教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

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2014-09-15 | 日記

♪日本の未来は・・・世界がうらやむ・・・

って、歌の替え歌CM。

♪日本の未来は・・・十六茶飲んで・・・

ってあるけどさあ・・・。

替え歌は昔からあるからしょうがないとして、せめて字数は

合わせようよ・・・。

って思うわけよ。

ここ10年くらい・・・いや、20年くらいかな・・・シンガーソングライターが

増えて、基本を学んだ作詞家とか作曲家が少なくなってきてきたのかも

知れないけど、ま、これはいいとして、わざとなのか天然なのかわからないけど、

小節を跨いで単語の頭の一語が足りないとか多いとか、平気で使ってくるよね。

(前もブログに書いたと思うけど)

 

歌詞の内容自体はその人が書きたいものを書けばいいんだけど、それによって

好き嫌いが出るのは仕方ないとして、その前の段階で字数があっていなくて

変に聞こえるのはどうもダメなんだなあ。

内容としてはあまり物語過ぎるのは好きになれない場合が多い。これは個人的な

感想だけど。恋人が死んじゃうやつとか・・・出合ってから結婚するまでとか・・・

息子が不良になっちゃうとか・・・大好きなおばあちゃんが死んじゃうとか・・・。

例外は「木綿のハンカチーフ」くらいかな。これだけじゃないけど。

ま、内容はいいや。

 

字数ね。

「世界がうらやむ」の「うらやむ」の4語が一小節の中の後ろ半分の8分音符

4個分に割り振られていて、メロディ的にも最後の4単語でひとくくりの感の

ある音程になっていると思うので、”う”が、3拍目から始まり、まあ自然。

「十六茶飲んで」だと、単語としては十六茶で一単語なわけで、最後の”ちゃ”が

すでに3拍目になってしまう。で、3拍目の裏拍に「飲んで」の”の”が来るので、

どうも腑に落ちないと言うか、原曲と単語の乗せ方が違うし、メロディ的にも

違和感を感じると言うか、何よりかっこ悪い。ダサイ。

「せかいが、うらやむ」だと4と4になるんだけど、「じゅうろくちゃ、のんで」だと、

5と3になるから(このメロディだと)変に聞こえるって話なんだけどさ。

 

こんな細かい話、しかもCMの替え歌なんかどうでもいいじゃんって思うだろうけど、

(これはたいして深く考えてないだろうけど)、わざと変なところで区切ったり繋がったり

する歌詞を聞くとどうもイヤなんだよね。感覚の違いと言えばそれまでなんだけど、

70年代歌謡曲を基礎に聞いてきた耳には違和感があるんだよね。

作詞家がきちんと小節内に(苦労をして?)単語を収めているのを聞いてきている

からさ。