某国の将軍様の執務室
将軍様の側近
「将軍様、とうとうわが国もコロナウィルスの感染者が増えてまいりました。すでにこの宮殿の中にも感染者が出ております。」
将軍様
「ううむ。。。困ったことになったなあ。あればかりはミサイルも使えないし、隣の国に助けを求めるなんてことは絶対にしたくないしなあ。」
将軍様の側近
「将軍様、そうは言ってもすでに緊急事態でございますよ。わが国はミサイルを買うためにお金を使いすぎましたので医療のほうは50年前のままなのです。このままでは国民の大多数が感染し死んでしまうかもしれません。」
将軍様
「はて、、どうしたらよいものかな。」
将軍様の側近
「南のお隣K国ではPCR検査とやらを大々的にすることで感染者の急増を抑え込んだそうですよ。そのため大統領の人気が上昇して選挙で大勝したそうです。」
将軍様
「それはニュースを見ているから知っているよ。」
将軍様の側近
「わが国も感染を抑え込めば将軍様の御威光がさらに増すことになります、この際ですからお隣の国に援助を頼んでみてはいかがですか。」
将軍様
「それはできん。いかに同じ民族とはいえわが国の支配下あるべき者たちに援助を乞うなどわが一族の名誉にかけても断るぞ。」
将軍様の側近
「はい、、、しかしこのままでは・・・」
将軍様
「きのう友人のトラちゃんにLINEで聞いたのだが、良い治療法があるとのことだったよ。」
将軍様の側近
「は、、トラちゃんですか?」
将軍様
「うむ、わしはトラちゃんとはツイッターだけでなくLINEでもやりとりしているのだ。シューちゃんプーちゃんとも仲が良いのだよ。嘘じゃないよ、握手している写真があるから見せようか?」
将軍様の側近
「い・・いや結構です。」
将軍様
「トラちゃんが教えてくれたところではコロナウィルスは消毒液で死滅させることができる。もし感染してもその消毒液を体内に注射すればウィルスは消えてなくなるということだった。」
将軍様の側近
「えーーーっ、本当ですか。」
将軍様
「うん、なにしろ世界一の大国の指導者のいう事だからな、間違いはないよ。そこでわしはさっそく自分自身で試してみたのだよ。一国の指導者たるものコロナウィルスごときで死ぬわけにはいかんからな。」
将軍様の側近
「もう注射をしてしまったのですか、なんと気の早い。」
将軍様
「おや、、なんだか気分が悪くなってきたぞ。注射の量が多かったかな。」
将軍様の側近
「将軍様、顔色が悪いですよ。唇が紫色になってますよ。ああああ・・将軍様ぁぁぁ。」
将軍様の側近
「将軍様、とうとうわが国もコロナウィルスの感染者が増えてまいりました。すでにこの宮殿の中にも感染者が出ております。」
将軍様
「ううむ。。。困ったことになったなあ。あればかりはミサイルも使えないし、隣の国に助けを求めるなんてことは絶対にしたくないしなあ。」
将軍様の側近
「将軍様、そうは言ってもすでに緊急事態でございますよ。わが国はミサイルを買うためにお金を使いすぎましたので医療のほうは50年前のままなのです。このままでは国民の大多数が感染し死んでしまうかもしれません。」
将軍様
「はて、、どうしたらよいものかな。」
将軍様の側近
「南のお隣K国ではPCR検査とやらを大々的にすることで感染者の急増を抑え込んだそうですよ。そのため大統領の人気が上昇して選挙で大勝したそうです。」
将軍様
「それはニュースを見ているから知っているよ。」
将軍様の側近
「わが国も感染を抑え込めば将軍様の御威光がさらに増すことになります、この際ですからお隣の国に援助を頼んでみてはいかがですか。」
将軍様
「それはできん。いかに同じ民族とはいえわが国の支配下あるべき者たちに援助を乞うなどわが一族の名誉にかけても断るぞ。」
将軍様の側近
「はい、、、しかしこのままでは・・・」
将軍様
「きのう友人のトラちゃんにLINEで聞いたのだが、良い治療法があるとのことだったよ。」
将軍様の側近
「は、、トラちゃんですか?」
将軍様
「うむ、わしはトラちゃんとはツイッターだけでなくLINEでもやりとりしているのだ。シューちゃんプーちゃんとも仲が良いのだよ。嘘じゃないよ、握手している写真があるから見せようか?」
将軍様の側近
「い・・いや結構です。」
将軍様
「トラちゃんが教えてくれたところではコロナウィルスは消毒液で死滅させることができる。もし感染してもその消毒液を体内に注射すればウィルスは消えてなくなるということだった。」
将軍様の側近
「えーーーっ、本当ですか。」
将軍様
「うん、なにしろ世界一の大国の指導者のいう事だからな、間違いはないよ。そこでわしはさっそく自分自身で試してみたのだよ。一国の指導者たるものコロナウィルスごときで死ぬわけにはいかんからな。」
将軍様の側近
「もう注射をしてしまったのですか、なんと気の早い。」
将軍様
「おや、、なんだか気分が悪くなってきたぞ。注射の量が多かったかな。」
将軍様の側近
「将軍様、顔色が悪いですよ。唇が紫色になってますよ。ああああ・・将軍様ぁぁぁ。」