十勝の活性化を考える会

     
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営業とは心なり・・・その2

2020-07-04 05:00:00 | 投稿

営業とは心なり・・・その2

 

「営業とは心なり」のことですが、日々の営業活動において、どのようにして「良い感情」を形成するのかは、次のとおりです。

 

  • 身なりや言葉使いなどの態度に、注意すること

スカンジナビア航空を再建した若き経営者のヤン・カールソンがその著書『真実の瞬間』で指摘しているように、「最前線の従業員の最初の15秒間の接客態度が、その会社全体の印象を決めてしまう」ことを忘れてはならない。

 

だから、「清潔な身なり」、「明るい笑顔」で、「誠実且つ自信を持った態度」で接することが重要となります。

 

  • お客様に対して、感謝の気持ちを持つこと

「犬好きは、犬に好かれる」という諺がありますが、先ず、お客様に対して感謝の気持ちを持つことが、必要不可欠となります。

 

  • お客様に対して、心を込めて感謝の気持ちを、さりげなくスマートに伝えること

たとえ自分が誠意を持っているつもりでも、営業活動の視点からいえば、不十分です。「誠意とは、相手に伝わってはじめて誠意になるもの」だからです。「心」は、相手に伝わらないと意味をなさないのです。

 

日本人は、「以心伝心」という言葉があるように、自分自身の心を伝えることに無頓着ですが、営業の視点からはそれではダメなのです。

 

感謝とか誠意・好意・熱意といった気持ちを確実に伝えるために、工夫を凝らして行動することです。また、心を伝えるためには、「ピュア(純粋)」でなければなりません。そうでなければ、逆効果になります。

 

  • 自分の望むことを行い、自分の望まないことを行わないこと

自分の心を見つめ直し、自分の望むこと望まないことを明確に意識すること

それには、お客様の気持ちに敏感にならなくてなりません。大事なことは、お客の

気持ちの真意を掴みとり、それに「答える」のではなく、「応える」ことです。

 

最後にひと言。

営業活動において心が全てではなく、主要な一部分に過ぎません。商売の三要素である「商品競争力」、「情報」、「人情」のひとつであります。相撲でいえば、体力(商品競争力、情報)だけで横綱になれるのではなく、人格・品格(人情)が伴わなければ、横綱になれないということです。

 

大切なことは、意義ある人生を生きるために、「涙と汗と血をどれだけ流すか」ということだと思います。

 

・一日、どれだけ涙を流していますか?

・一月、どれだけ汗を流していますか?

・一年、どれだけ血を流していますか?

 

「涙を流す」とは、自分自身とお客様の心の微妙な変化に気づくこと、つまり心の琴線に触れ、何事にも感心・感動・感激することです。

 

「汗を流す」とは、今までと同じことを行なうのではなく、それを超える努力を行ない、相応の成果を上げることです。

 

「血を流す」とは、ルールを護り自分の生き方を大切にすることです。

 

一人一人がより良い「涙と汗と血」を流すようになった時、組織は、明るく輝いているハズです。

 

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