大釜駅 - 小岩井駅 約4.8Km
駅名は「おおかま」である、われわれ地元の者はは「おおがま」と発音している。
この駅も地元の集会所になっているようだ。
小さな駅だが駅員がいるのは通学の生徒が多いからだろうか。
休憩も取らずに次の駅へと向かう。
道の途中にある八幡宮に立ち寄ってみる。
鳥居を通して見える田んぼには稲刈り機が見えた。
盛岡西リサーチパークを通って小岩井駅へと行く。
12時35分に小岩井駅に到着。
久しぶりに歩いたので今日はここまでにしようかなと時刻表を見ると、次の盛岡行きは13時44分だった。
ローカル路線だから運行本数が少ないから待ち時間が1時間もあるのだ。
仕方が無いので次の駅を目指して歩き出す。
小岩井駅 - 雫石駅 約6.4Km
食料は持ってこなかったし飲み物はペットボトルのお茶が半分ほどだけ、でも国道46号線を歩くのだから問題ないだろう。
山を越えていく。途中「いわてリハビリテーションセンター」と「七ツ森小学校」の前を通る。
線路を渡る木造の跨線橋、公園にある展望台のようなデザインだ。
七ツ森は山全体が公園になっているのだった。来年にでも来て見たい。
国道46号線に出る。盛岡から12Kmの標識がある。
見てすぐわかる、阪神タイガースファンのケーキ屋さん。
タイガースが勝った翌日はサービスがあると看板が出ている。
天気が良すぎて腕と顔がじりじりと日焼けする。
もうすぐ10月だからと日焼け対策をしなかったのは失敗だった。
七ツ森脇にある一里塚。
雫石町中へと入っていく、旧道なのにわりと道路幅が広い。
街燈の笠は雫石あねっこのかぶる菅笠がデザインされている。
町中にあったバス待合所。
その昔はバスの待合所はあちこちにあったが、今は単にバス停の標識だけでである。
トイレもある待合所なのでここはバスの発着場だったのだろう。
左足の膝付近に強い痛みが出てきた。
急に無理な運動をしたのが悪かったようだ。
午後2時30分に雫石駅に着いた。
秋田新幹線の開通にあわせて造った駅は大きく、レストランやみやげ物店、地域センターらしきものが入っている。
駅の裏側には無駄に広い駐車場があるが、本当にこれだけの設備を造る必要はあったのだろうか。
新幹線の期待の大きさと実態が合っていないようだ。
次の列車は1時間以上待ちの15時41分なのだった。
足の痛みが強くて歩くのが困難である、ベンチで休みながら時間を過ごす。
盛岡駅までの乗車券は320円、やや高めに感じるがバスだともっと高いだろう。
乗客は数人だけだった。