05月13日(月)晴れのち曇りのち一時雨
盛岡駅 ― 山岸駅 歩いた距離 5.2Km
このところ肌寒い曇りの日が多い。
太陽が顔を出すこともあるのだが日差しは長く続かず、半日も晴れていることがない。
曇っているときは気温が10度前後だったりして、一度仕舞った石油ストーブをまた出してきたりしている。
しかも晴れているときは例外なく強風である。
布団を干そうものなら風であおられて飛んでいきそうになる。
庭に干した洗濯物が風で落ちてしまったりもした。
ニュースでは関東以南では真夏日になり最高気温が35度になったりで「熱中症にご注意」と呼びかけている。
1993年の大冷害のときもこんな天候だった。
西日本は暑すぎだったし、北日本は冷害となったのだった。
さて今日の天気予報は「晴れ、夜は曇りから雨」となっている。
朝食後にバイクで盛岡駅前へ行き、09時50分に盛岡駅をスタート。
山田線に沿って歩き始める。
盛岡駅前を流れる北上川

きょうも風が強い。かなり冷たい風が西の方角から吹いている。
夕顔瀬橋を渡る。

橋のたもとには「カッパ」がいる。

その昔、この橋の付近にかっぱが棲んでいたのだという。
梨木町踏み切りに差し掛かる、線路を見ると踏面がかなり錆び付いている。


錆の状態で列車の運行本数が少ないのがわかる。

10時20分に上盛岡駅に到着。

一日に上下で10本しか停車しない駅なのに駅前ではタクシーが客待ちをしていた。

この駅の裏手は現在は県立中央病院があるが、以前は専売公社(現、日本たばこ)の工場があり、貨物用の引込み線もあったのだ。
いまではその面影をしのばせるものは残っていない。
小本街道踏切から山を越えて山岸駅方面へ行きたかったのだが、どうやら道はなさそうだった。
小本街道踏み切りの上は国道4号線が通っている。

線路はトンネルへ入るが、道は無いので回り道をすることになる。

盛岡の名所「鬼の手形」への案内板。

大きな岩に鬼が手形を残したと言われるものだ。
「五百羅漢」で有名な報恩寺の脇を通る。

このあたりは北山地区でお寺が多い。
国道4号バイパスへ出て盛岡市公民館方面へ向かう。
公民館の庭園は盛岡市民の憩いの場所である。

山岸駅脇の「岩手焼踏切」

えっ? 岩手焼・・ちょっと不思議なネーミングだな。
山岸駅に着いたのは11時15分だった。

ところが急に雲行きが怪しくなってきて、ぱらぱらと雨が落ちてきた。
うーむ、天気予報では夕方から雨のはずだったのに~。
上米内駅まで歩きたかったが引き返すことにする。
15分ほど待ち11時26分の盛岡駅行きに乗り込む。

運賃は180円で車内で車掌から切符を買った。

盛岡駅からバイクで帰宅しようとバイクで走り出すと、急に雨が強く降り出してきた。
北の空には稲妻もみえている。
バイクを止めて雨宿りをすればよかったのに濡れながら帰宅した。
ところが帰宅してしばらくすると太陽が顔を出してきたではないか。
どうやら雨の降っている場所を選んで走っていたようである。
