夜華の狐狸洞ライフは 順調です💖
ドラマでは 素錦の侍女は一回だけど 原作では
何度も夜華を迎えにやってきています。その後に元貞事件なので
ドラマの設定はかなり的を得た筋書きかも・・・
白浅は夜華がどの位ここに居座るつもりか押し測るためにも
これを口実に 尋ねる事にした。
すると「私が住みたいからここに来ている。君こそが
私の妻なのだから他の人がどう言うか 気にする必要も
ないでしょう。」
・・・白浅は驚いて・・・
・・彼に言われて、ようやく思い出した。目の前のこの夜華君は
確かに 間違いなく、あの天君爺さんが はっきりと私に約束した
夫君だった。私よりまるまる九万歳も若い、
はぁ あの夫君なのだった。
・・・はぁ と応じてから 丁重に言う「もし、私が
ちゃんとした年に結婚していれば、今ごろ 孫でさえ
貴方くらいの年齢になっているんだろうな」
・・・その言葉に反応した夜華の 冷淡な視線を感じた
白浅は、話をそらすために
ミョウチンを天宮に連れていったそうねと言う。
・・・単に 崑崙虚での経験から、男は女性の話を
だすと喜ぶと思っただけなのだが・・・男神仙は 女神仙
とは 別の女神仙の話を聞きたくはないのだ。夜華には
効果がなさそうだわ💦またまた私が失言してしまった。
男心、計り難し 失敗したわ と思う白浅・・・
しかして 夜華の反応が・・・(本当に作者のこういう
テクニックには感心します)
先ほど 憂鬱そうにしていた夜華だったのに、淡々と私を
一瞥してから 再び筆を手にして 墨をたっぷりつけた。
そして 口端には 微かに笑いじわを作って言った。
「窓辺に立って。そう、竹の長椅子の前。あ、やはり
寝そべるとよい、髪を少し整えて、楽な姿勢で」
・・・私はぼんやりと 言われるがままに動き終えてから
彼が私の絵を描こうとしている事に気が付いた。
いったいこの長椅子の上でどの位いなくちゃいけないのかな
私は長椅子の手すりに肘をつき、顎を手の甲に乗せた状態で
茫然となった。
彼は軽やかに暫く描いてから突然言った。
「あのミョウチンには以前、私と阿離が大変世話になった。
彼女が 死んでも西海の第二王子に嫁ぎたくないというので
侍女として天宮に連れていっただけで、いつか
彼女の気持ちが変わった時には 帰すつもりだ」
・・・彼がそれを私に 言うことを想定していなかったので
驚き、しばらくぼんやりしてしまった。
彼が顔をあげて 優しげな表情を眉間に宿して
ゆっくり言った「他に私に言いたいことがあれば
これを機に 全部言ってみるといい」
・・・ほんとに、白浅が考えることと
夜華の思っていることが、まったくかみあわない・・
九万歳上の白浅より大人ぶってる夜華なんだけど
女心には疎いよね・・・
それが色々な災いを招いているんだよね💦
白浅が、若いミョウチンを天宮に連れていった事に
ちょっと嫉妬したと夜華は思っているようです。
白浅は 夜華が天宮にいつ帰ってくれるのか、
それを知りたかっただけなのに( ;∀;)
夜華が冷たかったり 優しかったりするのが
どうしてなのか、いまいち読み取れない白浅。
孫みたいなものだもの仕方ないけど、わからない人だ・・
夜華の 読めない反応にいちいち驚き
しょっちゅう意識が飛んでボーっとしてしまいます。
夜華は多分、ボーっとしている白浅を
美しさが倍増してうっとりしてしまう・・・
なんで年なんか気にしてるのか、わからないよ・・・
と思っているんじゃないかな・・・
そして・・・たった一人の愛してやまない「妻」
二度と離れないと決意している「妻」なのよね💖
一途な夜華が 可愛いです(*´ω`)