いなあ。

「まんず、ねまるべ」というのは「まあ、おすわりなさい(お休みください)」という意味の方言である。

そこを過ぎると秋田県だ。





北に向かって右が花輪線の線路だ、すぐ左は米代川が流れていてその向こう側は高速道路である。
その米代川につり橋が架かっている。



車は通れない幅だが、なかなか立派な橋なので歩いて渡ってみたのだが対岸に道はなかった。



対岸にある高速道路の保守などに使用するための橋なのではないかと思う。





天気予報の通りに今日の天気はまったく安定しない。
晴れたかと思えばも強い風が吹き付けてくる、雨が降り出しそうな雲がでてきたと思えば青空が出てくるといった状態で、めまぐるしく天気が変わるのだった。

スノーシェルターをくぐっていくとネコヤナギがあった。





風に揺れて「まだ、寒いよ~」と言っているようだ。


列車の音が聞こえてきたのでカメラを構えて待つ。






鉄道防雪林の標識があった。ここは雪深い土地なのだ。




米代川の向こうに旧国道282号線が見える、



昔はあの道を通って弘前方面へと行ったものだ、大型車のすれ違いがやっとという細い道路だった。


湯瀬温泉郷がもうすぐそこだ。





駅の南側の踏切から駅を見ると、今は使っていないプラットホームに桜の並木が見える。





桜の時期はさぞかし美しいだろう。

湯瀬温泉駅に到着だ、ここまで1時間かかった。





駅看板は趣があってよろしい。






つづく
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