T☆ROCKS:TOSHI
小田急相模原ライブハウス
<T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。
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ステージで自分を出すべきか、否か。
正解はない・・・と思う。
自分で決めて、自分流にやっていけばいいと思う。
一番良くないと思うのは、特に決めていないって人かな。
いや、本当は自然体で一番いいことなのかも知れないんだけど・・・。
良く言うのはステージ上で「今日は風邪をひいていて調子が悪いです」って
正直に言っていいものかどうか。
自分の芸風としては言わない派である。何が何でも、「今日は絶好調で
人生で一番いいステージを見せてますよ」って体で演奏する。
効果的に使えるなら、風邪ひいて熱があることもネタにすることも
あるだろうけど、マイナス要因でしかない場合は隠す。
逆に、正直に、「今日はちょっと調子悪いね」って言えるステージ。
これはこれでかっこいいと思うし、自分に自信がないとなかなか
出来ない芸風であると思う。
お客さんも「苦しそうに歌ってる姿に、キュン!」となる可能性もあるし(笑)
また、偏った例えになってしまう気もするけど、例えばポール・マッカートニー
だったら、風邪ひいてようが、ウイルス性腸炎だろうが、マリファナ吸っていようが、
「今日は絶好調」って体で演奏するだろうね。
ジョン・レノンは平気で「ショーンの世話で忙しくてあんまり練習してなくてさ」とか
ジョークまじりに言いそう(笑)。
ま、結局正解はないと初めに書いたけど、確かにそうかもしれないよね。
でも出来ればそういうことを一度も考えたことがない人は、果たして
自分はどういう立ち振る舞いをするか考えてみて欲しい。
特に若い人は、自分の考えを脊髄反射的にすぐ口に出す人が多い(いつの
時代でもそうだ)ので、思考をすぐに口に出す前に一度、考えるクセもつけると
いいかも知れないよ。