先日のじゅんじゅんイベント、アノバンドと言うバンドさんが出まして、
素晴らしいステージを見せてくれました。
もちろん他のアーティストも最高でしたよ!
なぜアノバンドの話かと言うと、実はギターの方がJC-120を縦にして
使いたいと言ったので、最初は正直あまりいい顔を出来なかったのね。
マイクも動かないようにアンプにくっついてるし、台の上に乗せてモニター
しやすいようにセッティングしていたんでね。
ま、でもすぐに降ろせば可能なことがわかったんで、スタッフに降ろして
もらって好みのように出来たんだけど、始めちょっとイヤな顔をしちゃった
んで、悪いなと思っていたんだけど、ステージ終了後は仲良く話を出来た
んで、大丈夫かなとは思うんだけど、この場をお借りして(?)、謝ります。
ごめんね!次回来たときはすぐに降ろすぜ。
では、なぜ、店としてはそれがイヤだったか。もちろんちゃんと理由がある。
降ろすのが重くて大変とかそういうのではなく、正規の使い方以外の使い方を
するのはやはり店としてはあまりやりたくない。ただそれだけ。
JC-120を立てて使うことでアンプに一体どのくらいのダメージがかかるのかは
わからないけど、少なくとも正規の使い方以外は積極的にはやりたくないと
言うのが本音ではある。トランジスタだから問題ないと思うけどね。
メーカーが推奨している以外の使い方は故障の原因になる可能性があるから
やりたくないってことね。ま、真空管じゃないので縦でも平気だとは思うけど。
結局、店側は故障的なトラブルを避けたいので、イレギュラーな使い方はしたく
ないんだよね。本来なら、イレギュラーな使い方をしたいならば自分の所有物で
やるのが誰からも文句を言われずいいね。まあ、でも重いからねえ、ジャズコ。
所有するのは大変だわな。
この辺は色んなライブハウスに出ることを想定すると、あまりイレギュラーな
やりかたでないと演奏できない状態にするのは、本当は得策ではない。
面倒くさいし、あまり有利に働くとは思えない。
ま、でもそれはそのバンドのやり方だからね。そこもきちんと考えつつ、
活動すればよい。
自分たちのやってた時は、リハもセッテイングも何もかもとにかく素早く、
文句言われないようにサクっとやりたかったので、全部こっちでやってたねえ。
ベースを2本持って行くときも小型ミキサーに入れていちいち差し替えなくても
大丈夫なようにしてたね。ワイヤレスも2台だよ(苦笑
ベースアンプでの音作りも補正程度にして、ラインに行く前にプリアンプやEQなどで
音自体を好みに完成させておく。
ギターアンプも自前でマイクを立ててもらうだけ。
こういうことは店側に面倒をかけないと言うのもあるんだけど、人の手が介入すると、
間違いが起こりやすいからなんだ。
バンド数が多かったり、狭かったり、人数が多かったり・・・色んな悪条件の中で、
自分たちの好みをこと細かく一所懸命伝えても店側も対応しきれないときも
あるだろうなあと思ってたからね。本番になって忘れられちゃうってことも多かった
からさ。昔はバンド多かったからねえ。
もちろんT☆ROCKSはきちんと対応するけど、そういう考え方もあると言うことは
頭の片隅にでも入れておくとこれからの人生に役立つかも。
結局さ、大げさに言うと時代もあるかもなって思うね。
自分たちのときは幼少の時分からガキは多いわ、バンドも多いわで雑に扱われたり、
今みたいに一人一人親切丁寧に対応してくれない状況が当たり前だったんで、
自己防衛が働くのかもしれないなあって思う。人任せに出来ないから全部こっちで
やるって言う考えだよね。「あれやってください、それ貸してください・・・」ではなくね。
今は親切だと思うよ、どこ行っても。
ライブハウスのベーアンをなんでも来いって感じで、使い
ますが、もう音は全然違うよね、その場所によって。
ギターアンプの定番、マーシャルやJC-120でも個体差が
大分あるんだから、ベースアンプなんて、それこそ、
アンペグ、ハートキー、ギャリエンクルーガー、トレース
エリオット、SWR、マークベース、最近ではアギュラーや
アッシュダウンなんかもあるのかな。
もうメーカーが違うんだもん(笑)。全然音の印象は
違うんだよねえ。
だからあまりアンプに依存した音作りはしないように
心がけているんだけど・・・。
それでもギターはマーシャル、JC-120が100%置いてある
んだからいいよ(笑)。
まあそれでもキャビから直接音を拾うから、自前はあっても
いいかもね。
巷ではそんな使い方が流行っているのか
俺なんか15年ぐらい機材同じ(笑)だから知らなかった
レコーディングなら効果ありそうだけど
ライヴではどうかね…
あとジャズコって原始的な構造のリバーブ付いてなかった?
オンにしたままアンプに衝撃(動かしたりぶつけたり)すると反応するからそう思ってるんだけど
そっちへのダメージが心配だね
まぁ、そのギタリストさんは悪気は全くないだろうから先輩ギタリストとしてアドバイス
同じ型番のアンプでもライヴハウス、スタジオによって全く音が違う事もあるから頑張ってアンプ買いましょう!
結局、凄い楽だよ
自分たちの時代はやりたければ自分でやれば?って言う
状況でしたが、今はお店が協力してくれてどこでもやって
くれますって時代なんですね。
確かに本来ならそういった裏ワザは自分の機材でやるのが
筋ですが、やはり時代です(笑)。
今は外音の関係云々より自分の立ち位置が気持ち良ければいいって
言う考えが多いと思いますね。
ま、それはそれで正解ですけどね。それをなるべく外音に
反映させるのはこちらの仕事ですが、PA側もそれを把握
してしっかりいい仕事をしなければいけません。
バンド側と同じ目線ではいけないってことですね。
ところで、確かに低域は床を這って少し増幅されますね。
床が振動しますからね。ただ、それならキャスターを取って
直置きでも同じ効果ではないかと思いますね。
若干低くなるからモニターはしにくくなくかもですけど。
外音への影響は多少って感じですかね。ゼロじゃないですけど、もちろん劇的に違うほどではない。
微妙ですよね。
外音は、PA通るのでオーディエンスには、
まったく関係ない(笑)。
結局は、弾き手の自己満足かと。
郷に入れば郷にしたがえという言葉も
あるのでそういう使い方を したいので
あれば自分でアンプ持ち込むべきだと
思います。
基本、上手いひとは、筆は、選びませんし
ビジュアル的な事だけならちょっと
理解に苦しみます。