世の中は、良くも悪くも自分の考えを人に押し付けようとする人が多すぎる。
自分の立場や状況によって変化する考えを
主張するだけでなく人にも強要するのだ。
自分が批判されたり強要されるのは嫌だけれど
人には強要したいのだ。
もちろん、優しさや思いやりからくるものもあるので
それには耳を傾けたいもの。
強要する人は声を荒げやすい。
言った者勝ちのようになりやすい傾向がある。
けれども、声を荒げないからと言っても違っているわけではない。
世の中にはあなたが好きなものを好きと思わない人もいるし
可愛いと思うものを可愛いと思わない人もいる。
あなたの常識がみんなの常識とも限らないわけだ。
どんなサイズの犬でも怖くて嫌いな人もいるのに
リードをとても長くしたり離して
「私の犬は人懐っこくて可愛い子でしょう!」と
あなたにその犬が飛びかかるのを止めずに笑ってみている飼い主もいる。
あなたにとって自分の子供のように思っている犬でも誰かは嫌いなのだ。
それこそ、赤ちゃんや子供を嫌いな人は少ないけれど
それでも叫んでいたり、うるさい子供を可愛いと思わない人もいる。
自分の子供じゃないし、より反応しているのかもしれないけれど
そこだけ子供はみんなのものと言わんばかりに
公共の場でも騒いで当然と言うのもいかがなものか。
けれども、そこに文句を言ったら最後だと言う風潮はある。
しかし、文句を過剰に強要する少数派もまたいる。
みんながある程度の気遣いをして調和を意識し
自分の考えを100%通そうとしなければ
お互い少しはいい状態になれるわけだ。
他人がいない場所では100%通すこともできるだろうけど
他人がいる場所ではそうはいかないのだ。
もっとお互いが強要し合わず調和できたらいいのにと思う。
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