紅葉に鹿図鐔
鉄色が黒々として艶がある。採り合わせが絵画的な図柄で、鹿の姿が景色に溶け込んでいるようでとてもいい。全体の風合いは古調だが、絵画的には進化しているのだろうか。優れた鎌倉鐔だと思う。
紅葉に鹿図鐔
鉄色が黒々として艶がある。採り合わせが絵画的な図柄で、鹿の姿が景色に溶け込んでいるようでとてもいい。全体の風合いは古調だが、絵画的には進化しているのだろうか。優れた鎌倉鐔だと思う。
月に雁図鐔
雁だけで他の要素が極めて少ない。鎌倉鐔としては珍しい意匠。薄肉に彫り込んで文様表現するという手法のみが鎌倉鐔で、鎌倉鐔の多彩さは薄れている。進化があったのかもしれない。
鳥図鐔
これもいろいろな要素が配されているのだが、鳥が主題のようだ。以前にも紹介したが、透かしの曲線は何だろう。川を意味しているのであれば面白い感性と言えようが・・・良く分からない・・・