思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

返却する勇気?

2007年10月03日 | Weblog
昨日だったか今日だったか、新聞記事を読んでいて「なにっ?」と思った。
ある若い記者がコラム欄のようなところに書いている。

近年高齢者車の運転で引き起こす交通事故が増えていること。
過去事故を起こしたことがなくとも、自分の運動機能・反射神経の衰えに気づかずある日突然事故を起こす事例が増えていること。

そのことを踏まえて記者は言う。
「高齢者は運転免許証を返却する勇気を持とう」だと。

私はこういう訳の分ったような顔をして正義感ぶる奴が嫌いだ。
高齢者はおそらく車に頼る事例は増えると思う。

言うなら
「高齢者は自分の加齢による心身の衰えを常に意識してチェックしながら安全運転を心がけよう」
と言うべきだ。

運転する権利は奪うべきではない。
高齢者を無能力者のごとく扱い、進んで運転を辞退しろとは気に食わん。
その程度の判断は任せてもらおうか、そんなことはお前には言われたくない。

しがらみ

2007年10月03日 | Weblog
人間は社会的動物と言われる。
生きていれば必然的に人間同士の関係が生じるし、一人では生きられない。
いろんな「しがらみ」が生じる。

「しがらみ」を辞書で調べると「恋のしがらみ」、「浮き世のしがらみ」とか出てくる。
我々はそのような「しがらみ」の中で生きている。

時々そんな「しがらみ」に引きづられる。
夫婦関係、サークル、友人、恋愛感情、すべて人間関係が付きまとう。
そんな「しがらみ」は時として破滅的な感情を生み出す。

今、そんな破滅的な感情の中にいる。
そんな「しがらみ」に縛られて嫌な思いをするなら、その関係は葬り去ってしまえ、と思う。
「そんな風に私は思われていたのか」と無性に腹が立つ。

いっそ綺麗さっぱりとそのしがらみは絶ってしまおうと考える。

こんなことを言っても「えっ、何のこっちゃい」と他人は思う。
本人にとっては「それは絶対に許せんっ」といっても、部外者が見れば「この浮き世、そんなことはどこにでも転がってることさ」と笑うだろう。

人間は些細なことに傷つき、怒ったり悲しんだり絶望的になったりする。
一歩だけ高みに立ってみれば、愚かしい笑止千万な事柄である。

どうぞ笑ってください。
しかし、それは本人にとっては人生を左右する一大事に思えたりするから不思議だね。

それでも、明日からまた生きていかなければならないとは、人間切ないものがあるね。

独りよがりの「しがらみ」談義です。