湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

本棚

2011-05-19 22:48:49 | 学習

本棚はいいものを用いている。チェリー材のガラス戸つきのものだ。日本は湿気が多いから、書物は密閉式のものに限る。本が多くて、一部、和歌山の実家にまとめて送っているのだが、粗末な開放式の書棚に置いているため、みるみる黄ばんでいる。密閉式の本棚の書物はいつまでたっても、あまり色が変わらず、日焼けもしない。

保存がよければ、古くなっても人の垢を気にせず読める。娘たちが、何かの拍子に、ワシの読んだ本を読んでくれるて、それについての感想を親子で話し合ったりできるようになるといいと思っている。

そういえば、このまえ、本棚を整理した。その時の写真。蔵書が多くて、ひと棚に2列入れている。ふだん読まない2列目はご覧の通り。左から「翔ぶが如く」、「真田太平記」、「宮本武蔵」、「菜の花の沖」、「坂の上の雲」。昔読んだ長編小説は全部奥のほうにある。トルストイやドストエフスキーもかなりそろっている。

全部そろっているが、そろっているからといって、しょっちゅう読むわけではない。むしろ、読み返さないほうが多い。長編小説は、読み返すと、2月、3月かかるから、手軽に読み返せないのだ。それでいて、しかも場所をとる。こういったものは電子図書に向かうべきなのだろう。