教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

老眼のローガン

2017-10-27 | 日記

老老介護の映画か?これは(苦笑

老眼のローガンなんて観たくなかったよホント。

ウルヴァリンって歳を取らないんじゃなかったの?

SAMURAIでは日本軍と戦っていたし(笑)。

 

もう冒頭のシーンから最後の最後までウルヴァリンが疲れっぱなしで、

満身創痍、疲労困憊のヒュー・ジャックマンとあれだけ頭脳明晰、

ミュータントのリーダーとして気品すら漂わせていたプロフェッサーが

まさかの認知症!ボケ老人ぶりが堪能できるなんて。

「今日は寒いから鍋がいいなあ」「はいはい、病院に付きましたよ」

 

もういままでのX-MENシリーズはいったい何だったのか?ってくらい、

落ちぶれたミュータントが観られる映画。

他の連中ってどうなったんだっけ?ストームとかミステークとか・・・。

 

って悪口ばかりですが、まあ、シリアスって言やあシリアス、

アクションもかっこいいんだけど、まあちょっとグロいかな。

簡単に首が飛ぶし、少女もバンバン人を殺すし。それも

鉄の爪フリッツ・フォン・エリック、もとい、アダマンチウムで。

それと、マッドマックスの2と3も少し彷彿とさせる。

絵的にもそうだし、最後の子供たちのミュータントが出てくる

ところなど少し似てる。

 

「マックス、石油を渡しな」

 

まあ、でもテーマは真剣に、重く作ってあるし丁寧に作られていて、

ふざけた映画(適当にアクションいれとけばいいっしょ?的な)でないのは

よくわかるんだけど。

 

そうそう、劇中では西部劇の名作「シェーン」が使われていますな。

「シェーン、カンバーーーーック!」のラストが泣けるあの映画。

そこに本作のテーマが描かれていましたね。

 

それにしても気になっていたんだけど、このシリーズって(ウルヴァリン主役の

やつは)大概ウルヴァリンと知り合いになる一般人が犠牲になっちゃう。

「自分といると不幸になる」ってセリフがあるんだけど、ホントそれ。

そういう脚本は安易だからやめた方がいいと思うんだけど今作も見事に

それなんだよねえ。

ウルヴァリンに親切にすると巻き込まれて殺されるって図式はわかりやすく

バレバレだからやめて(苦笑