蕃神義雄 部族民通信

レヴィストロース著作悲しき熱帯、神話学4部作を紹介している。

ヘーゲル精神現象学 導入章の紹介3 Youtube投稿案内

2024年10月23日 | 小説
Youtubeの概要欄を貼っておきます。
(2024年10月23日)考える仕組みを精神現象として解析するヘーゲルそれが精神現象学、この題名には感じ入ってしまうけれど、これと同じように重要な2の思想が表に出ていない。それは、人は経験を経ずに、生まれながらの思考を持つ、2番目は人の考える方法は弁証法です。初原の作品ながら、ヘーゲル哲学は満載です。
さて本投稿、ヘーゲルは知を語る。「その目的は固定している、自身を越える必要性を持たない」。知はモノ世界の対象を理解するし、現象の野に持ち込む。その対象を概念化して、現象の影として現象域に投影する作業です。知の仕事とその範囲はこれだけで、それを「固定、自己を越えない」とヘーゲルが教える。しかし対象がモノ世界で具有していた実質、真理は失われる。その後、悟性に言及する。 « la conscience est pour soi-même son propre concept, elle est donc immédiatement l'acte d'outrepasser le limité » (本文中から) 悟性は自分自身にして覚自であり、自身の限界を知り、すぐさま越える。ヘーゲルはかく知と悟性の性状の差、そして正反対の行動を露わにする。現象世界での弁証法とは真理を表現しない概念conceptと、人がもともと所有する基準mesureのすり合わせとなります。節目事に基準は訂正を入れる、この流れが実際ではないけど実効的 « effectivement réel » 実効的実際の正体です。


弁証法の工程で変遷するのは悟性


ヘーゲル現象学youtubeこれまでの動画の住所

この動画リンク https://youtu.be/L1p0Sewi6yM
ヘーゲル精神現象学の初回(全体の紹介) https://youtu.be/5JzC6p1e9B4
同本文の第1回動画リンク ヒトは現象の影で考える、現象である限り絶対にたどり着かない https://youtu.be/r1XfTUO7ohA
第2回リンク ヘーゲルはオソレを語る。無力の個が絶対を前にする心構え https://youtu.be/dfvH5yAa0Zg
第3回 動画リンク 現象の野に弁証法が展開 https://youtu.be/6sJEZTUqBbg
第4回動画リンク 限定否定が弁証法の進展を保証 https://youtu.be/3kxLZLB2rOM

部族民通信のSNS活動 ; 
Youtube動画リンク https://youtu.be/6sJEZTUqBbg

ブログアドレスは https://blog.goo.ne.jp/tribesman

ホームページアドレスはwww.tribesman.net 
HPではYoutube動画をサイト内に貼り付けています。PDF(Youtube でのプレゼンパワーポイントをPDF化)もリンクされている。

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