東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅 47

2019年05月31日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

7日目・2019年(平成31年)4月3日(水曜日) 興津駅 ―> 清水駅 4.7Km

傷口に絆創膏のケアリーグを貼る。



足首を一周して傷があるので絆創膏の数も多くなってしまう。

今日も雲ひとつない快晴だ。







だが気温は低くて北風も強い。
北陸地方は雪だったようだ。

朝食はセブンイレブンのサンドイッチとサラダ、ちゃんと野菜も食べなきゃね。



利用しなかったがホテルには無料の洗濯機があるのだ、50円の洗剤を買えば自由に使えるのは客としてはありがたい。



駅へと向かう。



男餃子があるのは昨夜見たがなんと女餃子というのもあるのだ、どこが違うのだろうか。
ニンニクの量が違うのだろうと想像する。
看板を見ると地元の人は静岡を「しぞーか」と発音するらしい、方言は面白いな。
今日は6時半すぎに目が覚めた。だんだん朝寝坊になってきている。



7時45分の列車で興津駅へ向かう。
興津駅で通勤通学客を横目に見ながら駅を後にして歩き出す。



いったい何年前に立てたものなのか文字がかすれて読めないほどだ。



興津宿も古い商家が残っている。



この店は杉玉が下げてあるので造り酒屋かと思ったが米屋さんだった。



以前は酒屋だったのかもしれないな。





興津宿公園では江戸時代を演出しているのだが中途半端な印象だった。









歩いていくと「太平洋岸自転車道」の案内があったのでそちらを歩いてみる。
新興津緑地というのがあり小高い丘の公園になっている。
丘の上からは富士山のてっぺんだけが見えた。





となりのビルも邪魔だし展望という意味ではちょっと残念なところだった。
それでも写真を撮って国道1号線へと戻る。


のこぎりを作っている店だ。店頭ののこぎりをかたどった看板がかっこいい。





果樹剪定鋸とあるからみかんの枝を切るのに特化したものだろう。
玄関のガラスはぴかぴかに磨かれていた。
美しく磨かれたガラス窓は見て気持ちがよい。

少し行くと興津宿を説明する大きなパネルがあった。ここも観光客が多いんだろうな。






美しい格子戸の住宅。







このお宅の戸袋も美しいデザインだ。



日本の職人はこのようなところにセンスを発揮するね。
だが民家の前の高速道路が景観を邪魔しているし、すぐ裏は東海道本線が走っているので旧東海道の面影を偲ぶのはむずかしい。



さらに行くと1本だけ残された松が立っていた。





ここでも江戸の昔はずーっと松並木が続いていたんだろうな、と想像するしかない。
車社会になれば道路を拡張しなければならず、とか言ってほかに道路を造る土地もそうは無いわけで並木を切ってしまうことになるのだ、残念だが時代の流れということか。

藤枝、浜松もまだまだ遠いなあ。



足元にはサッカーの絵が、そうかここは清水エスパルの本拠地だったっけ。





この町は電線の地中化が進んでいるため空が広くみえて気持ちがよい。





清水駅が近くなると大きなビルが目立つようになる。



清水駅に到着。ここにも「東照宮」の塔があった。









清水駅の入り口には「ちびまるこちゃん」のイラストがあった。





ちびまるこちゃんの作者さくらももこさんは清水市の出身だったのだ。



清水駅は広くて開放感のある駅だ。





駅の2階から遠くに富士山を見ることができる。







駅みなと口側にはまるでアマチュア無線のアンテナのような構造物やちょっとなまめかしい形の石像があった。





このレンガの壁はバスを待つ人のベンチのためだろうか。




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東海道本線全線全駅歩き旅 46

2019年05月30日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 由比駅 ―> 興津駅 5.9Km

いまの時刻は午後2時半過ぎだ。

この先に有名な「さった峠」がある。





わたしは毎日You Tubeでさった峠からの富士山を見ている。
↓のアドレスでライブを見ることができる。

https://www.youtube.com/watch?v=CWNjN2bYzsA

さった峠へはここから坂道を3キロ以上歩かなくてはならない。

急な上り坂だし、上れば当然ながら下りもあるわけで足に負担がかかるだろう。
足が痛まなければ行ってみたいのだが、この状態では無理をしたくない。

迷った末に国道1号線を歩くことにした。
歩道橋を渡り海側の歩道を歩いていく。











この地点で東京から160Kmだ。





歩道はあるが歩いているのはわたしだけ、そういえばライブカメラで毎日見ているが歩いている人を見たことが無い。



歩道から振り返ると富士山が見える。



国道の海側にはドライブインがある。



You Tubeで見ていてもこのドライブインに車が停まっているのを見たことがなかったのだが、それも道理ですでに廃業しているのだった。







そこから見上げるとさった峠がそびえている。
あれが展望台だろう、ライブ用カメラもあそこにあるはずだ。





駿河湾の青い海、富士山と歌川広重(安藤広重)が絵にするのがうなずける景色の良いところである。



だが堤防が延々と続いていて歩道からは海が見えないのが残念だ。
自転車で旅をしている人たちが追い越して行く。



振り返って見ると左側の崖の部分がさった峠。



昔は崖の下は海だったから道は崖の上に沿って作らなければならなかったんだろうな。

進んでいくと健康ランドがあってさらに行くと、、「女体の森 宗像神社」というのが目の前に。







え、、、女体の森? 
つい裸体の女性像がいっぱい並んでいるのでは、と想像してしまう。
帰宅後に調べてみるとどうやら海から見える森が女性の形に見えるので漁師がそのようによんだものらしいが、、よくわからない。

さらにその先には石塔、石碑などを一か所に集めました感のある一角があった。







興津駅前まで来た。





時刻は午後4時過ぎだ。









今日はこの駅までとして予約したホテルのある静岡駅まで電車で行く。





静岡駅は大きな駅だ









駅前には「東照宮」の大きな石碑があった。





ここは徳川家康の本拠地、駿府城公園をはじめとして見どころも多い。
マンホールの蓋にも徳川家康が描かれているのだ。





駅前には餃子とおでんがメインの飲み屋が目立つ。





今夜の宿はオレンジホテルである。



やや古い感じのビジネスホテルだが手ごろな料金が魅力なのだ。
部屋は狭いが電気ポット、目覚まし時計、空気清浄機と設備は充実している。







さらに新聞も無料というのはうれしい。
これでバスルームが広ければ文句なしなんだがな。

新聞の1面は改元のニュースだった。



5月1日に「平成」から「令和」に変わるのだ。
ネット上では「令」という文字に抵抗感を持つ人がいるようで「命令」「下令」などが連想されて上から目線が出ているのではという声があった。
確かにそんな感じもするし「昭和」で使われた「和」をもう一度使うのもなんだかな、である。
まあ慣れれば違和感は無くなるだろうけど。
わたしは元号に反対するものではないが、日本は西暦をメインにすべきだと思う。
メインに西暦そしてカッコ付きで元号というのがよいと思う。
なんといっても昭和、平成、令和と計算するのが面倒だしね。
平成は1月8日からで令和は5月1日からだよねぇ、、、えーっと1月5日はまだ昭和で4月29日は平成だったんだよね、、、で、、、結局何年経ったの???・・・。
計算の苦手なわたしはわからなくなってしまう。
行政の人が国際化を叫んでいるのに元号にこだわるのはどうかなと思うのだ。

夕食はカップ麺とおにぎりという黄金の組み合わせ。



これで今夜は外出しなくて済む。

今日も寒かった、中部地方から北日本にかけて冷え込んで雪が積もったところもあったのだ。



足の様子を見ると、、包帯に血がにじんでいた。



無理して歩いたからなあ。


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東海道本線全線全駅歩き旅 45

2019年05月29日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 蒲原駅 ―> 由比駅 5.9Km


がらーんとしている蒲原駅の写真を撮ってから油井駅目指して歩き出す。

通りには名産の桜えびとしらすを扱うお店が何軒も並んでいた。







蒲原宿と由比宿は距離が近いんだなあ。







東海道を歩いていて感じたのは町から町への間も民家が連なっていることだった。
町の切れ目が無いのだ。東京からここまで歩いてきて山道以外では、道路沿いに田んぼや畑を見かけなかった。
少し道路から離れれば田んぼもあるだろうが街道沿いは家が途切れないのだ。
北東北の道を歩いていると町と町の間は田んぼや畑、雑木林など人家のないところが多い。
ここは主要な街道沿いということで人口も通行も多いのだなと納得する。





由比本陣公園の前を通る。





中に入ってみると観光案内所があり、パネル展示とともに江戸時代の由比宿の模型もあった。







江戸のころは街道沿いに宿屋、民家が並んでいてそのすぐ裏は田んぼや畑だったんだな。



日本は明治になるまで車を使う文化が無い状態だったから道幅は狭い。



それが明治以降の近代化の妨げになったのは間違いところだろう。



由比宿を抜けていく、由比川に架かる橋の歩道部分は木の板で造られていた。





ちょっとでも昔の雰囲気を味わってもらいたいということなのだね。



この通りは「由比桜えび通り」というのだ、どこまでも桜えびにこだわるのだった。



重々しい感じの外観の住宅を見かけた。







「せがい造り」というのだそうだ。



説明を読んで実用より見栄えを重視したものだろうと推測する。

ここでも玄関前デコポン、せとか、はるか、レモンが売られていた。



うちわを再利用した看板がなにげにステキ。

旧道だから道は車のすれ違いがやっとの狭さだ。





由比駅が見えてきた。



駅前から少し離れた木陰に少女の銅像があった。



うん、これなら涼しいし日焼けもしないだろうな、
造った人のやさしさが出ていると思う。

駅前には桜えびの大きなゲートがあって客を迎えてくれる。



さらに駅向かいの壁には桜えびとしらすの料理を勧める看板があるのだ。





桜えびとしらすをこれほどアピールするとは・・









由比駅の待合室に地元の特産品がケース内に並んでいる。



お!これはわたしがよく買う“いなば食品”の缶詰ではないか。



この缶詰を食べるとぐぅーんと背中が反り返る、、、“いなばうあー”だから・・
おら、いなば食品のグリーンカレーが大好きだぁ。


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東海道本線全線全駅歩き旅 44

2019年05月28日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 新蒲原駅 ―> 蒲原駅 2.4Km

この駅の近くには御殿山があり桜の名所なのだが、今日は平日ということもあり観光客の姿はなかった。







天気がよいのにもったいなあ。
まあ、桜は観光客の都合に合わせて咲くわけじゃないからね。


旧東海道・蒲原宿の通りを歩いていくと、昔の旅籠を観光客用のお休み処にしているところがあった。







中ではボランティアの方だろう年配の女性がいろいろと説明をしてくれる。



表通りから裏庭へ抜ける細い土間の通路や2階への急な階段、明かり取りの天窓など、、、懐かしい。
わたしは盛岡市の古い民家に下宿をしていたことがあるのだがこんな家だったなあ。
夏は高い天井から風が抜けて熱を逃がしてくれるのだが、冬の暖房は炭のこたつだけだったので室内で水が凍るほど寒かった。
なにしろふすまと障子で仕切っているだけだから冷たい外気がもろに入ってくるのだ。
なぜ北国に適した構造の家を造ろうとしなかったのかと疑問に思ったものだ。
寒さの厳しい北国と温暖な静岡、気候はかなりちがうのに同じ形の住宅をつくるなんて日本人は保守的なんだな。

蒲原宿の通り沿いには 歴史のある建物がかなり残っていた。





盛岡市ではこのような格子戸はもう残っていない。





文化財として民家を残すのは大変なことだ。







補修もしなければならないし、古い家というのは現在の生活に合わないから暮らしにくいのだ。







この建物は五十嵐歯科医院だったそうだ。



玄関の柱には「電話 二十二番」とか「簡易保険歯科医」とならんで「東京歯科大学同窓會々員」のプレートが打ち付けてあった。



民家の前には無人販売のでこぽんが日傘の下で客を待っていた。
4個入って100円はお得だな。










橋の欄干や歩道にも名産の桜えびの絵があるのだった。
シラスも名産なのだが、どうもシラスは絵にならないようだ。

人通りのない道を進んでいくと蒲原駅に到着だ。












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東海道本線全線全駅歩き旅 43

2019年05月27日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 富士川駅 ―>  新蒲原駅 2.8Km

富士川駅を後にして進んでいくとセルフうどんの店があった。





ちょうど昼食時だからこの店で食べよう。
選んだのは肉うどん380円と天ぷら50円だ。



天ぷらが50円というのは破格の安さだな。
値段は安いが味は良い、うどんも美味いがツユもさっぱりとしていておいしかった。

「軽金踏切」があった。とうとう150kmを超えたぞと小さな満足感。



このへんに軽金属の工場があるのだろうかと思ったが「かるかね」と読むのだった。



ここから静岡市に入っていく。
ピンク色に塗られた歩道橋があった。なぜピンク色なのかはこのあと判明する。





新蒲原駅に着いた。
駅前にはステンレス製らしき塔が立っている。



そして歩道には広重の東海道五三次の絵が埋め込んである。







この時間は駅に乗客の姿はなかった。





この駅は無人駅なのだろうか、それとも時間帯で窓口を開けるのかな。



駅前に漁船があった。



え? まさか津波で打ち上げられたんじゃないよな。
わたしは東日本大震災後の津波で塩釜駅前まで流された漁船を見たことがあるのだ。

この地区は桜えびの産地で漁船はそのためのものだった、漁船の前には桜えびの形の小さな石像もあった。





先ほどの歩道橋がピンク色だったのは桜えびにちなんだカラーだったのだ。



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東海道本線全線全駅歩き旅 42

2019年05月26日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 富士駅 ―> 富士川駅 3.5Km

駅の写真を撮って駅前のアーケードを歩く。



「スパゲッチ」というのがいかにも古風。
いまはスパゲティというのが一般的だと思うが昔は表記がまちまちだったからね。
タバコ屋さんの前には登山の時に使う金剛杖が置いてあった。



地元だから富士登山をする人も多いのだろうな。
ほとんどシャッター商店街と化している富士駅前を歩く。





この商店街からまっすぐに富士山が見えるのだ、わたしのほかにもカメラを構えている人がいた。



この道は富士山撮影の穴場なのだろうか。

すこし行くと「都まんじゅう」のお店があった。





わたしは糖尿病の心配があるので甘いものは避けるようにしているのだが、1個30円とのことなので3個買う。

その向かいにはメロンパンの専門店があった。





おいしそうな匂いについこれも買ってしまう。



朝からこんなに散財してよいのだろうか。

せっかくなので富士山を背景にメロンパン、まんじゅうの写真を撮る。





まんじゅうは上品な甘さがよかった。メロンパンは驚くほどふかふかで綿菓子を食べているような感触だった。

ここにも松尾芭蕉の句碑がある。



そして快晴の今日にぴったりの歯医者さんもあった。









富士川の手前には水神社がある。







緑の森に映える赤と白の社殿が鮮やか。





富士川橋を渡る。



右手を見ると絵のような風景が広がっていた。
写真ではわからないがかなり強い風が吹いている、手ぶれしないように橋の欄干にカメラを固定して撮影する。
ここは大きめの写真とパノラマをアップ。





欄干にも富士山、遠くには本物の富士山。





この風景を見れただけでも来たかいがあったというものだ。

橋を渡りきると東海道の案内がある。



この畳店の店頭には余った畳表がおいてあり「ご自由にお持ちください」と書いてあった。





これは花見などで重宝しそうだな。
物を無駄にしない、かと言ってケチなことはしないという昔気質の職人さんなのだろう。

さらに行くと「フジノヤマカフェ」というおしゃれなカフェもある。



店頭のメニューに「期間限定 エチオピア・シダオ・ウォッシュト」というのがあった。
ついウオシュトの部分をウォッシュレットと読んでしまいそうになる。
いったいどんな味のコーヒーなのだろうか。





富士川駅入口バス停を見て、あれ?山梨交通? ここは山梨県だっけ???
あらためて地図を見るとここからは山梨県が近いのだった。









富士川駅に到着、午前11時10分。まずまずのペースだろう。


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東海道本線全線全駅歩き旅 41

2019年05月25日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

6日目・2019年(平成31年)4月2日(火曜日) 吉原駅 ―> 富士駅 4.9Km

朝食は昨夜スーパーで買ったパンとバナナですませた。



傷に軟膏を塗って包帯を巻く。



足は動かさなければあまり痛まないのだが寝ているわけにもいかない。

午前7時前にチェックアウトして駅へと向かう。







三島駅からの電車から富士山がきれいに見えた。



地元の人にとっては見慣れた風景だろうが旅人としてはやはり写真を撮りたくなる。

吉原駅には岳南鉄道駅が隣接している。





丸っこい電車が見えたのでカメラを取り出そうとしたらスーッと発車していってしまい撮影できずだった、残念。

吉原駅からは富士山が正面に見える。





今日も風が強いので山頂付近に雪煙が見えている。
駅を後にして歩いていくと左手には田子の浦港そして右には富士山が見える。





工場の煙突が邪魔だなあ。



歩道には「富士山ルート3776」と書いてあった。



ここから山頂まで歩いて行こうということか?富士山の麓まで20kmほどあるけどなあ。
冷たい風はあるものの快晴なので富士山の撮影には最適だ。

踏切で電車が来るのを待ってシャッターを切る。





富士山を後ろにして歩いて行くのだが、つい振り返ってシャッターを押してしまうのだった。







富士駅近くでは工場の後方にストーパのようなものが見えた。







なかに入ってみなかったのだが成安寺にあるものらしい。

富士駅に到着、時刻は午前9時50分だ。











この駅にもしっかりと銅像があった。



男女ペアの銅像だがなにを表しているのだろうか。
滑って転んだ女性に男性が手を差し伸べているようにも見えてしまうんだけど。


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東海道本線全線全駅歩き旅 40

2019年05月24日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

5日目・2019年(平成31年)4月1日(月曜日) 東田子の浦駅 ―> 吉原駅 3.9Km

あいかわらず右足のかかとが痛い、そして足首の傷も痛む。

ああ、おれはいったい何をしているのだろう?と自問する。
なにも無理に歩く必要は無いのだが「せっかくここまで来たのだから・・」と思ってしまうのだ。
歩けないほどの痛みではないからなあ。

もう1駅だけでも歩こう。

富士市の東海道を進んでいく。











吉原駅が近くなってきたころ左手に大きなお寺が見えたので入ってみる。



「妙法寺」というお寺だが中国寺院風の建物があったりでとても興味深い。





鐘楼には注連縄が張ってあるし、お地蔵さんみたいなものもあるのだった。





夕暮れのこの時間は誰もいなくて境内は静かであった。

夕日に日本製紙工場の煙突が映える。





吉原駅に到着。



時刻は5時50分だ、今日はこの駅までだ。







雨上がりの夕焼け空が美しかった。



三島駅までJRで戻るともう外は真っ暗だ。
駅ナカの立ち食いそばには岩手県では見られないメニューがあった。



「茶そば」はいかにも静岡県らしいメニューだし「豚肉生姜」も初めて見た。



「きしめん」と「ソースカツ丼」はここが名古屋の食文化圏に近いことを示しているのだな。





旅館に戻り、汗で湿った衣類を持ってコインランドリーへと行く。



今夜も冷えている、小雨からみぞれ模様になってきて身体の芯まで凍える。





洗濯の待ち時間を利用してスーパーで弁当を買ってくる。



ここでもやはり割引品を買ってしまう、、、おれって本当に貧乏性だなぁ。

旅館に戻って足の包帯を外してみると血が滲んでいた。



どうりで痛いわけだ。
ドクターは「風呂に入っても大丈夫ですよ、、、しみると思うけど」と言ってはいたが、この状態で大丈夫なんだろうか。
足の傷の部分をスーパーのレジ袋で覆って濡らさないようにしながらシャワーする。
そして軟膏を塗り包帯を巻いてから午後9時過ぎに就寝。


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東海道本線全線全駅歩き旅 39

2019年05月23日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

5日目・2019年(平成31年)4月1日(月曜日)  原駅 ―> 東田子の浦駅 4.6Km

雨具は持ってきている。
この旅のためにモンベルのゴアテックスのパーカーとパンツを買ってあるのだ。
だがパーカーを出す前に雨は上がってしまった。



雨で濡れた道を歩いていくと陽がさしてきた。







富士市へと入っていく。



マンホールの蓋にはかぐや姫? そして富士山の絵。





わたしはマンホールの蓋を撮影するために歩いているのではない、通り道で見かけたものを撮影しているだけだがマンホールの蓋のコレクションの本も出ているほどマニアがいるのである。





外国にもこのようなデザインマンホールというのはあるのだろうか?

午後4時15分に東田子の浦駅に到着だ。





駅舎の壁にも富士山の絵があった。



無人駅だったのでプラットホームに出てみる。



もう1駅歩こうかと迷う。


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東海道本線全線全駅歩き旅 38

2019年05月22日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

5日目・2019年(平成31年)4月1日(月曜日) 片浜駅 ―> 原駅 2.5Km

駅から近いところに「ラーメン家」というラーメン屋があった。



ヘンに気張らない、「普通にうまいラーメン・・」というのが気に入った。

いまは「俺のラーメンを食ってみろ!」みたいにえらそーな店が目立つが「普通に・・」というのは珍しいかもしれない。

いかにも旧道という感じのくねくねした道を行く。





東京から131kmを超えたがまだ先は長い。





さっきまで晴れていたのに突然雲行きが怪しくなってきて雨が降ってきた。

本降りになる前に原駅に到着、やれやれ。



蔵を模した駅舎は落ち着いた雰囲気でなかなか良い。

あとで気づいたのだが駅舎にはドアが見当たらなかった、東北地方は寒いから駅入口、改札口にもドアがあるのだ、ここはやはり温暖なところなんだな。





駅の中に当地の名産品が陳列してあった、大きな駅ではあまり見かけないね。



そういえば待合室に椅子が無い。
あまり待たなくても次の列車が来るので椅子を置く必要がないのだろう。

雨が小降りになるまでしばらく待つ。


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