土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

池上本門寺 2013初秋

2013-09-29 00:12:29 | 散歩
ランチの後は散歩がてら本門寺へお参りです。池上線の住人ならば一度は訪れたことがあるお寺でしょうね。そもそも池上線は本門寺への参詣客の輸送を目的として設立されたそうです。私が池上線の住人になってから20年以上が経過しますが、本門寺を訪れるのはこれが3度目か4度目です。
  
本門寺通りの商店街を道なりに進み、突当りを右に曲がると総門が見えてきます。戦災を逃れたこの門は元禄年間に建立されたそうです。扁額の「本門寺」は門より古く、寛永4年(1627)本阿弥光悦の筆になるとか。写真では全く見えませんが。
   
総門をくぐると96段の此経難持坂(しきょうなんじざか)が待ちかまえています。加藤清正公が慶長11年(1606)に築造寄進したそうです。階段の途中では猫が居眠りしながら日向ぼっこをしていました。
  
階段を上ってすぐ右手には大きな日蓮聖人像があります。これは昭和58年に富山県の信者より奉納された新しいもののようです。
   
階段を上りきった正面には仁王門が見えてきます。2枚目の写真は、門の右手の長栄堂。長栄山の守護神「長栄大威徳天」を奉安しているそうです。3,4枚目は日朝堂前の菩薩像です。
   
仁王門をくぐると右手に手水場(ちょうずば)が見えます。手水場では手を洗い、口をすすいで身を清めます。反対の左側には立派な鐘楼堂があります。
   
仁王門をくぐって正面に見えるのが大堂(祖師堂)。旧大堂は昭和20年の空襲で焼けてしまい、現在の大堂は昭和39年に再建されたものだそうです。ここでお参りをします。
    
お参りをすませて五重の塔の方へ向かうと、こんなかわいいお地蔵さまが迎えてくれます。五重の塔は桃山時代、慶長13年(1608)に建立され、その後、移築、改築を経ているそうです。
   
五重の塔からは池上会館へ向かい、展望台へ上ってから帰路につきました。

こちらは今日のおみや。本門寺と言えば定番は葛餅です。黄粉と黒蜜をたっぷりかけておいしく頂きました。寶家さんの瓦煎餅も買いたかったんですが、今日は何故かお休み。
初秋の爽やかなひとときを過ごすことができた池上本門寺のお散歩とお参りでした。

施設情報:
日蓮宗大本山 池上本門寺
東京都大田区池上1-1-1
03-3752-2331
東急池上線池上駅下車徒歩10分
2013年9月28日(土)
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神田明神2013春

2013-04-28 00:21:53 | 散歩
さて、洋食のランチでお腹を満たした後はお散歩。神田明神にお参りしてきました。1,300年近くの歴史を持つ由緒ある神社で神田、日本橋、秋葉原などの108町の総氏神だそうです。
   
最寄駅は御茶ノ水ですが住所は千代田区外神田。なお正式名称は神田神社です。駅を降りて聖橋を渡り、本郷通りをしばらく行き、湯島聖堂を過ぎた所を右に曲がって少し行くと左手に参道の鳥居が見えてきます。
   
鳥居をくぐって少し行くと綺麗な随神門が見えてきます。昭和50年に昭和天皇御即位50年の記念として建立された総檜、入母屋造の御門です。随神門をくぐったその先に左右に狛犬を従えた御神殿があります。こちらは権現造、鉄骨鉄筋コンクリート、総朱漆塗で昭和9年に竣功されたそうです。二礼二拍手一礼でお参りです。
   
左の写真は境内にあるえびす様尊像。何だか現代的で可愛らしいえびす様です。右の写真はその近くにいたポニー。こちらも可愛いですね。あかりちゃんと言う神馬でもうすぐ4歳になるようです。
   
境内のすぐ隣にある駐車場を利用した屋上庭園もあります。
   
ツツジが満開です。
   
こちらは千代田区指定有形文化財の神田の家。昭和2年に建てられた木造建築の店舗併用住宅で、日本家屋の粋が集められているとか。今日は公開日ではなく中へ入れなかったのが残念です。
   
こちらは帰りに寄った湯島聖堂。孔子廟の大成殿が見事です。紫禁城のミニチュア版のような感じを受けました。
御茶ノ水の名所旧跡巡りで過ごした連休初日の午後のひとときでした。

施設情報:
神田明神
東京都千代田区外神田2-16-2
03-3254-0753
JR中央線御茶ノ水駅(聖橋口)下車徒歩約5分
2013年4月27日(土)
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春の小池公園2013

2013-04-01 17:58:32 | 散歩
今日は平日ですが休出の代休を取りのんびりしています。家で昼御飯を食べた後、ひまなのでちょっと小池公園へ散歩に出かけました。
   
小池公園は長らく小池の釣り堀として親しまれてきましたが2007年に閉鎖されました。その後、区が公園として整備を進め2009年にリニューアルされました。リニューアルされてから、まだまともに行って無かったのでちょっとお散歩。
   
この池は昔から小池と呼ばれていますが、何と比較して小さいのかと言うと当然洗足池です。洗足池は元々千束の郷の大池と呼ばれ、それに対する小池だったんですね。洗足池は日蓮上人が足を洗ったと言う故事に基づき江戸時代に改名され、当時から風光明媚な行楽地として栄えたそうです。
   
小池公園は池の周りに遊歩道が配され、子供が水遊びできるような水深の浅い親水池も備えています。本数は少ないですが桜も数か所に配されています。桜の枝の間を飛び交っているのはツグミでしょうか。
   
種類はさほど多くは無いですが、春の訪れと共に草花も咲いています。
   
お年寄りや子供連れの方がのんびり散歩する、静かな住宅街の中にある落ち着ける公園です。
   
ベンチでは昼寝をする人や買い物帰りに休憩する人も見受けられます。
   
サギや鴨も訪れ、池の中では鯉やオタマジャクシが泳いでいます。水面をスイスイと進むアメンボも見かけました。
   
こちらは散歩の帰りに撮った小池のお稲荷様の桜の老木。1本だけですが幹の太い桜の老木が今年も見事に咲いています。桜の花びらが散って玉砂利もピンクに染まっています。
のんびりとした平日の午後の散歩でした。

施設情報:
小池公園
東京都大田区上池台1-36-1
03-3726-4300(大田区役所 調布まちなみ維持課)
東急池上線長原駅下車徒歩約4分
2013年4月1日(月)
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洗足池の桜2013

2013-03-31 00:41:07 | 散歩
今日の更新第二弾は恒例、洗足池のお花見です。このブログの開設以来、毎年洗足池の桜は紹介していますが全てランチとの併載。散歩のカテゴリーを追加したので今年初めて独立した記事にしています。
   
中原街道に面した池の端では見事なピンク色をした枝垂れ桜が迎えてくれます。毎年、この濃い色と枝垂れ具合に感心させられます。一方、閉店したテラスジュレの建物はまだそのままです。雰囲気のいい場所なので早く何とかしてもらいたいものですね。
   
中原街道側から対岸を望むと所々に密度の濃い桜が見受けられます。今日は花冷えで寒いですが、池にはボートも出ていてウミネコも来ています。
   
この桜は池の西側の階段を上った所にある小さな公園のもの。淡い色のソメイヨシノと濃いピンクの枝垂れ桜が揃っています。
   
この場所は洗足池の穴場です。宴会をするような場所は無く人も少ないので桜に囲まれたベンチに座って癒されます。
   
この木は橋を渡った八幡神社の下の所に1本だけある不思議な木。淡い色の花と濃いピンクの花が1本の木に同時に咲いています。調べてみるとこれは桜ではなく桃の木で源平桃という品種のようです。ズームで撮ると背景の松とも相まって花束のようです。
   
この辺りはちょうど中原街道の対岸にあたります。桜越しに赤い弁天様も望めます。
   
池にはカモも泳いでいます。この日多く見たのは写真のキンクロハジロ。そろそろカモもいなくなる時期ですね。屋台もたくさん出ていますが人通りはそれほどでもありません。やはり天気が良くないせいでしょうか。
   
さすがに盛りはもう過ぎたようで所々に葉桜も見受けられます。それでも洗足池公園ではブルーシートを広げて花見に興じる人達や場所取りをしている人達で足の踏み場もありません。
   
今年のお花見も、この土日が最後のようです。今のうちに今年最後の桜をたっぷり楽しんでおきたいものです。
   
洗足池の楽しみは桜以外にも四季折々の色々な草花を愛でることができるところ。今日見かけた桜以外の花では椿があります。上の1枚目は椿。池の周り3か所ほどで見かけました。そして2枚目の写真も椿。まるでバラのようですが乙女椿と言う品種のようです。
今年最後の桜を楽しんだ土曜の午後のひとときでした。

施設情報:
洗足池公園
東京都大田区南千束2-14-5
03-3726-4300(大田区役所 調布まちなみ維持課)
東急池上線洗足池駅下車徒歩約2分
2013年3月30日(土)
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目黒川の桜2013(中目黒)

2013-03-23 22:17:26 | 散歩
さて、今日中目黒へ来たお目当ては桜です。近年目黒川もお花見スポットとして有名です。そこでどんなものなのか訪れてみました。
   
駅を降りた所からすごい人です。同じ目黒川なので五反田の目黒川の桜と大差はないだろうと思っていたら大違い。いきなり密度の濃い桜が出迎えてくれました。
   
桜の本数もその密度も大したものです。多くの人が訪れるのも納得です。
   
つい数日前まで五分咲き程度と言われていましたが今日はもう満開です。
   
ここ10年ぐらいで訪れたお花見スポットと言うと隅田川、千鳥が淵、新宿御苑、洗足池に五反田の目黒川ぐらい。中目黒の桜もそれらに決して引けは取りません。
   
中目黒の駅から少し上った辺りでは川幅が多少狭くなっていることもあり、目黒川が桜の屋根で覆われています。
   
見事な桜に目を奪われるばかりです。
   
お花見をたっぷり楽しんだ土曜の午後のひとときでした。

施設情報:
目黒川河畔
東京都目黒区上目黒1丁目辺り
03-5722-9621(目黒区役所広報課)
東急東横線中目黒駅下車徒歩約2分
2013年3月23日(土)
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