原作が 流れるような文体で 面白く
何度も読み返しています。
話しが あちこちに飛んでいるため
いろんなエピソードが入れ込んで
結構 通信に書いた内容も間違っている事にも気づきます
例えば 墨淵から玉清崑崙扇を賜ったと思っていたけど
原作には ありませんでした。
ただ 司音神君は絹の扇子を武器として持つ
とあっただけ。
また 読み返すたびに 鈍い白浅上神だけれど
どんどん 夜華君に惹かれていっている事が
よくわかるのです。
青丘の市場で 枇杷を選んでいるとき
横から枇杷を取り上げる手に気づいて
白浅が振り向くシーン
夜華君の笑顔に 「あのような顔で微笑まれたら、
命の危険すら感じる」(*^-^*) とか
夜華が幾日か留守にして 枇杷ばかり食べて過ごした時
阿離と同じく 自分も夜華を待ち焦がれていたこと
鳳九が 「情を知ったら もうそれがない世界など
考えられない」ような発言をしたことになぞらえて
自分にとっては まさに 夜華の作る食事がそうだ・・とか
また 人間界で 元貞を救う活動中
夜華が司命星君とやってきた時も 意識してはいないけど
夜華を見て とてもうれしい様子がみてとれるし。
夜華が蟠桃会を抜け出してきたので 先に帰ると言いながら
白浅を 抱きしめるのだけど
文章の中から 白浅がうれしくて その晩
ぐっすり良い睡眠がとれたと表現しているところ
とか(*´ω`)
ドラマでは あまりわからなかった部分が
文章で分かるけど
よほど読み込まないとわかりづらいとなっているのも
作者の意図なのでしょうか・・・
よく 夜華は あまり知識もなく 天然で 動物にも
優しい素素が好きで 気性が激しく高慢な白浅のことは
どう思っていたのだろう という意見も聞きましたが
私は この文章を読み込むと まず 弱ったもの
傷ついたものに対する白浅の優しさが
とてもよくでているし、
少辛のエピソードというのは なんとなく
少辛が蛇の精であることを考えると
夜華が素素に 蛇と間違われて大切にされたことを
多分夜華は思い合わせているのではないか と考えます。
やはり、素素の持っていたいろんな要素を 白浅を知るほど
もっと強く感じたこと
それと 優しいところも 相変わらずで
思ったことをちょっと飲み込んで 相手を思いやるところ
義理堅く 正と負をきっちりわけ、借りは必ず返す
頑固なところまで
素素がもっていた気質そのものでしょう。
しかも 絶世の美女!白浅が よく夜華に微笑み返したり
見上げたりする仕草に それこそ
夜華君は 命の危険さえ感じたのではないか
とか 考えると 桃花を 一度ならず 何度でも
おいしくいただけます。( *´艸`)
蟠桃会の最中
翼界(原作では 鬼界)に白浅を救出しに行き
墨淵と司音のエピソードが
生々しく夜華の心を蹂躙します。
もう 絶望 の一言 どんなに落胆したことか
その気持ちを思いやると ほんと
涙なくして見られない・・
その後 墨淵の思いにも 涙しましたが(;_;)/~~~
原作とドラマ いったりきたり 推敲したり
楽しいったらありゃしない(*´ω`)
もう 本当に
しばらく 他のドラマ見る気もしないんです・・・