何かを選ぶとき。
習いごと、仕事や買い物いつだって大人になると選択する。
自分も選択しているし、
自分が選んでいるものも誰かの選択の上に発生している。
特に近年では高齢化、少子化をターゲットにしたビジネスは多い。
例えば、介護。
仕事を容易に見つけられるからと言って学校へ行ったり、
条件では学費など国からの援助も受けられるし
やりたいわけでもないのに介護職に就く人もいる。
施設を作る側もビジネスを考えてだったりすることも多い。
例えば、幼児教育や塾、私立学校や専門学校などの教育機関。
ビジネス上、人気を集めるためのことを考える。
子供にあまり選択の意思のない間は親のウケ。
子供に選択の意思がで出始めたら子供ウケ。
親のウケならば、親が望む未来の子供の姿に
近づけるための教育してくれそうな所や社会的に良さそうな所。
子供ウケ…
子供に好かれることを優先しがち…
これは人材の選択が難しいところで
そこで働くことに慣れてしまうと熱心さもなく
教育内容も本人のスキルも古いものになっている。
又は子供から好かれようとばかりして点数稼ぎに走る。
そうは言っても、ビジネスではいかに利益を出すことを
考えなくてはならないのだから仕方がないのかもしれない。
生活の安定のためには
そうやって上手く社会に対応するのも
社会人と言うものなのかもしれない。
私はいい歳をしても
そんな社会に疑問を持ち続けているし
適応している社会人から見たらいい加減に見えるだろう。
でも、適応できないので
教育機関で働くときも子供ウケなんてどうでもいい。
その場所で継続して高給を貰うことより
求められるものを自分が提供できないならば仕方がないとも思うから。
ダラダラと自分のために働く教育者に教わる子供は不運だ。
上手く立ち居振る舞いをしているだけで
教えることに情熱を持ち続けられないのなら辞めたほうがいい。
教育機関も単に好かれているかを重視して
教育の成果を見る事ができなければ
いい人材を雇い続けることも難しいだろう。
ビジネスというイヤラシイ視点から成り立っているものは
そのイヤラシさを利用すれば自分にも利益があるだろう。
でも、長い目で見ると安泰とは言えない。
そのビジネスの、会社の動機。
働く人の動機。
その動機の方向性を見ると未来が見えるかもしれない。
規模や目先にあるものでは計れないものがある。
自分がそこに関わる時には、その動機も見た方がいい。