昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ところで、庭の花

2010-05-11 | 話題
ここで、ちょっと色彩豊かな庭の花たちに目を向けてみます。放任して特に世話などしない草花ですが、春には結構楽しい花が咲きます。毎年アップされている花もあるかもしれません。

 とにかく、花の愛好家には目を瞑っていただいて、自由奔放に、夏の暑さにも、冬の寒さにも負けずに自然淘汰された生き残りです。


さてトップを切って現れましたのは何でしょうか。

知る人ぞ知るジャカランダです。ここに来て一年も経っていません。彼は冬の寒さで、落葉し今年新芽が出てきました。何年経つと花が見られることやら。現在樹高50cm。




当家にあった月下美人の後継者クジャクサボテンです。




エビネです。小さな葉だけが出ていましたが、今年は大きく成長して、多くの花が付きました。




 どうもこの花は、地味な感じで咲いていながら存在感があり、マニアの間では大変評判がいいようですよ。
よーく見れば繊細な姿のランですね。エビネ愛好家のサークルもありますね。
 




さて、これはトチノキの赤ちゃんです。樹高60cm。拾ってきたトチの実が発芽して2年になります。大きな葉ですね。




最近どこでも良く見かけるジャスミンが咲きました。香りが少しきついようですね。




初めは10年以上前になりますが、株分けされたりしながら、野生に戻って咲いています。




これも10年位前になりますが、一度雪で消えてしまったが、復活してどんどん株が増えて、今年は見事に多数咲きました。強い種類ですね。君子蘭です。



嵐山北邦野草園(カエルとカタクリとエンゴサク)

2010-05-10 | 国内旅行
 まさか残雪のある中でエンゴサクを見るとは思っていませんでした。

 エンゴサクを知ったのも数年前で、但馬の山里で見つけて、何と可憐な花が雑草にあるものだと感心して、一株を植木鉢に移していたものです。それが、一時は植木鉢から消えてしまっていたのが新芽が出てきたと思って、まもなく、花が咲きました。

 2010.4/15-16, 2008.4/29, 2007.4/18, 2006.4/19


このエゾエンゴサクの逞しい茎は見事ですね。これは可憐な花なんてな物じゃありませんね。黄色はフクジュソウ。



斜面のエゾエンゴサク。



林床のエゾエンゴサクが点々と咲いていました。

大きくアップします。




フクジュソウの固い蕾とザゼンソウと、その手前のバイケイソウの若芽、そしてマムシグサの種子でしょうか、冬を耐えて、これから発芽することでしょう。



固い蕾が多い中で、色づいているカタクリです。




小さな湧き水の池がありました。案内板によると、サンショウウオの卵が見えます。




直ぐ隣りにはカエルの卵(右)もありました。
 



カエルの卵の傍に、親のカエルがいました。それも仲良しのカエルです。



北邦野草公園は、川を渡った向こう側の山野一帯でした。なかなか雪深い土地ですね。



嵐山北邦野草園・アイヌコタン

2010-05-09 | 国内旅行
  4/30と言うのに、残雪があり、小糠雨さえ、春の幕をなかなか開けない原野で、春を見つけようとうろうろしました。

ここに併設されているアイヌコタンのモデルがありました。ぬくぬくと、暖かそうな小屋掛けですね。
 

藁とか茅でなくて、総笹の葉葺きの小屋は立派な物です。大きな笹の葉です。中は広いですよ。
 






カタクリ・フクジュソウはまだ蕾でした。エンゴサクは開いていました。バイケイソウは若葉の新芽が出かけています。




ここにも何やらクロッカスのような蕾があります。





雪の中の僅かの隙間にカタクリが出ていますが、蕾はまだまだ固い。




左:カタクリ、開くまであと少し。右:ザゼンソウ、庵室で悟りを開こうとしています。
 




こちらでは、チームで座禅を組んでいます。サトイモのような葉はくるくると巻いています。


嵐山北邦野草園

2010-05-08 | 国内旅行
旭川市の西方、平地が山になるあたりに嵐山がある。山すそを石狩川が流れ、どことなく京都の嵐山に地形が似ています。そこに北邦野草園があります。

山裾を巻く川は、オサラッペ川と言います。左手の山が嵐山です。アイヌの言葉がそのまま残っています。
 



川を渡ったところに野草園の標識があります。直ぐに管理事務所と資料室がありました。




展示室には、当野草園で見られる草花の写真が並んでいます。エゾエンゴサクですね。その他うまく行けば、これから観察できる花たちの写真です。
 
 
ハクウンボク(エゴノキ科)とエゾノコリンゴ(バラ科)
 

春の野草というパネルの写真です。





資料館を出ると、眼についたのがエゾノリュウキンカでした。

小さなせせらぎに沿って、健気に花を咲かせ、冷たい雪解けの水の中から生えています。


雪が消えた跡の斜面でせせらぎになっています。




蕗の薹だけは早いですね。巨大な花はあの巨大なアキタブキの花ですね。




エンゴサクが咲いていました。まだまだ時季として早いですね。この時は4月末日で明日から5月と言うのに…

この花は、ほぼ咲ききっているか。


フクジュソウは、蕾が綻びかけています。



渡り鳥の休憩場所

2010-05-07 | 国内旅行
 かねてから聞いていた永山新川の無数のカモたちに出会いました。

 カモの案内板がありました。いつも近くの池で見ているカモたちが、ここに集合して、さらに北へと向います。

白鳥もいました。





コブハクチョウと違って、スマートですね。頭が黒ずんでいるのは、まだ子どもだろうか。



カモたちの喧騒はどうだ。何を喋ることがあるのでしょうか。




♂♀のカップルが、すでにそれぞれ出来ているようですね。




頭の黒い後ろ髪の長い、お腹が白いキンクロハジロがいます。



何が原因か判らないけれど、一斉に飛び上がりました。



上空高く群れが舞い上がり、北へ旅立つ練習をしているようです。




ふと見ると川面には白鳥とキンクロハジロが残されています。種類が違うと、同じに動かないようです。





数分で着水し始めた。水の勢いがよいですね。


次々と降りてくる。




カモの一群がデモ行進です。一列に並んで、そこのけそこのけ俺たちの行列だぞー。



渡り鳥の旅立ちの旭川でした。今日はすでに北へ飛び去って姿が見えなくなったと聞きました。




ジオサイト マップと渡り鳥の集り①

2010-05-06 | 国内旅行
 サロマ湖を後にして旭川へ戻ります。

途中。南北に走る十勝山脈のど真ん中の道の駅で、面白い案内図の看板を見た。ジオサイトマップとある5×3m位の案内図で、旭川紋別道路の完成時に作ったらしい。

山岳地帯の地形図とか、文化、レジャーとかの総合案内でした。



地質の上で、奇勝などを紹介しています。


奥白滝と言うのは、白滝地区で、峠を東から西へ抜ける峠の国境の道でした。



 旭川に帰ってきました。石狩川の支流に架かる橋から、川面を埋め尽くす野鳥の大群でした。


羽音もごーっと響かせて、頭上を舞う鴨たちでした。跳んでいても数分で、再び全部が舞い降りてきます。

永山新川というのはは洪水対策で出来た運河です。



右に見える橋は、国道40号線だったと思います。川面にもまだ多数が浮かんでいます。




この一瞬は着水の最中です。集団で渡りの練習をしているのかも。これはロマンである。



チュンチュン?ジュンジュルジュル?とやかましいことです。白鳥もいますね。コブハクチョウと違って、スタイルがスマートに見えます。


サロマ湖の果て

2010-05-05 | 国内旅行
 どこかで旭川紋別道路がかなり出来上がってきたと聞きました。地図で見ると旭川から200kmもないようだし、サロマ湖までが近くなったらしい。
 北海道の真ん中を南北に走る大雪山系から南へと続く日高山脈の山並みは、文化の繋がりさえも不便だったのではないかとも思う。

サロマ湖は、琵琶湖・霞ヶ浦の次に大きな湖といいます。湖面の高さとかの調節もあり、1929年(昭和4年)海と繋ぐ努力をした。それが、息子の学校の教科書にも出てきました。

一度は見たいものと。地図で言うと砂洲の先端の龍宮台展望台まで走ることにしました。




サロマ湖の沖合いに延びる細長い陸地から、湖の展望です。






浅瀬にはカモメがたむろしています。




 落葉樹の木立の中へ、大きな鳥が飛んでいきました。白い尾をしていたことから、あっ!オジロワシ、と叫んだものでした。それが、前方の木立の枝に止まっていました。

ズームをかけて撮ったのですが、この天気の悪さでは期待できません。






岬の先端まで行けると思っていたら、ここに門番が居て、立ち入り禁止でした。




そこが高さが10mくらいの展望台がある。これが龍宮台展望台でした。海に面して防潮堤があり、龍宮の絵物語が書いてありました。そしてここが龍宮台だという由縁が書いてありました。
 
これが記念碑です。




今日のオホーツクは波穏やかで、流木が砂浜にごろんと横たわる。




ここに来ればホタテを食ってと店を探しました。新鮮でコシコシして甘くてうまいホタテでした。
 


壁にあったポスターです。見事な夕景です。湖畔の景勝・探索は次に機会を作りましょう。

オホーツク海への道

2010-05-04 | 国内旅行
 旭川に宿泊したからには、オホーツク海が見たくなりました。道が良くなって約180kmほどは往復できそうです。


左:道央道を北へ、比布(ぴっぷ)まで走ります。右:旭川紋別自動車道を進む。
 


大雪山系を西から東に横断します。積雪も残り、気温が4-5度まで下がります。そこにしらたき町がある。





やがて紋別道が途切れて、15kmくらいで遠軽町に入ります。



遠軽町から北へ、湧別町に着くとそこが、オホーツク海と出会う。そこには、とれとれ物産店があった。看板には、ほたて・さけ・かに・かき・えびなどの絵がある。




こんな大きなサイズの毛蟹が手ごろな価格がついている。今朝の水揚げだと言うから、味も落ちていない筈。




手のひらよりも大きな帆立貝が300円と聞けば買いたくなりますね。



オホーツク海の荒波を防ぐ、丸いブロックは穴があいています。おもしろい。


北海道の中心に身を置く旭川

2010-05-03 | 国内旅行
常盤公園の敷地かと思うところに、道立の美術館があり、その前庭の芝生の上に、面白い造形を見ました。



高さ2.5mほどで半円形をしており、まるで西瓜を切った形で、その直線部分に何やら並んでいます。ヒト?。




よく見れば、群衆の造形でした。







少し斜めに眺めると、方向性が出て、おもしろい感じになりました。







旭川駅前まで散歩をします。
 旭川は駅前から約1kmの買い物通りが、公園で歩行者天国になっています。

正面に駅の表示の三角のモニュメントが見えます。背後の四角の建物は、改築中の新駅舎です。



歩行者天国に散在しているブロンズの像のひとつ。蓄音機を聞く犬がいましたが、ここでは猫が聞いています。




歓楽街の街角に焼き芋屋がある。夏は焼きとうもろこしを売る。男山酒造の看板が出ています。




次の交差点は、道内の各地に繋がる要衝の地点ですね。札幌・稚内・網走に向う分岐点ですね。


原点の旭川

2010-05-02 | 国内旅行
pm3時に旭川駅前に着いた。明日からのドライブの概要は、JAFで地図で抑えながら聞いてきていたが、さらに駅構内の案内所に立ち寄ります。

駅の正面に降る雪は赤い雪です。日が暮れると白く輝く。
右はその並びにあった鉄道警察、サスペンスドラマでよく出てきますね。初めて見ましたよ。
 




東を見ると、大雪の山並みは見えるような、見えないような、見えないような。




左:繁華街の端には、歴史のある常盤公園があります。旭川開拓の当時を偲ぶ公園でもあるという。
右:公園の中の千鳥ヶ池(チドリがいるのでなくて、多くの鳥がいると意味)
 





あまり人を恐れないカモたちが多数憩っている。







左:市民の憩いの場所になっており、まだ残雪が残っている冬の風景です。
右:初めて設置された天文台があります。今は星空の教材になっていますが、この丘に立つだけで、広い地平線が見渡せるほどの展望であったに違いありません。
 




公園の中に神社があります。昔は神社の境内にある公園だったことでしょう。雪が見えます。先ほどの鳥はどこかに行ってしまいました。





この優雅な橋は旭川の原点「旭橋」で、常盤公園の裏にあります。街のシンボルでもあります。




その河川敷は雪の集積場になっていました。