柴平駅ー>十和田南駅 約3.6Km 2017年4月16日(日曜日)
柴平駅の写真を撮ったらすぐに歩き出す。
現在時刻は午後1時20分だ。
十和田南駅発午後2時16分発の上り列車に間に合わないと次は午後4時27分発になってしまう。
間に合うはずだとは思うが左ひざの痛みが強くなってきた。
休めば回復するだろうがここで休むと列車に間に合わなくなる。
途中でなんどか休憩を入れるのでなければこの辺りが一日に歩ける限界のようである。
しばらく行くと「マセ川」というバス停があった。
その先にあるのが「間瀬川」だった、なぜカタカナで書いたのだろうかと小さな疑問。
松ノ木バス停にはすごくさび付いた標識があった。
ここまで錆びると貫禄さえ感じる。
路地を少し入ったところにクリーム色に塗られた鳥居が建っていた。
額には八幡神社とあったが日本の神様は鳥居の材質、カラーにはこだわらないおおらかさがあるようだ。
午後2時に十和田南駅前まで来た。
約3.6キロを40分ほどで歩いた。
駅の正面には稲荷神社がある、わたしはこの赤い鳥居のほうが好きである。
外国の日本観光のポスターには赤い鳥居と大仏像、富士山、東京タワーが一度に見渡せるように思える写真があるのが多い。
赤い鳥居は外国から見た日本のイメージにぴったりなのだろう。
駅への道のわきにも鳥居があってこれはどうやら鉄骨製のようだ。
マンホールの蓋と鳥居を見かけると写真を撮るというヘンな癖がついてしまったなあ。
自動券売機で切符を買ってプラットホームへと行く。
先客がひとりだけいた。
ビデオカメラを構えているところをみると撮り鉄の方であろう。
この十和田南駅は好摩方面からの列車と大館方面からの列車がスイッチバックをするのだ、これを撮影しているらしい。
わたしはこのスイッチバックをこの駅から奥羽本線の大鰐方面へ延伸するためだったと思っていたのだが、東北本線の一戸駅へと線路を伸ばす計画が中止になってしまったのだと知ってちょっと驚いた。
もし実現していたとしても大赤字路線だったに違いないからだ。
この線路の先は行き止まりである、プラットホームから線路をみると列車の停止位置から先の踏面(線路の車輪が踏む部分)はしっかりと錆びついていた。
上り方面のディーゼル列車が入線してきた、兄畑駅までの運賃は410円だった。
兄畑駅から十和田南駅間のJRの営業キロは21.9キロメートルだ。
途中昼食休憩を入れて約6時間で22キロを歩いた。
時速3.6キロほどだからやはり歩く速度は数年前に比べて遅くなっている。
途中からひざに痛みが出たのも影響しているのだ。
兄畑駅まで戻り車で湯瀬温泉へと向かう。
日帰り温泉の入浴料は60歳以上なら100円というのはじつにうれしい。
日曜日なのに客は2人だけだった。
今日かかった費用はガソリン代を除くと昼食の350円とJR運賃410円、入浴料の100円だけである。
こんな旅行者がいるから地方の活性化がすすまないのだ。
つづく。
柴平駅の写真を撮ったらすぐに歩き出す。
現在時刻は午後1時20分だ。
十和田南駅発午後2時16分発の上り列車に間に合わないと次は午後4時27分発になってしまう。
間に合うはずだとは思うが左ひざの痛みが強くなってきた。
休めば回復するだろうがここで休むと列車に間に合わなくなる。
途中でなんどか休憩を入れるのでなければこの辺りが一日に歩ける限界のようである。
しばらく行くと「マセ川」というバス停があった。
その先にあるのが「間瀬川」だった、なぜカタカナで書いたのだろうかと小さな疑問。
松ノ木バス停にはすごくさび付いた標識があった。
ここまで錆びると貫禄さえ感じる。
路地を少し入ったところにクリーム色に塗られた鳥居が建っていた。
額には八幡神社とあったが日本の神様は鳥居の材質、カラーにはこだわらないおおらかさがあるようだ。
午後2時に十和田南駅前まで来た。
約3.6キロを40分ほどで歩いた。
駅の正面には稲荷神社がある、わたしはこの赤い鳥居のほうが好きである。
外国の日本観光のポスターには赤い鳥居と大仏像、富士山、東京タワーが一度に見渡せるように思える写真があるのが多い。
赤い鳥居は外国から見た日本のイメージにぴったりなのだろう。
駅への道のわきにも鳥居があってこれはどうやら鉄骨製のようだ。
マンホールの蓋と鳥居を見かけると写真を撮るというヘンな癖がついてしまったなあ。
自動券売機で切符を買ってプラットホームへと行く。
先客がひとりだけいた。
ビデオカメラを構えているところをみると撮り鉄の方であろう。
この十和田南駅は好摩方面からの列車と大館方面からの列車がスイッチバックをするのだ、これを撮影しているらしい。
わたしはこのスイッチバックをこの駅から奥羽本線の大鰐方面へ延伸するためだったと思っていたのだが、東北本線の一戸駅へと線路を伸ばす計画が中止になってしまったのだと知ってちょっと驚いた。
もし実現していたとしても大赤字路線だったに違いないからだ。
この線路の先は行き止まりである、プラットホームから線路をみると列車の停止位置から先の踏面(線路の車輪が踏む部分)はしっかりと錆びついていた。
上り方面のディーゼル列車が入線してきた、兄畑駅までの運賃は410円だった。
兄畑駅から十和田南駅間のJRの営業キロは21.9キロメートルだ。
途中昼食休憩を入れて約6時間で22キロを歩いた。
時速3.6キロほどだからやはり歩く速度は数年前に比べて遅くなっている。
途中からひざに痛みが出たのも影響しているのだ。
兄畑駅まで戻り車で湯瀬温泉へと向かう。
日帰り温泉の入浴料は60歳以上なら100円というのはじつにうれしい。
日曜日なのに客は2人だけだった。
今日かかった費用はガソリン代を除くと昼食の350円とJR運賃410円、入浴料の100円だけである。
こんな旅行者がいるから地方の活性化がすすまないのだ。
つづく。