愛にさよならを(Goodbye to Love) カーペンターズ
カーペンターズを一番良く聴いていたのは
中学生から高校生まであたり。
もちろん未だにフェバリットのアーティストであることには
変わりはない。
この曲も好きでよく聞いていたんだけど、
ギターソロがいきなりディストーションのかかった
音で入ってきてびっくりした記憶がある。
で、そう感じたのはどうやら自分だけではないようで
当時はポップスに歪んだギターを入れるなんて、と
あまり好意的に思われずちょっとした騒ぎになったそう。
そんなことがあったなんて全然知らなかった。今さら知りました。
それまでピアノ、ドラム、ベース、ストリングス、ソフトなギター
などなどの演奏だったのに歪んだギターはちょっと刺激が強いか。
また、このやや違和感の正体はこの音色かなと思う。
アンプをマイク録りしたふくよかな音色ではなく、
コンソールに直接突っ込んでオーバーロードさせた
ような音。あるいはアンプヘッドで歪ませそこからキャビネット
ではなく直接コンソールに入れたような音。
ちょっとビートルズのレボリューションに似てる。
イントロのジョンのギターの音。あれは当時ジョンがとにかく
音を激歪ませたくて”なんとかしてくれ”ってんで仕方なく録音した
歪ませたギターの音をまた更にコンソールに直接ぶち込んで
そこでわざわざオーバーロードさせたんだって。
それであんな火を噴くような耳障りな音色になっている・・・と。
それにしてもカーペンターズは楽曲、歌、アレンジ、コーラス、
どれも素晴らしいよね。最近のデタラメの音楽とはだいぶ違う。
しっかりと音楽理論に基づいて作られていると感じる。
ま、デタラメなかっこいい音楽ってのも好きなんだけどさ(笑)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます