波文図目貫
1 波文図目貫
目貫に波のみを描くのは難しいのではないだろうか。1のように円形に波の一部を切り取るという方法は安易ではあるが、窓から覗きみているように面白味もある。銀地高彫。2は波頭の崩れ落ちる部分を左右にして、波の流れを下に構成している。彫刻技法は1に比して巧みで丁寧だが、波の構成としてはもう一つと言ったところか。円形に構成しなくても目貫としては機能するし、安定感もあろうかと思う。朧銀地高彫。
2 波文図目貫
1 波文図目貫
目貫に波のみを描くのは難しいのではないだろうか。1のように円形に波の一部を切り取るという方法は安易ではあるが、窓から覗きみているように面白味もある。銀地高彫。2は波頭の崩れ落ちる部分を左右にして、波の流れを下に構成している。彫刻技法は1に比して巧みで丁寧だが、波の構成としてはもう一つと言ったところか。円形に構成しなくても目貫としては機能するし、安定感もあろうかと思う。朧銀地高彫。
2 波文図目貫