たまに自分の中では理解しかねるサウンドやパフォーマンスに出くわすこともある。
いや、ダメな演奏・・・つまりNGの音やステージなら話は簡単だけど、微妙な時ってのも
あるんだよね。
そういう時に「あれは自分で納得した音を出してるの?」って聞く時がある。たまにだけど。
あるいは「あのメロディに対してあのコードプログレッションは正解なの?」なんて場合もある。
で、その場合「はい、気に入ってます」って答えるのはごくわずかである。
まあ、微妙に空気も読んでいるのかも知れないけど、「気に入っているので放っておいてくれ」
と言うのは稀だね。
まあ、実際、自分も含め、色々と悩むことはたぶん一生だと思うんだけど、「自分のやっている
ことに自信をもっているか、否か」と言うのは結構大事ではないかと思う。
で、なぜそういったことを聞くのかと言うと、もし、「はい、これが自分のスタイルです」と言えば、
「そうか、わかった、じゃあがんばって貫いてくれ」と励ましたいからなんだ。
矛盾しているようだが、周りの意見はしっかり聞いた方がいい。プロレベルのアドバイスや
アンケートなどによる、お客さんの要望もしっかり受け止めた方がいい。
そのうえで、「これは貫きたい」と言う部分はしっかりこだわりを持って、続けて行けば
いいと思う。それが個性にもつながるし、「人と違う」と言うのは結構な武器になる。
その代り自己責任が常に付きまとうことも覚悟しなければいけない。
人に気に入られるか否かはわからないし、それによって攻撃されないとも限らない。
例としては偏っているんだけど、自分の大好きなバンドのCHEAP TRICKのベーシスト、
トム・ピーターソンの12弦ベース。これは当時はだいぶ叩かれた。ロビンもギターを
弾くので都合3本も弦楽器が鳴ることになるし、ベースなんてただでさえ、シンプルに
徹した方がいいのに、弦が通常より8本も多いし、おまけに歪ませてるし、もうサウンドは
かなりグシャグシャになる(笑)。必要ないだろっていつも言われてたね(笑)。
それでも貫いたおかげで有名になってるよね。ま、楽曲がヒットしたのが一番大きい
んだけどさ。
https://www.youtube.com/watch?v=ie__mQUMAG4
(よくメンバーからクレーム来ないな(笑))
https://www.youtube.com/watch?v=t1rIm_kYHaE
(トムのわけわかんないベース講座)
https://www.youtube.com/watch?v=LqB9lhHqmsE
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