リオオリンピックで、選手の皆さんはすごく頑張っているよね。
常人には想像がつかないくらいの肉体的、精神的にぎりぎりの
状態で上を目指して毎日練習していることと思う。
そこまでやってのオリンピック出場なわけで、たとえいい成績や
いい結果が出せなかったとしてもねぎらうことはできても
非難することは決してできないと思う。
これってアーティストも同じだなあと思うんだよね。
みんな人知れず、努力して練習して、時には涙を流し(?)、
時には議論や口論したり試行錯誤しながら、時には夜中に
ひっそりと一人で練習して、練習しすぎて手を痛めたり、
どこか怪我したりしながら、本番までに納得のいく歌と演奏が
できるように調整していく。
もちろんプロレベルの時間は練習に充てられないだろうけど、
それでも基本的には、努力して練習しなければそう簡単に人前で
演奏することはかなわないだろう。
だからステージに出る人は、まずはひとまず、「よく頑張ったね」と
言いたい。
これ誰も言ってくれないんだよね。
もちろんお客さんは音楽を楽しむためにステージを見ているんで、
アーティストを褒めるために見ているわけではないので、仕方ないんだけど、
頑張ってステージをやった人全員に言えることは、”よく努力したなあ”って
ことだよね。ずいぶん練習してステージに上がったと思うし、相当悩みに
悩んで考え抜いて、その曲を作ったんだと思うよ。
まあ、褒められたくて音楽をやっているわけではないだろうけど、
スポーツ選手は割と”努力したんですね”って言われやすいけど、
こと音楽って分野はあんまり”練習大変だったでしょう”とか”血のにじむような
努力を云々・・・”って話はあまりなりにくいんでね、ここで代表して
わたくしめが一つ、アーティストさんにねぎらいの言葉をかけようかなあと
思った次第。
安心してください、見てますよ。