椿三十郎
2018-11-21 | 日記
反則・姿三四浪ではないですよ(笑)
「椿三十郎」1962年、東宝、白黒映画です。
主役を演じる三船敏郎は”用心棒”とほぼ同じ役柄と言うかキャラ設定ですね。
内容は違うけど、こちらはもう少しスピーディにわかりやすい感じで
描いている印象がありますね。
用心棒と同じく仲代達也が適役。
”七人の侍”の際の三船敏郎とはだいぶ違って、やはりこういう人物像が
似合う。あれはあれで強烈だったけど。
”羅生門”や”生きる”などはエンターテインメント作品とはちょっと違うと
思うので、あまり難しく考えず単純に楽しみたい方はこの映画はおすすめです。
とは言え、しっかり辛口の脚本、構成、演出等、決してお子様ランチ的な
作品にはなっていないのでご安心を。
今さら言うまでもないでしょうけど。
僕には落語みたいな楽しみ方があると思いました。
反則・姿三四浪さんの詩を聞きながら
情景などを思い浮かべるとその楽しさが理解できるのではないかと思います。
想像しながら楽しむ
ああいった昭和的な情景を詩にできるのは色々な人生経験豊富なのではないかと思いますよ。
仲代達矢って忠臣蔵のイメージが自分には強いですがなぜか堀内孝雄の歌とセットになります。
あのセンスはなかなか理解できないかもですね。
そしてまた非常に真面目な方です。