生きる

2024年12月10日 | 学校生活

今日は橘田先生が6年生に特別授業をしてくださいました。橘田先生には9月にも4年生の国語で授業をしていただきましたが、6年生に授業をしていただくのは毎年恒例のことです。

今日は6年生の教科書に載っている谷川俊太郎さんの「生きる」という詩の授業をしていただきました。先生は県内各地で「生きる」の授業をされていて、これが250回目(!)だそうです。

この授業では、『詩の構成や連想・想像の楽しさを知り、思いを込めて「生きる」を暗唱すること』が学習のめあてでした。

「生きる」を小さな声で読んでいるところです。

これは一連ごとに一人ずつ音読しているところです。家で練習してきたのか、なかなか上手です。

この後、「生きる」の特徴や表現の工夫、言葉同士のつながりなどについて考え、「生きる」という詩の良さを読み取っていきました。グループで話し合う活動もあったようです。

「生きる」という詩を通して谷川さんが(そして、橘田先生が)伝えたいことは何か、子どもたちはよく考えていました。学習のまとめでは、学習したことを生かして音読をしました。最初の音読とはまた違う思いのこもった音読になっていたと思います。

授業の終了後、一人ずつ授業の感想を話してくれました。

一人一人が違った感想を持っていて、おもしろいなと思いました。橘田先生も子どもたちの感想を聞いて、大きく頷いていました。

橘田先生には、前回と同じように楽しそうに、そして、子どもたちに強く語りかけるように授業をしていただき、子どもたちが惹きこまれていく様子がよく分かりました。「生きる」を深く読み取ることによって、これからの自分たちの生き方にも思いをめぐらすことができたと思います。本当にありがとうございました。またのご来校をお待ちしております。