美味徒然 トロワサージュで…

飯田橋に移転したトロワサージュのソムリエが綴る
フレンス料理、ワイン、洋食にまつわるetc

砂肝のコンフィ

2012-02-17 | グルメ

今日はフランスの料理用語の説明を…。

 

「コンフィ」という料理方法はフランスではお馴染みなのですが、日本にはありません。

 

マリネしたお肉を、たっぷりの鴨の脂で煮込む…あくまでも低温で煮るのです。

揚げるのではありません。保存食の一種で、その脂ごと壺や瓶に漬け込みます。

そして食べる直前にカリッとソテーして戴きます。

味が馴染んで鴨の脂の香りがなんとも香ばしく食欲をそそります。

 

トロワサージュでは「砂肝のコンフィ」と、「鴨もも肉のコンフィ」。前菜と主菜の両方に登場!

それぞれ違う趣ですのでどちらも試してみて下さい。

「砂肝のコンフィと木茸のソテー」

コンフィにした砂肝は柔らかくも食感が良く。バルサミコ酢の風味と鴨脂の香りが、お酒を一層美味しくしてくれる一品です。アラカルトで召し上がる常連さん達に大人気で、メニューから外せないメニューです。

アラカルトの価格は以前の店の時よりお安く設定してあります。コースでご注文の方もサイドディッシュとしてどうぞ…。

 

「鴨もも肉のコンフィ、リヨン風」

骨付きの鴨のもも肉も、コンフィにすることで味が馴染み、身離れよく食べやすくなります。

飴色になるまで炒めた玉葱とじゃが芋の付け合せがリヨン風で、鴨の風味と絶妙のコンビ。

フランス料理としては素朴で何のてらいもないのですが…これが美味しいのです。

 

 

そうそう「コンフィ」には、もう1つ意味があります。

果物や野菜の砂糖漬け…の事もそう云いますので、ご注意あれ。

 

 

 

詳しくはホームページを…。http://troissages.muse.bindsite.jp/


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