えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

会社の目的を考える勉強会 指導者とは5

2006年12月18日 09時21分54秒 | ニューホンコン造花(広告記事です)
 昨日は映画「ライフ・イズ・ビューティフル」をご紹介し、
『嘘』も「叱咤激励」の大事なやり方と、説きました。

 そう考えると、私が一番最初に「会社の目的を考える勉強会」のお誘いを
皆さん方に流した時に引用したソフトバンク・孫さんの言葉が
正しいかどうかという問題が生まれてきます。

その言葉は
「ビジョンのない経営者より、志を持った誇大妄想家の方がまし」
です。

 以前私は、この孫さんの言葉を、
「ビジョンのない経営者より志を持った誇大妄想家の方がましなのか?」
と疑問符を付けた書き方で、否定的に紹介しました。

 しかし、「ライフ・イズ・ビューティフル」の説く『嘘』が「叱咤激励」の大事なやり方の一つなら、
孫さんの「誇大妄想」も当然、「叱咤激励」の範疇に入ります。
と言うより、そのものです。
 半面、「ビジョンのない経営者」からは「叱咤激励」の姿が見えてきません。

 そうなると、やはり孫さんの仰る、
「ビジョンのない経営者より志を持った誇大妄想家の方がまし」
は「真」とも言えます。

 ただ、もう少し思考をめぐらせて、人としての価値そのものを考える時、
「ビジョンのない経営者」の方が「志を持った誇大妄想家」より、
価値が低いのでしょうか。
 もしくは「よくない生き方」なのでしょうか。

 さらに、「ライフ・イズ・ビューティフル」に再び置き換えると、
例えば「嘘をつかず息子を救えなかった父」と「嘘をついて息子を救った父」の
どちらの方が人としての価値が高いのでしょうか。
 たやすく答えはでません。

 「指導者とは叱咤激励」にまで行き着いたのに、
とたんにまた袋小路にはまってしまいました。

 第一回目の会社の目的を考える勉強会以降、
「指導者とは」と題して5回に渡って勝手なおしゃべりをしましたが、
このテーマに関してのメールは今回で一旦、終わります。
 私が今到達している考えはここまでです。
さらに考えが深化した時には、またお伝えします。

 私の考えをここまでまとめるきっかけを与えて下さった
Kさんをはじめ「会社の目的を考える勉強会」のみなさん、
5回も拙文にお付き合いただきましたみなさん、
ありがとうございます。
 
 今後の私の思考の発展のために、ご意見を賜れば幸いです。

 上記の文はフォーラム・アイのみなさん配信したメールを少し修正したものです。この日記の読者の方には分かり辛い箇所もありますが、ご容赦ください。

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