セカンドライフセミナー

2006-06-16 18:29:03 | 日記・エッセイ・コラム

再就職支援会社が主催するセミナーに参加した。セミナーへの参加は無料でセミナーの内容に少し興味があったからである。午前は「海外暮らし編」で今回はマレーシアの紹介があった。ほかにはタイ、オーストラリア、カナダ、ハワイ、スペインなどがリタイヤした人を受け入れている。マレーシアのペナンは美しいビーチ沿いのコンドミニアムの家賃が月8万~10万円が相場とか。生活費を含めて夫婦で17万~25万円あれば物価の安いマレーシアでは楽しく暮らせるという。これがハワイになるとコンドの家賃が25万~40万円と割高になる。 希望同伴者が性別により異なるそうだ。男性は妻と行きたいが圧倒的に多いが、女性は一人でまたは友人と行きたい比率が男性のそれよりも高いという傾向がでているとか・・ フム。

午後は「田舎暮らし編」だった。私が行っている再就職支援会社と和歌山県が業務提携している関係で、和歌山県の職員がなんと4名もやってきて説明してくれた。全国の都道府県の中で和歌山県は秋田県に次いで人口減少率が高く、とにかく移住者を増やそうと力を入れている。農業体験コースとかIT企業誘致とかまあ立派なカタログが6種類ほどあったかな。午前の「海外暮らし編」の参加者は10名ほどだったが、午後の「田舎暮らし編」は60歳前後の方が30名ほど来ていて中には夫婦とおぼしきカップルも何組かいた。年金生活者かそれに近い年の人が移住しても地域に貢献できるのかな?と疑問におもうが、和歌山県の職員が言うには「皆さんのような若い方にきていただけると地域が活性化する」とな。 地方ではかなり高齢化がすすんでいるのかな。 セミナー終了後、私が和歌山県の出身であることを伝え彼らとしばらく世間話をした。職員の一人は私の卒業した高校の同窓生であった。 農業や林業を職業としてやってみたいとは思わないが、豊かな自然の中でそれも海辺の近くで暮らしてみたいと思う。 地域住民と価値観を共有できるかという問題はあるが、インターネットと宅配便の普及により私の中では田舎暮らしのハードルは低くなっている。  

コメント (1)
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