今日はフランスの料理用語の説明を…。
「コンフィ」という料理方法はフランスではお馴染みなのですが、日本にはありません。
マリネしたお肉を、たっぷりの鴨の脂で煮込む…あくまでも低温で煮るのです。
揚げるのではありません。保存食の一種で、その脂ごと壺や瓶に漬け込みます。
そして食べる直前にカリッとソテーして戴きます。
味が馴染んで鴨の脂の香りがなんとも香ばしく食欲をそそります。
トロワサージュでは「砂肝のコンフィ」と、「鴨もも肉のコンフィ」。前菜と主菜の両方に登場!
それぞれ違う趣ですのでどちらも試してみて下さい。
「砂肝のコンフィと木茸のソテー」
コンフィにした砂肝は柔らかくも食感が良く。バルサミコ酢の風味と鴨脂の香りが、お酒を一層美味しくしてくれる一品です。アラカルトで召し上がる常連さん達に大人気で、メニューから外せないメニューです。
アラカルトの価格は以前の店の時よりお安く設定してあります。コースでご注文の方もサイドディッシュとしてどうぞ…。
「鴨もも肉のコンフィ、リヨン風」
骨付きの鴨のもも肉も、コンフィにすることで味が馴染み、身離れよく食べやすくなります。
飴色になるまで炒めた玉葱とじゃが芋の付け合せがリヨン風で、鴨の風味と絶妙のコンビ。
フランス料理としては素朴で何のてらいもないのですが…これが美味しいのです。
そうそう「コンフィ」には、もう1つ意味があります。
果物や野菜の砂糖漬け…の事もそう云いますので、ご注意あれ。
詳しくはホームページを…。http://troissages.muse.bindsite.jp/