大野
大野
これは判るだろうか。装飾的であるが故に分り難い図柄だ。決して暗喩はない。波として見えれば千鳥が隠れているのも判る。意匠の面白さが際立つ作だが、このような意匠を生み出した芸術指向を感じとりたい。日本の伝統的な美意識が備わっているのだ。
大野
これは判るだろうか。装飾的であるが故に分り難い図柄だ。決して暗喩はない。波として見えれば千鳥が隠れているのも判る。意匠の面白さが際立つ作だが、このような意匠を生み出した芸術指向を感じとりたい。日本の伝統的な美意識が備わっているのだ。
表側を見ると、2羽の千鳥が上部で制動波の上を飛んでおり、コガイヒツアナのほぼ真上にあります。一方のくちばしがもう一方の湾曲した翼に触れています。そして、3羽目の千鳥が中郷穴の真下にいて、左に向かって飛んでいます。波と底の千鳥は反転していますが、上のシーンの流れの続きに過ぎないと思います。
3羽それぞれの目である小さな丸いパンチマークさえ見ることができます。