総本家長寿庵(蕎麦)その3 池上線旗の台駅

今日は3連休の初日でいい天気。旗の台へ来ています。伺ったのは蕎麦の総本家長寿庵さん。目黒から移転してきて6年ほどになる蕎麦屋さんですが、総本家という老舗の敷居の高さはありません。すっかり街に溶け込んだお蕎麦屋さんです。
　　
旗の台から歩いても、長原から歩いても少し距離のあるお店ですが、我々が伺う時は長原から中原街道沿いに歩いて行きます。途中通りかかった中華の幸運飯店さんは、コメント欄のてつおさんの情報通り閉店していました。残念ですね。イタリアンのルーティン・ダイニングや回転寿司の魚屋路(ととやみち)を過ぎて大井町線のガードをくぐってしばらく行くと漸く「うどん・そば」の幟が見えてきます。
　
このお店、外観や店内はけっこうモダンですが、店内の飾りものには昔ながらのものがあります。そば焼酎の瓶の上のたわしの亀とか千円札が飾ってある商売繁盛の熊手とか。今日は11時半の開店時間を15分ほど過ぎた頃に入店。我々が口開けでしたがすぐに常連さんらしい子ども連れの方も来店。店内は4人掛けのテーブル3卓にカウンターも2か所あり、全部で20席足らず。それほど広いお店ではありません。
　　　　
街の蕎麦屋さんらしくメニューは豊富です。定番の蕎麦の他に種ものやぶっかけも豊富で、日替り定食は13種類、昔ながらの伝統どんぶりは11種類もあります。定食と伝統どんぶりにはいずれもそば又はうどんが付きます。
　　　
こちらには牡蠣を使った蕎麦があり、これまではそれをお目当てに来ていましたが2種類とも制覇。また牡蠣の天婦羅の蕎麦かなとも思いましたが、気になっていた伝統どんぶりから海老天どんぶり\1,000-をお願いしました。天丼は海老天が2尾に舞茸の天婦羅も付いています。麺は冷たい蕎麦をチョイス。これまでは温かい蕎麦しか食べていませんでしたが、ちょっと蕎麦が柔らかいのが気になっていました。冷たい蕎麦は逆にかなり固めに茹でてあります。固過ぎて若干喉越しも損なっているような気もします。蕎麦つゆはちょい辛めでバランスの良いもの。柚子が香ってきます。別添えで柚子の搾り汁も付いてきますが既につゆにも柚子が入っているようです。それにしても海老天2尾の天丼に蕎麦も付いてCPは高いですね。
　　
こちらは女房のお願いしたカキフライ定食\900-。麺は温かい蕎麦をチョイス。卓上には揚げ玉、胡麻、青海苔、七味の薬味が常備されています。女房は胡麻を振りかけて蕎麦はおいしいと満足していましたが、カキフライはいたって普通。私は固めの御飯が好きなので気になりませんでしたが、女房は御飯も固過ぎるとお冠。やっぱり蕎麦にすればよかったと後悔していました。
　
ランチの後は買い物がてら旗の台の商店街を散歩して、いつもの珈琲館でお茶。私は本日のスペシャルの完熟コーヒー\400-、女房は抹茶カフェオーレ\500-。
いつものまったりとした土曜のランチでした。

店舗情報：
総本家　長寿庵(蕎麦)
東京都品川区旗の台6-24-12
03-5751-1551
池上線旗の台駅南口を出て商店街(稲荷通り)を右へ。しばらく行くと中原街道に突当るので信号を渡り、右(五反田方面)へ。大井町線のガードをくぐりしばらく行った左側のビルの1F。消防署の手前。駅から歩いて5分ほど。
2013年1月12日(土)