1月19日(火) 1月も後半に入り6年生には小学校生活も残すところ2ヵ月ほどとなってきました。
昨日中学校の入学説明会を終え,今日は卒業制作と日々卒業・進学に向けての準備が進んでいます。
今日は,12月に扇山森林学習で「森林と環境」についてお話をしていただいた扇山管理委員長の佐藤実様を講師に迎え,間伐材を使った自分だけの「本立てづくり」に挑戦しました。
①まずは山の木が板になるまでの話を聞きました。そして,底板の長さに横板の幅を足して背板の長さは何センチにすればよいのかを確認しました。式を立てて黒板に書いたりして、なんだか算数みたいでした。普段勉強することは,こんな風に実生活で行かされることに気づけました。
さあ,ここから作業に入りました。
②くぎを打つポイントに印をつけ,キリで穴をあけました。曲尺を使い正確に印をつけました。
③横板の角を思い思いにデザインし,佐藤さんにジグゾーでカットしてもらいました。
④背板の長さを確認し,のこぎりで切ってみました。まっすぐ切るのってなかなか難しいね。
⑤底板に横板を打ち付けます。治具を使ったり,金槌の面を使い分けたりとなかなかの腕前でした。
④背板を打ち付けて完成です。くぎをまっすぐ打つのが難しくて,何度かやり直しました。
⑤電動サンダーや紙やすりでこすって仕上げです。
⑥完成!みんな,それぞれに 「世界に一つだけの本だな」ができました。
最後に「この中に入れた本をしっかりと読み切って,みんなが大月を支える立派な大人になってほしい。」と佐藤さんからのメッセージをいただきました。