バラは秋も咲くが、元々は今が季節である。
すべて光が丘公園で。
不愉快な話①
この前の某会計セミナー。不愉快だった。質疑応答タイムに入ってから。
セミナーはわしも主催したことが何回もあるし、よくわかるのだが、盛り上げ用に質問を用意しておくのだ。講師とも打ち合わせ済みの質問。
そのセミナー。けっこう難しかった。正直、質問したいところだらけ。だけど、質疑応答の時間って限られているから、何でも聞くわけにいかず、ミニマムにしてマックスの効果を上げるべく、質問を考えていたんじゃ。他の参加者もそうだったはず。
そのとき、この司会者、質問が出ないと勘違いして、用意済みの質問を出しよった。それも、実務とあんまり関係のない教養レベルのやつ。また、それが時間取ったんだわ。最悪。
結局、聞きたいことはしっかり聞けず。不完全燃焼で会場を後にした。
不愉快な話②
SNSのトピックでマラソン大会中止時の参加料の取り扱いというお題なのに、ひとりだけ、しつこく「震災や電力不足と関係ないのに、中止にするのは不届き千万」ってばかりいう書込み。しつこく誘導させようとする。
自分の書込みと、お題が合っていないのが気がついていない。みんな無視したが、不愉快なやつである。
①も②も同じくらいの歳のおっさん。
頭(A)が固くて(K)空気が読めない(Y)というのが共通。
「AKY60」という名前でデビューしたらよいと思う。
毎年、4~6月、必死こいて仕事する。前年度の反省で新年度の最初だけはすごい勢いで仕事する。
今年は特にすごい。自分で言うのも恥ずかしいが、ノリに乗っている。仕事に燃えているといってよい。これが年中続いていたら、今頃、ホリエモンになっていたはずだ。
ま、どこまで続くかわからないが、一年中仕事しないよりはずっといいだろう。とりあえず、このまま走る。
そんなわけで、夜になると、ぐったり。もう寝まっさ。
本棚はいいものを用いている。チェリー材のガラス戸つきのものだ。日本は湿気が多いから、書物は密閉式のものに限る。本が多くて、一部、和歌山の実家にまとめて送っているのだが、粗末な開放式の書棚に置いているため、みるみる黄ばんでいる。密閉式の本棚の書物はいつまでたっても、あまり色が変わらず、日焼けもしない。
保存がよければ、古くなっても人の垢を気にせず読める。娘たちが、何かの拍子に、ワシの読んだ本を読んでくれるて、それについての感想を親子で話し合ったりできるようになるといいと思っている。
そういえば、このまえ、本棚を整理した。その時の写真。蔵書が多くて、ひと棚に2列入れている。ふだん読まない2列目はご覧の通り。左から「翔ぶが如く」、「真田太平記」、「宮本武蔵」、「菜の花の沖」、「坂の上の雲」。昔読んだ長編小説は全部奥のほうにある。トルストイやドストエフスキーもかなりそろっている。
全部そろっているが、そろっているからといって、しょっちゅう読むわけではない。むしろ、読み返さないほうが多い。長編小説は、読み返すと、2月、3月かかるから、手軽に読み返せないのだ。それでいて、しかも場所をとる。こういったものは電子図書に向かうべきなのだろう。
辰野まで行くとして、バス代が往復6,000円。宿代が5,000円。
ただ、行けるのが、6月11日(土)。本当はその次の週が蛍量が多くてよいが、都合が悪い。
だれか、行きまへんか。いっしょに。
今年の夏は暑くなる。冷房が効かないから、死ぬほど暑くなるはずだ。さあ、どうする。
ワシは思う。たまには、おもいっくそ、夏を楽しもうじゃないか。汗をかこう。人工的な冷房なんぞいらない。端居に打水、花火に冷麦。朝顔にホウズキ。祭りに団扇。やりたい放題だ。
だいたい、せっかくの夏なのに、冷房つけて、青白い顔して、膝に毛布かけて、もったいないじゃないか。シミが残るほど日焼けしよう。
ネクタイもいらんなあ。かりゆしウェアで統一したらいかがか。そもそも、この高温多湿の日本でネクタイにジャケットなんて、どだい無理があり過ぎ。
とにかく、今年の夏は脱冷房宣言。そして、9月にはしっかりと秋を体感しようじゃないか。
というわけで、中止になった、かすみがうらマラソンの参加賞がむなしく送られてきた。
運営の収支も簡単に報告されていて好感。62百万円ほどが日本赤十字経由で被災地支援に寄付されたらしい。
Tシャツも被災地に送っては?という意見もあったらしいが、参加者に送付という結論になったとのこと。
夏に向けて、このTシャツで走ってみるか。といっても、色がなあ~残念。
それにしても、ホタルが見たいといっても、東京では見れない。見れても、板橋の人工的な飼育園の中では少々味気ない。飼育員さんには申し訳ないが。
ほんでもって、行くとしたら、中伊豆の湯ヶ島温泉か、諏訪から少し南に下った辰野町である。今考えているのは、辰野町。こんな感じ。
しかも、辰野は新宿からバスで1本である。交通至便。かつて、4時間かけて飯田まで行ったが、そこまで下らなくてもよい。
問題は、いつ行くか。そして、誰と行くかである。娘たちは土曜日も学校があるから無理だし、当然、ニョーボも嫌がろう。ワシと一緒に蛍見物に行ってくれる人急募。
風呂上り、暑くなって、寝間着姿で、ちょっと外に出てみた。風が心地よい。いよいよ夏近い。この季節になると、子供のころを思い出す。実家は田園地帯で、6月頃になると、そろそろカエルが鳴きだし、稲穂も緑が鮮やかになってくる。
そして、ホタルである。当時は用水路は石垣を積んでこしらえたもので、そこにヘイケボタルが育ち、夜、それほどにぎやかではないが、ぽつぽつと蛍が飛ぶ。あ、あそこにいた、みつけたという感じ。父親が一匹捕まえて見せてくれた。お尻が光っていた。
そのうち、やがて、その用水路は、何故か立派なコンクリートに進化し、それと同時に蛍は姿を消した。蛍の光は、それ以来、記憶の中でしか光らなくなった。
蛍が見たい。年々、その気持ちは強くなっている。今年は蛍が見たい。