JR釜石線沿線歩き旅(8)
今年の夏は暑い。
盛岡市の最高気温が35度を超えて猛暑日になった日もある。
これは珍しいことなのだ、32度~33度というのは毎年あるが猛暑日はめったにないのだ。
これだけ暑いと外へ出るのもイヤになる。
宮守駅からの歩き旅の続きをしたいと思っていたが、暑かったり雨が強かったりで行けないままだった。
さて次の土日はどんな天候かなと予報をみると、7月22日の土曜日は曇りのち小雨、翌日の日曜日は雨の予報である。
宮守駅ー>柏木平駅 6.1Km 2017年07月22日(土)
午前6時に起きだして車で宮守駅へと向かう。
途中の道の駅で自宅から持ってきたトーストとサラダ、缶コーヒーで朝食にする。
宮守駅に着いたのは午前7時45分だった。

駅前に車を停めて早速歩き出す。
駅前にある観光案内には「わさびの里・みやもり」とある。

ここ宮守はわさびが名産なのでいろんなところにわさびのキャラクターが描いてある。
静かな通りを歩いていくと踏切がある。


その踏切から観光スポットの”めがね橋”の部分が見えている。

当然なのだが下から見上げれば有名な”めがね橋”だけど列車からは橋は見えないのだ。
町中にはこのような趣のある建物も残っていた。


おそらく一般の民家なのだろうがとても良いデザインだ。
建てた当時は最先端モダンだったのだろが、今見ても古さを感じさせないと思う。
ポストモダンとでもいうのだろうか。
このようなデザインの家はギリシャやイタリアの田舎町にありそうだなあ。
ご近所の民家の軒先にはタマネギが干されていた。

”めがね橋”を遠くから撮影する。

この橋もSLが走らなければそれほど有名にならなかっただろう、まさにSLさまさま。
SLの通過する時間帯はこの橋の周りは立錐の余地もないほど観光客がいるのだが、この時刻には誰もいない。
国道を東へと進む。
と、自動車販売店のショーウィンドウに懐かしい車を発見。

スバルの軽自動車である。
頼りなげなバンパーとフェンダーミラーがなんとも時代を感じさせてくれる。
たしかこのころは排気量が360ccだったはず。

その隣にはホンダのバイク「モンキー」(もしかしたらゴリラかも)もあった。
民家の庭先にあった朽ちた木。

ディズニーの映画ならこの木はお婆さんの役だろうなあ。
幹が空洞になってしまっても枝には緑の葉。
歳を重ねて衰えたがまだ頑張るぞと言っている。
生命力の強さを感じさせてくれるのだった。
国道は緩い上り坂になっている。

雨は降ってなくてうす曇りだが無風なので汗が噴き出してくる。
歩き出して30分も経っていないが全身汗びっしょりになった。
坂の上にあった街灯の根元にはこんなものが・・

街灯がご神体なので鳥居が・・・というのではなくて立ちション禁止のための鳥居なのだ。
鳥居は神聖なものなのでそれに向かって立ちションするとバチが当たるぞ、というわけである。
右にJR釜石線が見えている、交通量はさほど多くなく歩くには最適だ。

国道と線路が交差する地点。

この道は「メルヘン・リアスルート」というのだ。


その案内板の下にあったバスの待合室は内部が崩壊していた、誰も管理していないのだろう。

バス停の表示も消えてしまっている。
その向かいにはレストランがある。

「さんさろ」という名称で国道107号線と国道283号線の交差するところにある、じつにわかりやすい名前である。
遠野市内までは18キロ、この旅の目的地の釜石までは60キロもある。
猿が石川が大きく曲がっているところを過ぎて少し坂を上ると柏木平駅が見えてきた。


小さな民家のように見える駅だった。

ここまで1時間半ほどかかっている。

なぜか待合室にも駅名票が掛けてあった。


駅前には数軒民家があるのだが物音ひとつしない。




静かなところだ。

今年の夏は暑い。
盛岡市の最高気温が35度を超えて猛暑日になった日もある。
これは珍しいことなのだ、32度~33度というのは毎年あるが猛暑日はめったにないのだ。
これだけ暑いと外へ出るのもイヤになる。
宮守駅からの歩き旅の続きをしたいと思っていたが、暑かったり雨が強かったりで行けないままだった。
さて次の土日はどんな天候かなと予報をみると、7月22日の土曜日は曇りのち小雨、翌日の日曜日は雨の予報である。
宮守駅ー>柏木平駅 6.1Km 2017年07月22日(土)
午前6時に起きだして車で宮守駅へと向かう。
途中の道の駅で自宅から持ってきたトーストとサラダ、缶コーヒーで朝食にする。
宮守駅に着いたのは午前7時45分だった。

駅前に車を停めて早速歩き出す。
駅前にある観光案内には「わさびの里・みやもり」とある。

ここ宮守はわさびが名産なのでいろんなところにわさびのキャラクターが描いてある。
静かな通りを歩いていくと踏切がある。


その踏切から観光スポットの”めがね橋”の部分が見えている。

当然なのだが下から見上げれば有名な”めがね橋”だけど列車からは橋は見えないのだ。
町中にはこのような趣のある建物も残っていた。


おそらく一般の民家なのだろうがとても良いデザインだ。
建てた当時は最先端モダンだったのだろが、今見ても古さを感じさせないと思う。
ポストモダンとでもいうのだろうか。
このようなデザインの家はギリシャやイタリアの田舎町にありそうだなあ。
ご近所の民家の軒先にはタマネギが干されていた。

”めがね橋”を遠くから撮影する。

この橋もSLが走らなければそれほど有名にならなかっただろう、まさにSLさまさま。
SLの通過する時間帯はこの橋の周りは立錐の余地もないほど観光客がいるのだが、この時刻には誰もいない。
国道を東へと進む。
と、自動車販売店のショーウィンドウに懐かしい車を発見。

スバルの軽自動車である。
頼りなげなバンパーとフェンダーミラーがなんとも時代を感じさせてくれる。
たしかこのころは排気量が360ccだったはず。

その隣にはホンダのバイク「モンキー」(もしかしたらゴリラかも)もあった。
民家の庭先にあった朽ちた木。

ディズニーの映画ならこの木はお婆さんの役だろうなあ。
幹が空洞になってしまっても枝には緑の葉。
歳を重ねて衰えたがまだ頑張るぞと言っている。
生命力の強さを感じさせてくれるのだった。
国道は緩い上り坂になっている。

雨は降ってなくてうす曇りだが無風なので汗が噴き出してくる。
歩き出して30分も経っていないが全身汗びっしょりになった。
坂の上にあった街灯の根元にはこんなものが・・

街灯がご神体なので鳥居が・・・というのではなくて立ちション禁止のための鳥居なのだ。
鳥居は神聖なものなのでそれに向かって立ちションするとバチが当たるぞ、というわけである。
右にJR釜石線が見えている、交通量はさほど多くなく歩くには最適だ。

国道と線路が交差する地点。

この道は「メルヘン・リアスルート」というのだ。


その案内板の下にあったバスの待合室は内部が崩壊していた、誰も管理していないのだろう。

バス停の表示も消えてしまっている。
その向かいにはレストランがある。

「さんさろ」という名称で国道107号線と国道283号線の交差するところにある、じつにわかりやすい名前である。
遠野市内までは18キロ、この旅の目的地の釜石までは60キロもある。
猿が石川が大きく曲がっているところを過ぎて少し坂を上ると柏木平駅が見えてきた。


小さな民家のように見える駅だった。

ここまで1時間半ほどかかっている。

なぜか待合室にも駅名票が掛けてあった。


駅前には数軒民家があるのだが物音ひとつしない。




静かなところだ。
