東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅

2019年06月23日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅 【番外編】

2019年(平成31年)4月9日(火曜日) 江ノ島電鉄体験記

熱海からの帰りに大船の湘南モノレールと江ノ電に乗ってみたいと考えた。

このチャンスを逃すと二度と乗れないかもしれないのだ。


まず大船駅で途中下車して駅前を見て回る。



来月に改元されるということで商店街では便乗セールの真っ最中だ。





早くも「令和」は大安売りされていた。セールの口実はなんでもいんだよね。



大災害があったなら「大災害特別セール」などというのもやるんじゃないか。

モノレール駅へと移動する。





懸垂式ということで車両上部に連結器がついている、これは知らなかったな。





連結器イコール電車の下部というイメージしか無かったのだ。

今日も快晴だがかなり冷えている。
モノレールなので車窓からの眺めがよい。



窓から富士山がきれいに見えたので写真を撮りまくる。
地元の人は見慣れている光景だろうけどわたしは観光客だからね。
江の島駅で降りると外にテラスがあって、ここからも富士山が正面に見える。









降りた乗客は皆ここで写真を撮るのがキマリのようだ。
もちろんわたしもしっかりと撮影する。



エスカレーターで地上に降りると交差点の向かい側に魚屋さんがあった。
「船善」という店なのだがひらがなで魚やエビの形を書いているのが面白い。





なかなかしゃれたデザインだな。
看板の「海産物、魚料理」の文字がゴチックというのがちょっとおしいなあ。
せめて明朝体にしてほしかった。

江の島方面へと歩いていくと、パンの移動販売車があった。



その先にも同じような車があって路上のカフェになっているのだった。



さらに先には味噌もちや串もちの販売車もあった。



わたしの住む田舎だと村祭りのやぼったい屋台にしかならないけど、江の島だと串もちもおしゃれに感じるから不思議なものである。

江の島方面へと歩いていくと右手にくっきりと富士山が見えた。





うーーん!これは確かに絵になる光景だ。
左に見える女性は中国からの観光客なのだろうか、なんどもポーズを変えて写真を撮っていた。



一緒の男性は単にカメラマンとして来ているかのようにシャッターを押す姿がいじらしい。
どこの国でも男性は女性のお供でしかないんだなあ。

江の島駅へ戻る途中でサーフボードを運んでいる人とすれ違う。



今日は冷たい風が吹いているがサーファーは寒くないんだろうか。
つい、セーターでも着たら?と声をかけてあげたくなるのだった。

江の島駅から鎌倉駅まで江ノ電に乗る。



過去に鎌倉へ来たことはあるが大仏を見たという記憶しかない。
江ノ電に乗るのはこれが初めてだ。





電車の行き先票を見ると桜の絵が表示されていた。



つい、「観光客に媚びるんじゃない!」と言いたくなった。





江ノ電は観光客に人気なのだがあまりの混雑で地元の人が乗れなかったりするという弊害が起きているのだ。
そのため地元の人を優先的に入場させるなどの対策を打ち出しているという。
江ノ電としては観光客からの収入は欲しいが地元の人を無視できないし、、という苦肉の策なのだろう。
今日は平日だが晴れていて桜も見ごろだから観光客が多いのだった。(わたしもそのひとりだが)
途中の駅には三脚を立てて撮影する外国人の姿もあった。これは混んでいるときは迷惑だよなあ。



運転席の後ろには中国系と思われる女性が3人いて、それぞれがカメラとスマホを構えて撮影中だった。
中国でも撮り鉄の女性が増えているんだろうか。
気弱なわたしはその隙間からそーっとカメラを出して写真を撮る。



鎌倉駅で降りて車止めを見ると、、カエルが乗っていた。これも観光客向けなのか。





さて昼食の時間だが周りのレストランはどこも満員だ。どこも観光客でごった返しているのは桜の時期だからだろう。





駅近くに東急ストアがあったので弁当を買う。





店の前のベンチに腰掛けてちょっとだけお花見気分のお昼ご飯。わたしは安上がりな人間だ。



鶴岡八幡宮への参道も観光客でいっぱいだった。
目立つのが若い観光客の姿だ、昔は神社のお参りといえば爺さん婆さんが列をなしていたものだが、いつの間に信心深い若者が増えたのだろうか。
商店街の中には韓国の人が見たら「なんだ、これは!」といいそうなものもあったりする。



この町でも着物のレンタル業がさかんなようで着物姿で写真を取り合う女性の姿があちらこちらにいた。





カップルで和服を着て歩く人もいるのだが、「お嬢様、おらがお荷物をお持ちしますだ、、」と、男性は女性のお供にしか見えないのが気の毒である。



お殿様の姿にすればよさそうだがちょっと間違えると“バカ殿様”になってしまいそうだし、、むずかしいところだね。
人力車も大流行で客が途切れない、まさに書き入れ時。



体力と楽しい会話の能力が必要だろうけどな。そういえば人力車の運転免許なんてあるのかしら。

鶴岡八幡宮の境内にも外国人観光客が大勢いた。



われわれには見慣れた手水舎も面白い被写体になるのだな。



当然ながら桜と鳥居という組み合わせは日本を表現するには最適なわけで全員がカメラを向けている。





わたしも撮影したのだが、桜と鳥居だけではどこで撮ったのかわからないな。
どちらを向いても人、人、人で田舎の村祭りどころではない人出の多さだった。





そうそうに神宮を後にして駅へと向かう。





途中でも花が咲いていればセルフィーをする女性の姿がある。女性というのは自分の写真が好きなんだろうな。







湘南モノレールと江ノ島電鉄に乗れて充実した一日を終えて帰宅の途につく。
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東海道本線全線全駅歩き旅 34

2019年05月18日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月31日(日曜日) 湯河原駅 ―> 熱海駅 5.5Km

駅前のベンチで10分ほど休んで歩き出す。

かなり強い風が吹いている。



昼食にしようと駅から坂を下りて国道沿いのガストへ入ろうと店内を見ると、、満員で待っている人が大勢いるのだった。
待つのが苦手なわたしはガストを後にして先へと進む。





天気は良いが風は強い。あまり汗をかかずに済むのは良いのだが油断すると脱水症になるかもしれない。





また長い坂を登っていく。





景色がよいのはうれしいが坂道はつらい。





やっと熱海まで4Kmの標識が表れた。







民家の庭には桜とオレンジのコラボレーション。



温暖な土地というのはうらやましいなと、寒いところから来たじいさんはつくづく思うのだった。

坂を下りていくと高層ビルが次々と見えてきた。
大江戸温泉物語など大型のレジャー施設やでっかいホテルが建っている。



熱海駅前にはこんなものがあった。



静岡県と富士山をかたどったベンチだろう、、けど座りにくそうだ。

駅前には足湯があったが座る場所もないほどの混雑だ。







外国人の姿も多い、やはり「手湯」より「足湯」のほうが人気なのだ。

今日は日曜日だから熱海駅は大混雑だった。



その混雑の中、駅前ではテレビの収録が行われていた。



お店のおすすめの品を紹介しているようだ。

駅前を見て回る。
仲見世商店街もすごい混雑である。







人気の店には長い行列が出来ていて座れるところなど無い。
全員がまるでそれがきまりであるかのように買った品を持ってスマホで自撮りをしているというのは今では当たり前の光景になってしまったな。



わたしは誰も注目していない駅前に展示してあるSLを撮影する。





こんなに小さくて実用になるんだろうかと心配になるほど小型の機関車だ。

昼食は駅向かいの昭和の面影を残すビルの中で食べた。







並ばずに食べれるのはこの店だけだったのだ。
親子丼と蕎麦のセットでのお昼ごはん。


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東海道本線全線全駅歩き旅 33

2019年05月17日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月31日(日曜日) 真鶴駅 ―> 湯河原駅 3.3Km

真鶴駅には桜の開花情報があった。



いまが見ごろだな。

駅前にはしっかりとモニュメントがあった。



真鶴だから鶴の像、シンプルな形がよかった。

国道135号線を湯河原方面目指して歩く。



バイクの集団が爆音を響かせながら通り過ぎる。



相模湾の海の青いこと、風が強いので波頭が白く光る。



海沿いの道を歩くのは気持ちがよいな。



ほどなく湯河原の街並みが見えてきた。
町のはずれにあったお地蔵さんは空中浮遊しているような形だった。



「右 小田原」の文字がなんとか読みとれる。
そばには「小道地蔵堂休憩処」というのもあるが休まず歩き続ける。



「海の家」のバス停。



海の家はここにしかないのだろうか。

湯河原駅へは国道から坂を1キロ以上も登っていかなくてはならない。



痛む足をひきずるようにゆっくりと進んでいく。
今日はマラソンが開催されるとのことでボランティアの人たちが交通整理をしていた。



やっとのことで湯河原駅に到着。



駅前にはやはり銅像があった。「土肥實平公と夫人」の像である。





うーむ、かっこいい! こういう像は外国人にもわかりやすいだろうな。

なかなかよい雰囲気の湯河原駅前。



足湯ではなく「手湯」というのがあるのだが、だーれも利用していなかった。



やはり足湯のほうがいいよねえ。



駅の入り口には暖簾がかかっていた、温泉地らしい演出だね。





観光案内所では自転車のレンタルも行っているし、WiFiがフリーで使えるというのも観光客へのうれしい配慮だ。






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東海道本線全線全駅歩き旅 32

2019年05月16日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月31日(日曜日) 根府川駅 ―> 真鶴駅 5.4Km

朝4時半に起きだして関内駅へと向かう。
今日のスタートは根府川駅だが運賃が1140円である。



JR券が往復で2280円、乗車時間も片道1時間かかるのでは安い宿を選んだ意味がないなぁ。
昨夜はほかに空いている安い宿がなかったから仕方ないのだけれど。

まだ薄暗い関内駅のホーム。



なんと立ったまま寝ている人がいた。器用な人だなあ。



午前7時前に根府川駅に到着だ。





ちいさな無人駅だが乗降客が多いのだった。日曜日だから観光客がほとんどのようだ。
駅のベンチに座ってサンドイッチと缶コーヒーで朝食にする。





地方統一選挙の真っ最中だ。駅前には選挙ポスター掲示板があった。



今回も与党の勝利だろうな。
残念なことだが日本はよい野党が育たない国だなと思う。
社会党が政権を握ったのも民主党が与党になったのも長い歴史から見ればほんの一瞬のことでしかなかった。

野党のバラバラさ加減には中道派でリベラル好きのわたしでもあきれてしまう。
「ぼく、〇〇くんと一緒に活動するのはイヤだもん」とか「えー、女の子がリーダーになるならボクは抜けるよ」というような小学生以下レベルのことばかりやっていて連携、統一ということが出来ない。
総理大臣がころころ変わるのにもあきれたものだ。「えー、、今週の総理大臣は、、」みたいになってしまっていた。
中学校の当番じゃあるまいし。

前回の選挙の後で「野党が連携していれば政権を奪還できただろう」というニュースを読んで唖然としたものだった。
しっかりとした野党があってこそ政権は真剣に政治に取り組めるのだと思うのだ。
われわれは独裁政権(または独裁に近い)が過去にどんな間違いを犯してきたのかよく考えるべきなのだ。
EU離脱で大揺れのイギリスの議会を見ながら日本の政治に不安を覚えるのである。
と、、選挙カーの騒音を聞き流しながら思った次第。


歩き旅に戻る。

根府川駅からすぐのところに寺山神社があった。





今日は晴れているが寒い。境内の桜も凍えている。



ここの注連縄はお相撲さんのまわしみたいな形。



その先には関所入り口のバス停があった。坂を下っていくと関所跡があるとのこと。



坂道を登っていくとこの景色、山、山、山である。





下を見ると新幹線が通っていた。海側には東海道本線が通る、ここは交通の要衝なのだ。





この先にはゴルフコースやヒルトンホテルなどがあるのだ、先ほど根府川駅で降りた乗客もホテルの送迎バスに乗り込んで去っていったっけ。



坂を上っていく。



足は痛い。右足のかかとをかばうようにほとんどつま先で歩いている。
昨夜の雨で緑が美しく輝いている。
これはマンホールの蓋ではない“小田原市 公共基準点”と書いてある。



測量などで使うものだそうだ。

道路わきに甘夏みかんが落ちていた。



まわりを見るとあちこちに落ちている。





見上げると山の上にはミカン畑がある。あそこから落ちてきたものらしい。
この地方では「どんぐりころころ」じゃなくて「ミカンころころ」と歌うとか(嘘)
りんご畑はなだらかな土地に作るがミカン畑は急な斜面に作るんだなあ。
よく見ると周りはミカン畑だらけだった。





1本の木に文字通り鈴生り状態。実の重さで枝が折れてしまわないのだろうか。



急な斜面に作るからこのようなモノレールで収穫したものを運んだりしているのだ。





乗り物大好きなわたしは、楽しそうだな乗ってみたいと思った。

さらに山道を進んでいく。



青空に桜が映える。







“海抜130m”の標識があった。
えーっ!ここまで津波が・・・まさかね。





もし100mの津波が来たなら日本のほとんどは海の下だろう、恐ろしい。
ここは地震の巣である。
関東大震災時には根府川駅で列車が土石流で海まで流されて112人の犠牲者が出たのだそうだ。
峠を越えてやっと下り坂になった。







向こうから急坂をものともせずに自転車で来る人がいた、スゴイ!



海と桜。おお!よい景色。







ときどき風はあるものの歩くには最適な天候である。

途中で見かけた看板。





かわいい子犬というけれど、どうもこのイラストからは想像しにくいな。

ここにもみかんの無人販売所がある、ジュース用とあるがこれだけ入って200円と安い。





またしても自転車で坂を上ってくる人の姿、みんな休日を楽しんでいるんだな。





テントでオレンジ類の販売をしていた。さすが産地だけあって種類も豊富だ。



坂を下っていくと真鶴駅が見えてきた。





時刻は9時45分。ここまで2時間15分かかっている。









根府川駅と真鶴駅間はJR営業キロは5.4Kmだが歩いた距離は7.7キロだ。
山道だったし足も痛かったことを考えればまずまずのペースかな。


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東海道本線全線全駅歩き旅 31

2019年05月15日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月30日(土曜日) 早川駅 ―> 根府川駅 4.4Km

早川駅前にはみかん、甘夏ミカンの無人販売所があった。





そのわきには甘夏ミカンの木がある、もいで並べるだけの文字通り新鮮な産直だな。



国道135号線を南下する。



ここにもみかんの販売所があった。



はるか、ゴールデンオレンジ、甘夏、湘南ゴールド、レモン、はっさく、温州ミカン、デコポン、ポンカンなどなど、、ごん太という品種もあるそうだ。



柑橘類ってこんなに種類があったのかと驚くばかり。

海岸沿いの道を進んでいく。右は東海道本線だ。





山の上のほうを見るとミカンの木をネットで覆っているのが見えた。



電車が来るのを待ってシャッターを切る。





この道は国道だが歩道が無い、車はかなりのスピードを出しているので怖い。



途中から工事中の区間があったのでそちらを歩いていく。



交通整理をしている警備の人がいた。
右側に坂道があったので「こっちの道は通れるんですか?」と聞いたら、、
「ダイジョブ、アッチノミチアブナイ、コッチヲイクトヨイデス」と親切に教えてくれた。



どうやらインドネシアからの出稼ぎの人らしい。
こんなところでも外国人が活躍しているんだな。

坂道を登っていくと海岸沿いの道路がよく見えた、歩道が無いあの道は確かに「アブナイ」なあ。









この道は以前は国道135号線だったのだろう。

坂の多い道だが休日なのでロードレースを楽しむ人たちがかなりいる。



岩手県ではまず見ることのない竹林があったので撮影する。



坂の途中には桜並木もあり満開の桜を楽しむことができた。





また看板屋さんの壁にはエリアの観光マップもあって歩いていて楽しい。





ふうふう息を切らせて坂を上っていくと根府川駅に到着だ。









時刻は午後3時半だ。



今日はこの駅までとしよう。
足が痛くてとても次の駅まで行けそうにないし今夜の宿は遠い横浜なのだ。

根府川駅は小さな駅なのに大勢の客がいた。



どうやらイベント列車が停まっているようだ。





ホームは乗客と撮影する人でごった返していた。
この駅からは相模湾がきれいに見える。



海の見える駅はいいな。



小田原駅まで戻ってコインロッカーからバッグパックを取り出して横浜の関内駅へと向かう。
横浜に着くともう夕暮れだ。







今夜もカプセルホテルに泊まることになってしまったなあ。



夕食は伊勢佐木町の日高屋で食べた。





決め手は“中華そば 390円”のポスターだ。



ここでも安さで選ぶわたしであった。
明日の朝食用のパンも隣のコンビニで買っておく。



雰囲気の良い伊勢佐木町だがラーメン屋とカプセルホテルの往復だけというのも侘しいなあ。



午後9時には寝てしまう。


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東海道本線全線全駅歩き旅 30

2019年05月14日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月30日(土曜日) 小田原駅 ―> 早川駅 2.1Km

小田原駅前は観光客で賑わっていた。



外国人観光客が見ているのは“いきなりステーキ”のお店だ。

土産店には“かまぼこ”だけでなく“つぶれ梅”というのも並んでいる。





作る工程で皮が破れたりした梅干しのことだそうだ。見ているだけで唾が出てくる。

駅前のかまぼこ店は大入り満員だった。





小田原駅を後にして南下する。





小田原城を横目に見て東海道本線を右に見ながら進んでいく。



足はテーピングで固定したので痛みは少し楽になった。


距離が近いので早川駅には午後2時に到着した。








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東海道本線全線全駅歩き旅 29

2019年05月13日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月30日(土曜日) 鴨宮駅 ―> 小田原駅 3.1K



鴨宮駅には開業50周年の石碑があった。



銅像はないのか?と周りを見ると新幹線が石の台に乗っている。



「新幹線発祥の地・鴨宮」とある。



はて新幹線を考案した人の生地なのか、それとも工場がここにあったのかな。
パネルを読むと昭和37年、鴨宮と綾瀬間が新幹線の試験区間となったのだそうだ。
東京オリンピックに間に合わせるために大急ぎで造ったんだろうなぁ。



小田原駅を目指して歩く。
昼食の時間になったが手ごろな食堂が見つからない。
スーパーマーケットがあったのであんパンとゼリーを買ってスーパー前のベンチで食べる。





こんなもので昼食を済ませていいのだろうか。



小田原駅に到着。


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東海道本線全線全駅歩き旅 28

2019年05月12日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月30日(土曜日) 国府津駅 ―> 鴨宮駅 3.1Km

国府津駅も長い歴史があるのだが駅前の建物も歴史を感じさせるものがたくさんあった。







歩いていくとここにも石碑があって“みぎ いすみの”と書いてある。





その脇にはこんなものが、、え?これは石臼じゃないか・・なぜこんなところに?



「いまじゃ使わなくなったからねえ、それで同じ石の仲間ということでここに持ってきたんだよ~」というのがわたしの推理である。

しばらく歩くと「巡礼街道」というのがあった。



ネットで調べると「飯泉観音」へ向かう道だとのこと。
東海道本線沿いということもあるのでこの道を歩いてみる。







あちこちに巡礼街道であったことを示す看板や石碑があるのだが、ごく普通の道だったのでちょっと拍子抜け。





鴨宮駅を目指して線路沿いの道へと戻る。

鴨宮駅に到着、時刻はちょうど12時。







今夜の宿は熱海か湯河原にしようと考えてネットで検索するとすべて満室だった。
そうか、今日は土曜日だったなあ。
ひとり5万円も出せば泊まれるホテルもあるようだが、わたしにはとてもそんな予算はない。
静岡市内も清水市、三島市のホテルもすべて満室だ。
困ったことになった、、、この寒さでは野宿もできないし。
昨夜のホテルに電話してみたがやはり今日は満室とのこと。
どうしよう・・
その日の宿は当日になってから決めるという旅の計画は早くも頓挫してしまった。
横浜のカプセルホテルに電話をすると「空いてますよ、土曜日だから2800円です」との返事。
往復の電車賃と時間はかかるけどほかに手は無いので予約を入れる。


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東海道本線全線全駅歩き旅 27

2019年05月11日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

4日目・2019年(平成31年)3月30日(土曜日) 二宮駅 ―> 国府津駅 4.6Km

午前5時に起きてカーテンを開けると窓の結露がすごかった。



昨夜は最低気温が7度とかなり冷え込んだのだ。
ありゃ、この窓はカギが壊れているぞ。



安い宿だからなあ、こんなことで驚いていられない。

窓を拭いて外を見ると、、小田原城の天守閣が見えた。





寝ているときは足の痛みはないが立ち上がるとかなり痛い。



湿布をべたべたと貼り付ける。

チェックアウトはフロントにある箱にキーを放り込むだけ。
長期滞在者もいるのだろう廊下には漫画が、そして電子レンジもあるのだった。





足が痛いが小田原城の観光もしたい。
まず駅に行きコインロッカーにバッグパックを預けることにする。
小田原市の駅近くを国道1号線が通っている。



歩道にはこのように町名の由来を描いたものや小田原城への道案内などがある。










城下町らしく駐車場もこのとおり。





駅への道で強力な磁力を感じた、、その先には“すき家”があった。



ぐっと我慢して通り過ぎる。

駅の地下道階段には富士山の絵があった。これは赤富士かな。



コインロッカーに荷物を預けてから朝食へと行く。





入ったのは“松屋”。





“すき家”と同じようなものだが朝食はこちらのほうが安いのだ。

食べ終えたらお城へと歩いていく。





荷物が無いから足の負担は少ないのだが痛みは変わらない。
商店街には桜を模した風船が飾られていて春を演出しているが今日はかなりの寒さ。



「史跡 小田原城址」の大きな石碑。





お堀端の桜も「寒さのため本日は開花を見合わせております」



小田原の桜まつりは「かまぼこ桜まつり」という名称だった。



さすが小田原だ、かまぼこにこだわっているんだなあ。

入っていくと目の前に軍用車が、、、え? もしかして某国からミサイルが飛んでくるのか。





これは自衛隊員募集のためのものだった。テントではパンフレットを配っている。





場所が場所だけに映画“戦国自衛隊”を思い出してしまう。
痛い足を引きずりながら城の中を見て回る。







石垣を見て日本は石の文化が根付かなかったんだなと思う。



外国人観光客向けのアトラクションだろうかSAMURAIやNINJAの文字が躍っている。





子供連れで来たのなら楽しめるだろうな。

この天守閣は1960年に再建されたのだそうだ。



まだ開館時間前で入れなかったのは残念。

駅前に戻りドン・キホーテでテーピングテープを買う。





足首を固定したほうが痛みが少ないだろうと思ったのだ。
これが後で悲惨なことになるとはこの時点では考えもしなかった。



テーピングしたので歩く姿はぎこちないが確かにテーピング前よりは楽になった。


小田原駅から今日の出発点の二宮駅へと移動する。



二宮駅で降りるとおばあさんが電車から飛び出して来て「〇〇ちゃん!〇〇ちゃん! どこにいるの!」と叫んでいる。
たぶん目を離したすきに孫とはぐれてしまったのだ。
電車から降りたのか、それともまだ乗っているのか。
おばあさんはホームで叫んでいたが見つからないようでまた電車へ乗り込んだのだが、、、果たして再会できただろうか。
ちびっこは本当に目が離せないからなあ。

二宮駅を出て“ガラスのうさぎ 少女像”をもう一度見てから駅を後に歩き出す。



バックパックは無いけれど足に負担をかけないようゆっくりと歩く。





街道沿いには格子の民家や道祖神などがあった。





今日は土曜日、早朝ランニングやロードレースを楽しむ人たちの姿がある。





地元の商店の店頭には夏みかんがいっぱい。



「これより大山道」の碑の前を通って行くとここにも道祖神があった。







国府津駅に到着。





市役所の建物のような外観の駅だった。
駅前で銅像は見つけることはできなかったが“国府津駅開業100周年記念”の石碑があった。





長い歴史のある駅なんだなあ。




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東海道本線全線全駅歩き旅 26

2019年05月10日 | 東海道本線 東京駅~熱海駅
2019年3月 東海道本線に沿って歩く旅

3日目・2019年(平成31年)3月29日(金曜日) 大磯駅 ―> 二宮駅 5.3Km



足が痛いので歩き旅を中断しようかそれとも1、2日休養しようかと悩む。
歩かなければ足に痛みはない。骨に異常があるのではなさそうだ。
とにかく右足に負担をかけないようにゆっくりと歩こう、遅くてもいいから前へ進もう。

駅からすぐのところに島崎藤村邸への案内があった。



見学時間は午後4時までということで今日は断念。

このあたりから旧東海道の松並木の名残りが見えてくる。







そして道祖神もあちらこちらにある。





古くなってどれが本体やら傘やら擬宝珠やら。

「愛の地蔵尊」というのもある。





またもやネットで調べると元は悲しい話のようだが夫婦の愛の部分に焦点をあてて愛の地蔵尊と名前をつけたようだ。
若いカップルにお参りに来てもらいたいな、、ということで命名したように思える。

二宮町へと入っていく。



マンホールの蓋には市の花の椿。





カラー版は色鮮やかでいいね。わざわざ湘南と入れないところも好感がもてる。
どんよりとした曇り空なのでもう薄暗くなってきた。



やっとの思いで二宮駅に到着。



足は痛いが駅前のモニュメントの写真は撮る。



なにを表しているのかはわからないが錆が目立つ。
ステンレス製にする予算がなかったのかな。



駅前にはこの銅像が建っていた。



ああ、ここだったのか。
太平洋戦争中にこの駅近くで米軍の機銃掃射により目の前で父親を亡くした少女の話だ。
わたしもこの本を読んだ。
戦争中はこのような悲劇が繰り返された、それを思い起こさせるための記念碑なのだ。

時刻はもうすぐ午後6時。きょうはこの駅までとする。



今夜は小田原のホテルを予約したのでJRで小田原まで移動する。



ピンぼけ写真になってしまった。ミラーレスカメラは暗いところでは焦点が合いにくいのが難点だ。

小田原駅ではでっかい小田原提灯が迎えてくれる。



駅の地下街には“木製の郵便ポスト”があった、どうやら投函できる本物のようだ。



小田原だからかまぼこを売っている店が目立つ。







ホテルは駅から徒歩10分ほどだったがわかりにくいところにあった。





薄暗い路地を入っていくのだが雑居ビルの4階部分がホテルになっているのだ。



フロントへ行くと、、、、だーれもいない。



「出かけているのでチェックインする人は電話をください」とメモがある。
電話を掛けると「あと10分ほどでもどりますので部屋で待っててください、部屋番号は・・」とのことだった。
うーむ、アバウト。

10分ほどで係の人が来たのでチェックインをして部屋へ。



テレビなしアメニティなし寝巻もなし、一人で寝るには十分な広さの部屋だが実にシンプル。





さっそく汗ばんだシャツを脱いで洗濯をする。洗剤を忘れてきたので石鹸で洗う。
エアコンを温風にして強制的に乾かす。



ホテルから2分のところにセブンイレブンがあった。
駅前まで食べに行くのも面倒で夕食はコンビニ弁当になってしまった。



テレビもないので午後8時半に寝てしまう。


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