思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

遊び好きの女

2007年10月07日 | Weblog
昼少し前に、もうすぐ昼だな、昼飯は何かな、なんて考えていたら、女房が化粧が終わった姿で出てきた。

「じゃ、行ってきます」
「えっ、どこへ?」
「この前のカラオケ大会の反省会の食事会、言ってたでしょ」
「えっ、昼だった?」
「そう、昼の食事よ、大会運営の委員の反省会よ」
「ええ?、俺の昼飯は?」
「適当に食べてよ」
「げっ!」
「言っとくけどお食事会は無料よ」
「そんな事はどうでもいいっ」
「食事終わったら、トットと帰ってくるつもりですけど」

そう言って出かけたまま、もう夕方6時に近いのに帰ってこない。
カラオケのグループだから多分どこかのカラオケ店で盛り上がっているのだろう。

まあ、いいけど。
俺の夕飯だけがどうなるのか、すこし気になる。
携帯にかけてみたらって?
都合が悪いときは一切電話に出ませんから、無駄です。

多すぎて困る

2007年10月07日 | Weblog
朝のテレビ番組の合間に流されるコマーシャルを見ていて、「なるほど納得」と思わせるものがあつた。

ある行動心理学者の言葉らしい。
「ひとは選択肢が多すぎると何も選べなくなる」

テレビの画面は、乳母車を買いに来た男女が4台の異なる商品を紹介され即座にその中の1台を選んで購入する。
もうひとつの画面は2,30台の異なる商品見本を見せられ、あれこれ悩むが結局決定できずに買わずに帰ってしまう。

一見矛盾する行動に思われるが納得できる。
種類が多い中から選ぶほうが、自分の欲求によりマッチしたものがあるはずである。
何故決められないことになるのだろうか。

ここに人生の機微が潜んでいるように思う。

「あなたの生き方には選択肢は4つしかありません、しかも実際に選ぶことが出来るのはその中のひとつだけです」
と言われたほうが観念して腹をくくり易い。

「あなたの生き方には無限の可能性があります、好きな生き方を選んで進んでいってください」
と言われたら悩みぬいて結局選べないかもしれない。
「生き方はひとつだけ?、2つか3つの同時進行だって可能じゃないのか」
等と悩むだろう。

多くの人は
「あ、私もそういう経験ある」
と思うはずだ。

だからこそ「行動心理学」なる学問で飯が食えることになる。
言われてみれば妙に納得するところがミソだ。
実際は詭弁のようにも思えるが。

ところで、これ何のコマーシャルだったか覚えてない。
CMとしては落第かも。