千葉県立市川昴吹奏楽部顧問だったの個人ブログ

元千葉県立高等学校吹奏楽顧問

東京都交響楽団演奏会に行く

2016-05-30 18:04:39 | 行事
ただいま、東京文化会館に移動中。電車の中で勉強しているK君。部員達と行きました。


曲目
ヒンデミット:金管と弦楽のための協奏音楽 op.50

出だしは弦楽器のフォルテで始まり、金管楽器が、それを引き取るが、そのバランスの絶妙なこと。こういうところは、指揮者の指示より、楽員の方々の音楽性の高さだと思います。そして金管楽器群から提示される新しいフレーズを今度は、弦楽器群が受けます。金管楽器のマルカートからの響きと弦楽器群のマルカートからの響きの対比が何とも言えなくカッコいい。
都響のトランペットセクションの音色は、一階一番後ろにいる私にピアノからフォルテまで伸びやかに届く。特にフォルテでの音の余韻は、フレーズにより微妙に違いがあり、その心地良さはライブだから感じられるもの。
ホルンセクションの伸びやかな自由なフレーズイングは、聴いているだけで私の心を自由にしてくれる開放感を感じます。
トロンボーンセクションは、柔らかな音色が、フレーズによりいろいろ変化し、トランペットと組む時、ホルンと動く時、チューバと組む時、様々な美しいハーモニーで音色の違いを出してくれます。また、ソロは、高い音域、中ほどの音域、低い音域の様々なトロンボーンの音色が文化会館を響かせていました。
チューバ。もう最高。メータ指揮イスラエルフィルの演奏をCDで聴いた事があります。イスラエルフィルのチューバのShemuel Hershkoの演奏は素晴らしいと思いましたが、佐藤氏のチューバも素晴らしかったです。音がカッコ良い。特にレガートでフレーズを吹くところは、他の楽器を包み込むのが、聴いていて快感です。
都響の金管セクションは、音が柔らかく、壮大で、ヒンデミットの作品の素晴らしさを私の心に届けてくれました。とても美しかったです。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491

音楽は幅が広い。モーツァルトの作品は、ヒンデミットと違い、違う視点の美しさ。ピアノは、自持ちです。


トラックに積んでいました。


R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』組曲


ホルンセクションは、神様。いろいろな音色、フレーズを文化会館大ホールを飛びまくっていました。

東京都交響楽団様、市川昴高校吹奏楽部のために本日は素晴らしい演奏ありがとうございました。


本日来られたお客様のためです。1人占めしない。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!