東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR北上線沿線を歩く旅 横川目駅―>岩沢駅

2020年10月17日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 横川目駅―>岩沢駅 JR営業キロ3.8km 2020年9月20日

駅を出て国道107号線を西へと進んでいく。

突然バイクの集団が爆音を響かせて通り過ぎる。
ツーリングを楽しんでいる人たちだけど大きな排気音は迷惑だなあ。







北上線を跨ぐ高架橋から神社が見えた、その脇にも「石碑の団地」があった。







石羽根発電所の脇を通る。
おそらくダムの改修をしているのだろう。



そこから少し行くと「正岡子規文学碑」というのがあった。





道路から少し入ったところにあって公園になっている。









正岡子規は秋田からこの道を通り北上市へと旅をしたのだそうだ。
そういえば現在の北上市は以前は「黒沢尻」という名称だったけなあ。
1954年(昭和29年)に合併して北上市になったのだ。

和賀橋を渡る。右手に綱取断層が見えている。





岩沢駅へはここから左方向へと入っていく。



北上駅からここまで緩い上り坂だった。
疲れが出てきて足が重い。

岩沢駅まで600メートルの標識を見て「ふうっ」とため息をつく。



人も車も通っていない道をよろよろ進んでいく。

踏切を渡ると正面に「黄金の道・秀衡街道」の看板があった。





秋田の横手から続く道で平安時代からある歴史のある街道とのことだ。



やっと岩沢駅に到着だ。



この駅も地元のコミュニティ施設を兼ねているようで、駅はオマケに付けてあるかのようだ。





次の和賀仙人駅までは2.2キロほどで歩けない距離ではないのだが疲れたので今日はこの駅までとする。

さて、温泉のある駅として有名な「ほっとゆだ駅」まで行って疲れを癒そうか・・・と
時刻表を見ると、なんと17時5分まで列車が無いのだ。



温泉はあっさりと諦めて14時42分の北上行きに乗り帰宅することにする。

駅には「水澤鉱山展示室」が併設されている。









なんと寛永の時代から明治、昭和時代にかけて銅の採掘がおこなわれていたのだという。
1954年(昭和29年)に閉山となったが、その歴史を学べるミニミュージアムなのだ。







ベンチで足を伸ばして一休みしてからホームへ出ると北上行きの列車が静かに入ってきた。







北上駅で乗り換えて帰宅する。




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JR北上線沿線を歩く旅 立川目駅―>横川目駅

2020年10月16日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 立川目駅―>横川目駅 JR営業キロ2.2km 2020年9月20日

駅の写真を撮って国道へ戻る。
横断歩道の前に「横断旗」をランドセルに建てた小学生の像があった。



ランドセルに旗を入れてあるデザインになっているのだが、これを見てわたしは中国の京劇を連想してしまった。



この京劇の役者が背負っている旗を「横断中」の旗に取り替えてみたら面白いだろうなあ。
それにしてもこの女の子はなぜ長靴を履いているのだろうか。

マンホールの蓋には「消雪」と書いてある。



ここは積雪の多い土地なので地下水を汲み上げて道路に流し雪を解かすのだろう。

「名勝」と書いてある割には平凡な風景の尻平川を渡り、ふと見るとここにも石碑の団地だあった。







なんだか邪魔だから空き地にまとめてしまったように見えてしまう。







横川目駅への入り口付近。



駅方向へ進んでいったのだが、





公民館の前に出てしまった、はて駅はどこだろうと回りを見ると、、、、

脇のところに横川目駅の看板が見えた。



公民館の裏が駅のプラットホームになっているのだ。





無人駅になった駅舎を公民館にして一部分を待合室にしたのだろう。
地元の人しか利用しないんだろうけど、これはわかりにくいなあ。



ちょっとカビ臭い待合室で10分間休む。


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JR北上線沿線を歩く旅 藤根駅―>立川目駅

2020年10月15日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 藤根駅―>立川目駅 JR営業キロ3.7km 2020年9月20日

木のベンチに腰掛けてしばしの休憩をとる。
プラスチックの椅子よりは木製の椅子のほうがなんとなく気持ちが落ち着くなあ。

今日は曇り空だが降水確率はゼロパーセントとの予報である。
しかしわたしはディパックに雨具と洗面用具、着替えまで入れてきた。
ペットボトルは水とお茶の2本。
カメラの交換レンズと予備のバッテリー(結局どちらも使わなかったが)なども入っている。
シャツはもう汗でびっしょりと濡れている。
人気の無いことが幸いとシャツを脱ぎディパックからタオルを出して汗を拭く。

15分休んだらまた歩き出す。

道向かいにカメラ店があった。
今は営業していないのだろうシャッターが下りたままだ。
見ると看板に「電子カメラ」の文字があった。





いまは「デジタルカメラ」、略して「デジカメ」と言っているけど初期は電子カメラと言っていたっけなあ。
ソニーがフロッピーディスクに記録する「マビカ」というカメラを発売したときはよほど買おうかと思ったものだ。
あれから25年近く経ったいまではフロッピーディスクという言葉さえ死語になってしまった。

さらに進んでいくとかなり色あせた看板があった。



かつては世界中に「SANYO」の看板があったものだ。
日本を代表する家電メーカー「サンヨー」のビデオ。
いまや日本の家電メーカーは青色吐息、すでに日本の産業は中国に侵略されているようだ。
はたして日本の産業は1960年~2000年ころの輝きを取り戻せるだろうか?



「ホームビデオ」「ポータブルビデオ」の文字がやっと読み取れる。
ランドセルほどもある大きさのポータブルビデオ本体とそれにケーブルで繋がれたカメラを担いで撮影したものである。
あの当時、スマホだけで写真も動画も“指先の操作で片手で撮れる”時代が来ると誰が想像しただろうか。

消防署の前を通り過ぎ歩いていくと歩道が除草されていない部分があった。







はて? なぜこの部分だけ残したんだろうか。

「和泉式部墓入口」の案内がある。





日本の史跡巡りをしている方のホームページで見ると和泉式部に関する遺跡は全国各地にあるのだそうで、北上はその北限らしい。
どうらや実際にこの地に和泉式部が葬られたということではないようだ。

曇り空だが秋口とはいえまだ暑い。
ローソンでついアイスを買ってしまう意志の弱いわたしである。







立川目駅前にも石碑の団地があった。





ちいさな公園のようになっていてよく手入れがされているみたいだ。



立川目駅に到着。









わたしはこの駅にくるまで「たちかわめ」と呼んでいたのだが正しくは「たてかわめ」だった。


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JR北上線沿線を歩く旅 江釣子駅―>藤根駅

2020年10月14日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 江釣子駅―>藤根駅 JR営業キロ3.2km 2020年9月20日

藤根駅でも休憩せずに歩き続ける。



藤根駅からほど近いところにはこのようなものがあった。





ご近所にあった石碑類を一か所にまとめたもののようだ。
この「石碑の団地」は途中数か所で見かけたので、この地方では普通のことなのだろう。

平坦でまっすぐな国道107号線を進み藤根駅前まで来た。



駅は国道から少し奥まったところにある。





最近立て直したのだろうぴかぴかのきれいな駅舎だ。







待合室が広くおしゃれな感じ、このような木のベンチというのは心も落ち着くなあ。

帰宅後にウィキペディアを見ていたら2019年に新駅舎完成とのこと。






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JR北上線沿線を歩く旅 柳原駅―>江釣子駅

2020年10月13日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 柳原駅―>江釣子駅 JR営業キロ5.2km 2020年9月20日

まだ疲れが出るほど歩いていないので休憩をせずに歩き続ける。
単調でほぼまっすぐな道が続く。

線路からやや離れたところには「江釣子古墳群」があるのだが今回は立ち寄らない。





途中の写真も撮影しないまま江釣子駅に到着。





地味としか言いようのない駅だった。

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JR北上線沿線を歩く旅 北上駅―>柳原駅

2020年10月12日 | JR北上線沿線 歩き旅
JR北上線沿線を歩く旅 北上駅―>柳原駅 JR営業キロ2.1km 2020年9月20日

夏の暑さも弱まり過ごしやすくなったので歩き旅に出ることにした。

いまのところ岩手県での新型コロナウィルス感染者数は24人でクラスターも発生していない。
まあ、私の旅は独りで歩くというスタイルだから感染の心配はほぼ無いがマスクと石鹸は常に持ち歩いている。

こまめに手洗いをすることくらいしか予防策がないのはじれったいな。

岩手県から秋田県へと抜ける路線としてJR北上線がある。
JR営業キロで61.1キロ。
ゆっくり歩いても3日あれば踏破できるだろうと考えた。

北上駅まで車で行けばよいのだがやはり電車にも乗りたい。
今回は「いわてフリーきっぷ」を使うことにした。
盛岡駅から北上駅の運賃は860円、帰りの岩沢駅から盛岡駅は1170円なので元は取れないのだが岩沢駅からほっとゆだ駅まで行き温泉に入ってから帰ってくればなんとか元は取れるハズ、、、、、だった。
JR北上線の時刻表も確認せずに出発したのが大きな間違いだったと気づくのは歩きだしてからだった。

相変わらずおっちょこちょいなわたしである。



盛岡駅7時15分発の一関行きに乗り北上駅へと向かう。



日曜日なので車内は空いている。



8時8分北上駅到着。

まずは北上線のゼロキロポストを探しに行く。



北上線はゼロ番線だった、、、が探してもゼロキロポストは見つからなかった。

帰宅後にネットで検索すると1番線にあるそうだ。
いつものことだがわたしは事前に下調べをしていないからなあ、まあ・・いいか。

前回「東北本線沿線を歩く旅」で北上駅を訪れたのは2010年8月20日だ。
あれから10年も経ってしまったんだなあ。

駅舎の中には伝統芸能の鬼剣舞の大きなレリーフがある。



そして駅前にはお決まりの銅像が建っている。



「笛と女」というタイトルの作品だった。



駅を後にして歩き出す。

マンホールのふたを見かけると写真に収める。



北上市も駅前は寂れている、駅から少し歩いたところには外壁がボロボロになったビルがあった。



歩いていくと「日本現代詩歌文学館」があった。







明治以降の詩、俳句、川柳などが展示されているとのことだ。
建物の写真を撮っただけで通り過ぎる。

そこから住宅と工場の間を抜けていくと柳原駅だ。





駅前のトイレには大きめの時計が掛けてあるのだが時刻が合っていなかった。









このあたりが北上市中心のはずれになるようで畑がホームから見える。




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